写真を拝見すると十分残す価値があるように拝見致します。とりあえず、耐震診断をして、耐震補強をすることをお勧めいたします。その時に住みづらい間取りは住みやすくするために、プランを変更するのですが、このお洒落な感じをなるべく残せればよいですね。もし、水廻り部分があまり目立たない場所にありましたら、外壁を含め大きく開いて白蟻が入っていないかを確認すべきだと思います。基本的には白蟻は水漏れ箇所や湿気によって、躯体が弱った場所にしか侵入していないと思います。床下に入れるようであれば専門の業者さんにはお願い出来れば正確なことがわかると思います。制震補強金具等ありますので、ある程度残せるものは残した方が良いと思います。

よい建物だと思います。当時も相応のお金を掛けて作られている事でしょう。

現在の建築法規に合わせればそれなりの構造補強は必要ですしできるだけ建築当時の姿に戻す事を目的とすればかなりの予算がかかると思います。

そこにお住まいになる必要がないのであれば、「住宅」「賃貸」以外の使い方もあるのかもしれません。どのような改修がいいのか？多くの方と考え、できるだけ生かせる形で工事をし使い続けて欲しいと思います。

Jin Jin　さん　こんにちは。

写真から、窓は木製建具、外壁、軒先も漆喰調のようにお見受けします。立派な建物だとおもいます。　先の方がおしゃるように、耐震性や、建築基準法など、又、壁内部の状態、床の状態（特に土台廻り）、断熱、冷暖房などについてはどうかなど気になることが多いように思います。　

改築や改装、あるいは新築にする、その他どうするか、を検討する前段として、少し調査を専門家に依頼してはと思います。（信頼のおける設計事務所など）　

その上で、さらに残し活用する価値があるのかどうか、そのための工事費用などがどの程度なのか、などしっかりご判断する必要があると思います。　

多分基本的構造は当時しっかりした建て方をされているのではないかと思います。　手を加えながらであれば建物は相当な年数維持させることは可能です。　

肝心なことは、愛着の持てる建物であるかどうか？そして維持して行く為の費用的に対応が可能かどうかが最も重要なポイントかなと思います。

まず、登記簿や、古い航空写真などから、建築された年数を確認してもいいと思います。建物の経緯や意外な事実が解って楽しいかもしれません。75年前だと、建築基準法自体がなかった時代（ｓ25年以前：基準時前）になるので現在の基準に合わせて補強を入れるならば、かなり高度な設計が出来る建築士を頼る必要があります。

マニュアル通りに補強を入れる事は何処かしわ寄せが行ってしまう建物をたくさん見てきました。

今現在色んなときを経て今もなお健全に立っている理由を読んでほどほどに補強を入れる方法もあります。

雨周りに関しては煙突もあり、確認しなければいけない所はたくさんあるようですね。まず、じっくり、現在がどういう状態になるのか診断されてはいかがでしょうか？

木製建具でも暑さ寒さ対策は出来ますのでなんとこの状態で治したいですね。

すごい素敵な建築だと思います。