
Kyo no Zen Kuruma / 京の禅 「車」
Takanori Tomiura(STUDIO BUG)
Houzz ユーザーのコメント:

京都や大阪などの町屋で多く見られる中庭が暑さ対策に一役買っていることをご存知でしょうか。町屋特有の開口部の狭さと停滞する熱気を解消するために、中庭を囲むように家を建てることで、家の中に風を通す工夫がされています。また、日本の古くからの暑さ対策としては打ち水も欠かせません。日が昇りきる前に打ち水をすることで、気温の上昇を抑える効果が期待できます。逆に日が強すぎる日中は、水がすぐに蒸発して蒸し暑くなることがあるのでご注意を。こちらもあわせて暑い夏を涼しく過ごす、暮らしの工夫

コケ日本の庭の地被として長く愛されてきた苔。苔にもいくつか種類があり、全て日陰に向いているわけではなく、日光を必要とするものもあります。日陰の庭におすすめなのはハイゴケ。ある程度の乾燥にも耐えることができるので、管理がしやすい種類です。青々とした苔の美しさは、ほかの植物にはない魅力です。和の庭にはもちろん、アンティーク調の洋風の庭にもよく合います。

中庭に隠された暑さ対策!京都や大阪など近畿圏に点在する町家で、多くみられる中庭。なぜ、暑さ対策に中庭なのかというと、うなぎの寝床と言われる町家は、間口が狭く奥に長い、そして隣同士が密接して建てられているため、開口部が少なく風の通りが悪くなりがちなのです。そこで、中庭を囲むように家を建てることで、家の中に風を呼び込む工夫をしています。また、町家によっては2つの中庭をつくり、庭と庭の間に居住空間を設けているものもあります。1つ目の庭は日当りが良く、もう1つの庭は日陰になるようにつくられています。2つの中庭に温度差が生じ対流(風)が家の中を流れる、というように計算された建築設計になっています。
Houzz 寄稿者のコメント:

The floor to ceiling view of the garden, the ground covering.