fevrier　綱木里香インテリアデザイン室

コロナ禍で一組限定小さな宿katasumiは厳しい中にありましたが、お宿を応援してくださるリピーターさんから「何か応援できることはないか？」と言う声で始まったベーグル販売。母屋の小さな部屋をベーグル工房にするために改修の検討が始まった時に綱木さんに相談しました。現場に来てくださって、私たちが願っている内容を聴いて下さり、汲み取り、綱木さんはささっとスケッチブックに描いて、色をつけて見せてくださいました。私たちは白いフレームをイメージしていましたが、スケッチブックに書かれたものは『みどり！』『太いフレーム‼︎』 完成して、宿の客室からまっすぐ先に見える工房の窓がとてもチャーミングに。そしてそのスペースは昔からそうだったかのような周りに溶け込む、とても落ち着いた雰囲気の『工房の顔』が完成しました。 窓一つでこんなに変わるなんて！ ベーグルを作りながらも、工房の中から見える景色も変わりました。長時間を過ごす空間の中で見える景色は大切！と毎日感謝して過ごしています。 相談して本当に良かったと思っています。

　キッチンのリフォームをしようと、ありとあらゆるキッチンのショウルームに行ったのですが、 見れば見るほど考えがまとまらず、また、主人が家で仕事をしている関係で工期に限りもあり、全く前に進めませんでした。 　そこでインテリアコーディネーターの綱木さんに相談することにしました。 漠然とした私の要望を親身になって聞いてくださり、結果、こちらが欲するもの＋アルファを引き出してくださいました。 　また、キッチンだけではなく、細かなことまで提案していただきました。例えば、新しくするキッチンの床と元々あった床の繋ぎ目をどうするか、出窓をどう利用するか、吸気口をどこにするかなど。 ＿＿前までは、リビングの壁にポコっとあった格好の悪い吸気口を冷蔵庫の裏のデッドスペースに、、 しかも手動での開け閉めでなく、換気扇と連動して外の外気が入ってくるという凄技！ キッチンが変わることによって、 調色・調光できるダウンライトを前と違う位置に配置することも提案していただきました。 綱木さんは照明に関しても知識が豊富で、照明の大切を見直す、これが一番の嬉しい誤算でした。 それから、とてもありがたいと思った事があります。 キッチンハウスの方や工事をする方達に対して、私が言いにくいなあと思っていることを、 無言で察して、やんわりと言ってくれるのです。なので、打ち合わせや現場はとてもいい雰囲気でした。 物腰柔らかで、のほほ〜んとした口調。 本当に綱木さんにお願いしてよかったと思っています。 コロナ禍ではありますが、 家での食事も充実して、いいタイミングでリフォームをしたと思っています。 単にシステムキッチンだけの入れ替えでは、こうはいかなかったと思います。 お陰様で、QOL__Quality of Life___が確実に上がりました。 本当にありがとうございました。