他の地域にある広いインダストリアルスタイルのおしゃれなキッチン (アンダーカウンターシンク、フラットパネル扉のキャビネット、青いキャビネット、御影石カウンター、黒いキッチンパネル、磁器タイルのキッチンパネル、黒い調理設備、クッションフロア、グレーの床、グレーのキッチンカウンター、表し梁) の写真

Markland Model Home, The Scottsdale

CornerStone Homes

Modern Industrial Kitchen with Farmhouse touches, this kitchen boasts a large open island with built-in walnut table, Kichler lighting, custom geometric tiled backsplash, wood hood, White Shaker cabinets and Cambria Quartz countertops.

AEG　tast & care center／AEG東京ショールーム

STUDIO KAZ／ステュディオ・カズ

今回AEGの新ショールームをデザインするにあたって、AEGというブランドの魅力はなんだろう？他ブランドとの違いはなんだろう？を考えた。その時に1907年に就任したデザイン顧問Peter Behrensの言葉『デザインはその物の特性に合った形状を作ること、そして新しい技術を引き立てること』を知る。それは“FORM AND FUNCTION COMBINE（形状と機能の融合）”であり、それが“FORM AND FUNCTION EVOLVE（形状と機能の進化）”をもたらすことを示している。この話をいただいた時、たくさんのヒアリングとディスカッションを繰り返し、そこから生まれた小さなアイディアを膨らませ、イメージを重ね合わせるという作業を繰り返した。その結果、600mmモデュールのフレーム構造を採用し、そこにAEGの赤いロゴマークが浮かび上がる空間をイメージする。その背景として『黒』を合わせるが、全てのパーツは単純でフラットな黒ではなく、ムラがある黒塗装のフレーム、黒いクォーツストーンの天板、北海道産ナラ材の厚突板を黒く酸化させた面材、床、壁、天井、、、と様々な表情とストーリーを持った『黒』を組み合わせている。まさに『COLORFUL BLACK』であり、『黒』はもはや色ではなくマテリアルのひとつなんだと認識することができる。こうすることでAEGのロゴがより強調され、且つビルトインされたキッチン家電も主役として空間の中に存在することができる。

Modern Vibe

Julie Deuble

ニューヨークにある広いインダストリアルスタイルのおしゃれなキッチン (アンダーカウンターシンク、フラットパネル扉のキャビネット、青いキャビネット、御影石カウンター、黒いキッチンパネル、磁器タイルのキッチンパネル、黒い調理設備、クッションフロア、グレーの床、グレーのキッチンカウンター、表し梁) の写真

Markland Model Home, The Scottsdale

CornerStone Homes

Modern Vibe

Julie Deuble

Markland Model Home, The Scottsdale

CornerStone Homes

Markland Model Home, The Scottsdale

CornerStone Homes

インダストリアルスタイルのLDK (黒いキッチンパネル、クッションフロア) の写真

キッチンは美味しい食事を作るためには欠かせないスペース。毎日使う場所だからこそ、機能性だけではなくおしゃれさにもこだわりたいものです。ここでは、使い勝手の良さやおしゃれさにこだわったインダストリアルスタイルのLDKのリフォーム事例と、LDKリフォームのポイントをご紹介します。

LDKの改善ポイントを考える

まずは、現在使用しているキッチンを見直してみましょう。調理するスペースが狭い、高さが自分の身長に合っていない、収納スペースが少ないなど、キッチンによってさまざまな改善ポイントが見つかるはずです。こうした改善ポイントをもとに、インダストリアルスタイルのLDKのリフォームを検討しましょう。

動線や広さ、レイアウトの見直し

LDKスペースは人の動きに合わせてレイアウトすることが重要です。動線を意識して、広さやレイアウトを見直しましょう。広さの目安として、キッチン空間を2～3歩で行き来できるのが良いといわれています。狭すぎず広すぎず、キッチンの通路幅は0.9～1.2m程度に収めると良いでしょう。また、冷蔵庫とシンク、コンロを結ぶ三角形の動線（ワークトライアングル）が正三角形に近いほど、作業効率が良いとされています。3辺の合計が3.6～6.6mに収まるように配置すると、効率良く動ける程よい広さとなるでしょう。次にインダストリアルスタイルのLDKデザインとレイアウトを特徴別に確認してみましょう。1人で料理をするのか複数人で料理をするのかなど、さまざまなシーンで使い勝手の良いレイアウトを検討してみてください。現在では以下5つのレイアウトが一般的です。

Ⅰ型LDK
Ⅰ型LDKは最も一般的なレイアウトで、シンク、調理台、コンロ、冷蔵庫が横一線に並んだタイプのLDKです。最近では、対面カウンターを付けて背面に収納スペースと冷蔵庫を置くなど、Ⅱ型やアイランド型に似たタイプのレイアウトも人気です。
Ⅱ型LDK
Ⅱ型キッチンはシンク、調理台、コンロ、冷蔵庫を2カ所に分け、平行に配置することで調理スペースを広げるレイアウトです。調理の際の動線が短くなるというメリットがあります。
L型LDK
L型LDKは、シンク、調理台、コンロがL字型に配置されたレイアウトです。ワークトライアングルを作りやすく、動線をコンパクトに抑えることができます。
アイランドLDK
アイランドLDKは独立型LDKとも呼ばれ、シンク、調理台などを壁面から独立させて設置するレイアウトです。調理台を囲むように作業ができるため、家族や友人など複数で楽しみながらキッチンを共有できます。ホームパーティーや料理教室をする際にも便利でしょう。
ペニンシュラLDK
ペニンシュラは英語で「半島」を意味します。LDKの左右どちらかが壁に接しているレイアウトを指します。調理スペースがオープンになっているため、リビングやダイニングにいる方とコミュニケーションを取りながら調理できるというメリットがあります。

ビルトイン機器の選択

インダストリアルスタイルのLDKタイプのレイアウト見直しと同時に、ビルトイン機器も検討されてみてはいかがでしょうか。ビルトイン機器とは、建物や家具、設備などの中に組み込んで利用する機器を指します。システムキッチンには、ビルトインコンロ、レンジフード、オーブンレンジ、食器洗浄乾燥機を組み込むことが可能です。ビルトインであればスタイリッシュにLDKに溶け込み、インテリアの邪魔にもなりません。新築やリフォームの際に取り入れることをおすすめします。

ビルトインコンロ
ビルトインコンロには、それぞれ火力の異なるバーナーを組み合わせた3つ口タイプが一般的です。天板素材はガラストップが主流となっていますが、他にガラスコート、フッ素コート、ホーロー、アルミ、ステンレスなどがあります。使い勝手やデザイン、価格などを考慮して選択しましょう。
食器洗浄乾燥機
食器洗浄乾燥機 (食洗機) は手洗いよりも少ない水量できれいに食器を洗浄することができるため、新築やLDKのリフォーム時には食洗機の導入をおすすめします。国内製のビルトイン食洗機の場合は引き出し式になっているタイプが多いのに対し、海外製のビルトイン食洗機は前開き式になっているものが一般的です。国内製・海外製それぞれで、設置業者や設置可能なシステムLDKが異なる場合があるため注意しましょう。

収納スペースのアイデア

いかにデッドスペースを活かすかがLDK収納のコツです。％Topicの収納は限られているため、多くの食器や調理器具、調味料などを片付けるための工夫が必要です。ビルトイン機器も限られたスペースできれいに収納する工夫のひとつといえるでしょう。システムLDKの収納スペース以外のキッチン収納スペースとしては、床下収納が代表的です。床下の他に、壁面収納なども人気です。壁面収納の場合、食器や調理器具だけでなくLDK家電までも収納し、スタイリッシュで生活感の出ないLDKを演出することもできるでしょう。