GALDK-03

今週の部屋：野趣あふれる庭と開放的なLDKをゆるやかにつないだ《GALDK》

ゲストを招く機会が多いオーナー。床をテラゾー（人造石）で仕上げたガーデンには、大人数が座れるテーブルとベンチを置いて、ホームパーティーの際はアウトドアダイニングとして活用しているそうです。できたての料理をキッチンからすぐガーデンにサーブできるのも魅力。ガーデンの周囲は、開放感を感じつつプライバシーも守れるよう、高さ約2mの塀で囲んでいるので、室内の延長のようにのびのびとくつろげます。植栽は「ジャングルのようなガーデンにしたい！」というオーナーの希望で、ガーデンデザイナーの協力を得ながら、日本の気候に合うワイルドなイメージの植物をセレクト。高さ4mに及ぶワシントンヤシや女王ヤシ、シラカシ、タイサンボクなどの常緑樹が、一年を通して庭を彩り、ヤマモミジやブルーベリー、レモンなどが季節の変化や収穫の喜びを教えてくれます。

アメリカ出身のご主人とルーマニア出身の奥様、息子さんと2匹の犬たち。「日本の家は面積が小さいので、広く感じられる住まいにしたい」との希望を受け、W.D.Aの建築家、和田学治さんが提案したのが「庭=GARDEN」をLDKの延長として取り込む、《GALDK》のプランでした。