INT2 architecture
サンクトペテルブルクにある小さなインダストリアルスタイルのおしゃれなキッチン (フラットパネル扉のキャビネット、木材カウンター、茶色いキッチンパネル、木材のキッチンパネル、塗装フローリング、茶色いキッチンカウンター、シングルシンク、シルバーの調理設備、ベージュの床) の写真

Industrial Kitchen Design Ideas

Everingham Design

コロンバスにあるお手頃価格の小さなインダストリアルスタイルのおしゃれなキッチン (アンダーカウンターシンク、オープンシェルフ、黒いキャビネット、木材カウンター、黒い調理設備、コンクリートの床、グレーの床、茶色いキッチンカウンター) の写真

Mazama Meadow Guest House. Mazama, Washington

Dan Nelson, Designs Northwest Architects

Kitchen counter detail. Image by Steve Broussea
シアトルにある高級な小さなインダストリアルスタイルのおしゃれなキッチン (アンダーカウンターシンク、フラットパネル扉のキャビネット、茶色いキャビネット、人工大理石カウンター、メタリックのキッチンパネル、メタルタイルのキッチンパネル、シルバーの調理設備、コンクリートの床、グレーの床、茶色いキッチンカウンター) の写真

WOHNUNG X-BERG BERLIN

Otto von Berlin

Foto: Petra Podgornik
ベルリンにある低価格の小さなインダストリアルスタイルのおしゃれなキッチン (ダブルシンク、オープンシェルフ、白いキャビネット、木材カウンター、青いキッチンパネル、シルバーの調理設備、セラミックタイルの床、アイランドなし、黒い床、茶色いキッチンカウンター) の写真

Paris Pied-à-Terre Kitchen

Laure Nell Interiors

After searching for the perfect Paris apartment that could double as an atelier for five years, Laure Nell Interiors founder and principal Laetitia Laurent fell in love with this 415-square-foot pied-à-terre that packs a punch. Situated in the coveted Golden Triangle area in the 8th arrondissement—between avenue Montaigne, avenue des Champs-Elysées and avenue George V—the apartment was destined to be fashionable. The building’s Hausmannian architecture and a charming interior courtyard make way for modern interior architectural detailing that had been done during a previous renovation. Hardwood floors with deep black knotting, slatted wood paneling, and blue lacquer in the built-ins gave the apartment an interesting contemporary twist against the otherwise classic backdrop, including the original fireplace from the Hausmann era. Laure Nell Interiors played up this dichotomy with playfully curated furnishings and lighting found during Paris Design Week: a mid-century Tulip table in the dining room, a coffee table from the NV Gallery x J’aime tout chez toi capsule collection, and a fireside chair from Popus Editions, a Paris-London furniture line with a restrained French take on British-inspired hues. In the bedroom, black and white details nod to Coco Chanel and ochre-colored bedding keeps the aesthetic current. A pendant from Oi Soi Oi lends the room a minimalist Asian element reminiscent of Laurent’s time in Kyoto. Thanks to tall ceilings and the mezzanine loft space that had been added above the kitchen, the apartment exudes a feeling of grandeur despite its small footprint. Photos by Gilles Trillard

Mazama Meadow Guest House. Mazama, Washington

Dan Nelson, Designs Northwest Architects

Kitchen counter detail. Image by Steve Brousseau
シアトルにある高級な小さなインダストリアルスタイルのおしゃれなキッチン (フラットパネル扉のキャビネット、茶色いキャビネット、人工大理石カウンター、黒いキッチンパネル、メタルタイルのキッチンパネル、シルバーの調理設備、茶色いキッチンカウンター) の写真

小さな黒いインダストリアルスタイルのキッチン (茶色いキッチンカウンター) の写真

キッチンは美味しい食事を作るためには欠かせないスペース。毎日使う場所だからこそ、機能性だけではなくおしゃれさにもこだわりたいものです。ここでは、使い勝手の良さやおしゃれさにこだわったインダストリアルスタイルのキッチンのリフォーム事例と、キッチンリフォームのポイントをご紹介します。

キッチンの改善ポイントを考える

まずは、現在使用しているキッチンを見直してみましょう。調理するスペースが狭い、高さが自分の身長に合っていない、収納スペースが少ないなど、キッチンによってさまざまな改善ポイントが見つかるはずです。こうした改善ポイントをもとに、インダストリアルスタイルのキッチンのリフォームを検討しましょう。

動線や広さ、レイアウトの見直し

キッチンスペースは人の動きに合わせてレイアウトすることが重要です。動線を意識して、広さやレイアウトを見直しましょう。広さの目安として、キッチン空間を2～3歩で行き来できるのが良いといわれています。狭すぎず広すぎず、キッチンの通路幅は0.9～1.2m程度に収めると良いでしょう。また、冷蔵庫とシンク、コンロを結ぶ三角形の動線（ワークトライアングル）が正三角形に近いほど、作業効率が良いとされています。3辺の合計が3.6～6.6mに収まるように配置すると、効率良く動ける程よい広さとなるでしょう。次にインダストリアルスタイルのキッチンデザインとレイアウトを特徴別に確認してみましょう。1人で料理をするのか複数人で料理をするのかなど、さまざまなシーンで使い勝手の良いレイアウトを検討してみてください。現在では以下5つのレイアウトが一般的です。

Ⅰ型キッチン
Ⅰ型キッチンは最も一般的なレイアウトで、シンク、調理台、コンロ、冷蔵庫が横一線に並んだタイプのキッチンです。最近では、対面カウンターを付けて背面に収納スペースと冷蔵庫を置くなど、Ⅱ型やアイランド型に似たタイプのレイアウトも人気です。
Ⅱ型キッチン
Ⅱ型キッチンはシンク、調理台、コンロ、冷蔵庫を2カ所に分け、平行に配置することで調理スペースを広げるレイアウトです。調理の際の動線が短くなるというメリットがあります。
L型キッチン
L型キッチンは、シンク、調理台、コンロがL字型に配置されたレイアウトです。ワークトライアングルを作りやすく、動線をコンパクトに抑えることができます。
アイランドキッチン
アイランドキッチンは独立型キッチンとも呼ばれ、シンク、調理台などを壁面から独立させて設置するレイアウトです。調理台を囲むように作業ができるため、家族や友人など複数で楽しみながらキッチンを共有できます。ホームパーティーや料理教室をする際にも便利でしょう。
ペニンシュラキッチン
ペニンシュラは英語で「半島」を意味します。キッチンの左右どちらかが壁に接しているレイアウトを指します。調理スペースがオープンになっているため、リビングやダイニングにいる方とコミュニケーションを取りながら調理できるというメリットがあります。

ビルトイン機器の選択

インダストリアルスタイルのキッチンタイプのレイアウト見直しと同時に、ビルトイン機器も検討されてみてはいかがでしょうか。ビルトイン機器とは、建物や家具、設備などの中に組み込んで利用する機器を指します。システムキッチンには、ビルトインコンロ、レンジフード、オーブンレンジ、食器洗浄乾燥機を組み込むことが可能です。ビルトインであればスタイリッシュにキッチンに溶け込み、インテリアの邪魔にもなりません。新築やリフォームの際に取り入れることをおすすめします。

ビルトインコンロ
ビルトインコンロには、それぞれ火力の異なるバーナーを組み合わせた3つ口タイプが一般的です。天板素材はガラストップが主流となっていますが、他にガラスコート、フッ素コート、ホーロー、アルミ、ステンレスなどがあります。使い勝手やデザイン、価格などを考慮して選択しましょう。
食器洗浄乾燥機
食器洗浄乾燥機 (食洗機) は手洗いよりも少ない水量できれいに食器を洗浄することができるため、新築やキッチンのリフォーム時には食洗機の導入をおすすめします。国内製のビルトイン食洗機の場合は引き出し式になっているタイプが多いのに対し、海外製のビルトイン食洗機は前開き式になっているものが一般的です。国内製・海外製それぞれで、設置業者や設置可能なシステムキッチンが異なる場合があるため注意しましょう。

収納スペースのアイデア

いかにデッドスペースを活かすかがキッチン収納のコツです。％Topicの収納は限られているため、多くの食器や調理器具、調味料などを片付けるための工夫が必要です。ビルトイン機器も限られたスペースできれいに収納する工夫のひとつといえるでしょう。システムキッチンの収納スペース以外のキッチン収納スペースとしては、床下収納が代表的です。床下の他に、壁面収納なども人気です。壁面収納の場合、食器や調理器具だけでなくキッチン家電までも収納し、スタイリッシュで生活感の出ないキッチンを演出することもできるでしょう。