一緒に暮らす相棒、観葉植物のインテリア効果(控)
インテリア雑誌などでは、よく「植物を家に飾る」というフレーズを使います。でも、実際の生活において、植物は「飾る」より「暮らす」のほうが、なんだかしっくりくるのではと私は思っています。その差は何なのでしょう? たとえばショールームなどに飾ってある植木は、カッコイイんだけれど、どことなくよそよそしい。それに対して、家庭で育てられている植物には、素人が手入れしているからこその、つくり込まない味わいのある形のおもしろさや、オーナーが愛情を注ぐことによって宿る豊かな個性があって、とても魅力的に思えるのです。
わが家も、いろいろな植物や植木と暮らしています。買った当時よりも大きな鉢に植え替えて、順調に大きくなった植物もあれば、あまり知識のなかった私の水やりのせいで、半分枯れかかってしまった植物も、また立ち直って、おもしろい枝ぶりになっているものもあります。そしてそれらは、どれも愛おしい。植物のたたずまいのおかげで、植物を置いたコーナーが生き生きとする様子を見るのが楽しくもあります。それでは、そんなさまざまな実例を一緒に見ながら、その効果とポイントについてご紹介してみましょう。
わが家も、いろいろな植物や植木と暮らしています。買った当時よりも大きな鉢に植え替えて、順調に大きくなった植物もあれば、あまり知識のなかった私の水やりのせいで、半分枯れかかってしまった植物も、また立ち直って、おもしろい枝ぶりになっているものもあります。そしてそれらは、どれも愛おしい。植物のたたずまいのおかげで、植物を置いたコーナーが生き生きとする様子を見るのが楽しくもあります。それでは、そんなさまざまな実例を一緒に見ながら、その効果とポイントについてご紹介してみましょう。
ニュートラルトーンの部屋にポイントを大小のブルーの植木鉢がポイントカラーになっています。左側のオレンジのクッションカバーもこの部屋のポイントカラーなのでしょうが、それだけだと、全体のベージュトーンに負けてしまいます。そこでオレンジと、色の濃度が近いブルーをソファの反対側に設置して、左右のバランスを取り、さらに植物の緑色を入れることで、部屋に立体感と「引き締め」効果が現れます。白〜ベージュはおとなしくて無難に選びやすい色ですが、のっぺりした印象の部屋になりがち。ここでも、植物の効果が見て取れますね。こちら、ショールームの写真かもしれません。http://www.houzz.jp/photos/38834305だとすると、冒頭の部分「とえばショールームなどに飾ってある植木は、カッコイイんだけれど、どことなくよそよそしい。それに対して、家庭で育てられている植物には、素人が手入れしているからこその、つくり込まない味わいのある形のおもしろさや、オーナーが愛情を注ぐことによって宿る豊かな個性があって、とても魅力的に思えるのです。」と矛盾してしまいますが、大丈夫でしょうか。
インダストリアルスタイルと好相性の植物はインダストリアルテイストのインテリアは、植物があるとないとでは、醸し出す雰囲気がだいぶ変わります。写真の「フィカス・ウンベラータ」は、私が暮らすニューヨーク市ブルックリン地区でとても人気がある観葉植物です。ブルックリンのインテリアの代名詞といえば、インダストリアルスタイル。この写真でも、おおらかな雰囲気のある大きな葉っぱが、このインテリアにほどよい清潔感とバランスをつくってくれていると思いませんか? そうそう、人気の多肉植物も、このスタイルによく似合いますね。この家の記事を読む:My Houzz:家は生き方を反映する――アーティストが暮らすインダストリアルなロフト
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