大屋根の家(古民家移築再生)
農家の地主である建主は、東日本大震災により住まいを被災し、大規模半壊と判定されていた。
公費で解体できることもあり、当初はハウスメーカーや工務店に建替の相談をしていたが、これまで長い間住んできた農家住宅と違い、提案される新築住宅がどうも肌に合わないと感じていた。
母屋にも愛着があり、古材を再利用するだけでも良いのでなんとか残せないかと模索していたところで、私に連絡を下さった。
建物は、庭と駐車スペースを確保するため、現状から5mほどセットバックするようなかたちで同敷地内での移築再生となった。間取りは、吹抜けとインナーテラスのある開放的なLDKを中心に、ご夫婦とお母様の寝室を西側に配置し、東側には収穫した野菜を外で洗えるような下屋スペースと、犬の家、土間の多目的ルームを配置した。二階には遠くに住む娘さんといつでも一緒に住まえるように
個室と寛ぎスペースを配置した。既存の屋根は寄棟だったが、南に向かって開けた空間とするため、大屋根の切妻とし、下屋スペースまでを覆う伸びやかな屋根とした。
今回は、間取りを大きく変更したため、柱はすべて新材とし、梁、桁、小屋組みは古民家材を再生させた。
プランニングには一年近くを費やし、建主と私との長い共同作業で生まれた住宅となった。
築130年の民家を再生したいという想いに出会えたことを、心から嬉しく思う。
公費で解体できることもあり、当初はハウスメーカーや工務店に建替の相談をしていたが、これまで長い間住んできた農家住宅と違い、提案される新築住宅がどうも肌に合わないと感じていた。
母屋にも愛着があり、古材を再利用するだけでも良いのでなんとか残せないかと模索していたところで、私に連絡を下さった。
建物は、庭と駐車スペースを確保するため、現状から5mほどセットバックするようなかたちで同敷地内での移築再生となった。間取りは、吹抜けとインナーテラスのある開放的なLDKを中心に、ご夫婦とお母様の寝室を西側に配置し、東側には収穫した野菜を外で洗えるような下屋スペースと、犬の家、土間の多目的ルームを配置した。二階には遠くに住む娘さんといつでも一緒に住まえるように
個室と寛ぎスペースを配置した。既存の屋根は寄棟だったが、南に向かって開けた空間とするため、大屋根の切妻とし、下屋スペースまでを覆う伸びやかな屋根とした。
今回は、間取りを大きく変更したため、柱はすべて新材とし、梁、桁、小屋組みは古民家材を再生させた。
プランニングには一年近くを費やし、建主と私との長い共同作業で生まれた住宅となった。
築130年の民家を再生したいという想いに出会えたことを、心から嬉しく思う。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2015
国: 日本
郵便番号: 981-3124