Houzz Logo Print

西陣の家 House in Nishijin

京都にある和モダンなおしゃれな住まいの写真 —  Houzz
関連写真
この写真へのお問い合わせはありません

Houzz ユーザーのコメント:

t_omura
有限会社プロジェさんがアイテムを建築家の住宅論を読む(4)~隈研吾『10宅論』~に追加しました 2018年2月13日

日本においては、床の間に置かれた茶花は、主人がわざわざ花を摘んできて客人を歓待していることを象徴しています。野の片隅のありふれた花が、茶会の席や床の間という「場所」に置かれることで特別な意味を持つようになる、日本型の「場所中心象徴作用」の例です。コロニアル、プレイリー、フレンチ、スパニッシュ、和風、モダン、折衷など、日本の住宅は、なんでもありの百花繚乱の状態です。日本の住宅は、いろんなモノが節操なく置かれ、複雑で繊細な象徴作用が発動する「場所」なのです。本書は、なんでもありの日本の住宅を10種類に分類し、その象徴する意味を解明していきます。“○○派”と呼ばれる10の住宅スタイル(「場所」のこと)に対応して、その根底にあるイデオロギー(信条やとらわれている価値観)や家族属性や信奉するメディア、参照される建築様式などが列挙されます。各スタイルをイメージした間取りや、使われる素材なども詳しく記述されます。「神は細部に宿る」との言葉どおり、隈研吾による、具体への落としこみと、微に入り細を穿つディテールへのこだわりが本書の読みどころのひとつです。「フィクション」がリアリティを纏う瞬間です。例えば、“アーキテクト派” と称される一派は、「反ブルジョア的ディレッタンティズム」が根底にあり、「建築ジャーナリズム」を信奉し、「RC打ち放しシリコン系撥水材吹き付け」の外観を好む、とする記述。隈研吾の慧眼は、この世界における、簡素だが決して「貧乏くさく」はない美学を切り開いたのが、安藤忠雄だったことを指摘します。例えば、“住宅展示場派” の根底にあるのは、「住宅の人生化」という価値観であり、婦人雑誌のインテリア記事やおもてなし記事からの影響を見て取ります。そしてコロニアルやプレイリー風(フランク・ロイド・ライト風)などのデザインが選ばれる理由を、日本と西洋(アメリカ)文化との関係から解き明かしてくれます。“建売住宅派” は “住宅展示場派” の親戚です。同じ持ち家一戸建て信仰に基づいています。両者の相違は “建売住宅派” の「品数の多さ」だとされます。部屋数の多さに始まり、ベージュの壁にまっ青なタイル、和風の屋根にフランス風ドーマーウィンドウ、玄関はイタリアンタイルに木目の下駄箱の組み合わせなどなど、同じ値段の買い物なら品数が多いほうがいい、というおなじみの発想法です。例えば、億ション風の外観や高級クラブに居るような豪華な空間にこだわる “クラブ派” とは、現実の家庭に居心地を見出せなくなった空虚感が、高級クラブという、理想化され、商品化された「家庭」を逆輸入する形で実現した象徴であると喝破します。“料亭派” とは高級料亭にみられる数奇屋風の意匠にこだわった一派であり、そのメンタリティは “クラブ派” と同様に、理想化された「家庭」の逆輸入であるものの、唯一、違う点は “料亭派” は自分の方が “クラブ派” よりも趣味が良く高級であると考えているところだというオチは、思わずぷっと吹き出してしまいます。10という数はたまたまのオープンエンドな数に過ぎません。本書の初版からすでに31年。新しく生まれた「場所」を考えてみるというのも、ゲーム感覚のノリを持った本書にふさわしい読み方のひとつといえるでしょう。今なら、さしずめ “無印派” や “ミニマル派”、“トランスパレント派(透明派)” や “新町屋派” などが登場するのでしょうか。冒頭に引用したやや露悪的な「でっちあげ」の告白の後に、隈研吾はこう記しています。「住宅とか空間に対するこだわりとか熱意といったものは、基本的に機能や美や真実とかいったものに対する欲望から派生するのではなく、まさに階級に対する欲望に基づいて生まれているのである」一見、高尚そうにみえる “アーキテクト派” も、高級を自認する “クラブ派” や “料亭派” も、持ち家一戸建てにとらわれた “建売住宅派” や“住宅展示場派” も、しょせんは同じ欲望の記号のひとつにすぎない、隈研吾はそう言ったのでした。 隈研吾(1954-)東京大学および同大学院で建築を学ぶ。東京大学教授。国内はもとより世界をフィールドに活躍する日本を代表する建築家のひとり。個人住宅から、店舗内装、ブティック、美術館、新国立競技場までと作品は多数多岐に渡る。和に由来するルーバーなどをモチーフにした表現は、今日の多くの建築に影響を与えている。実作の前から建築批評を発表するなど著書も多い。代表作は『水/ガラス』、『根津美術館』など。建築の記事をもっと読むこちらもあわせて建築家の住宅論を読む (1) 〜篠原一男『住宅論』他建築家の住宅論を読む(2)~宮脇檀『住まいとほどよくつきあう』~建築家の住宅論を読む (3) ~磯崎新『栖すみか十二』~

fkaori1111
舩村 佳織|エノコロ庭園設計室さんがアイテムを植物でリゾートのような非日常をに追加しました 2017年8月7日

旅館のおもてなし最近の家には床の間があるお宅は少ないかもしれませんが、旅館に宿泊すると床の間があり、そこに花が飾られているのを見かけます。そこにはフラワーアレンジメントとは違った、日本独特の感性を感じる花が生けられています。床の間が無くても、ちょっとしたスペースでマネしてみましょう。空間を魅せる花の生け方は、私たちが忘れがちな静けさを持つ非日常を感じさせてくれるツールです。

padudue
PA★DU-DUEさんがアイテムを空間別、ライフスタイル優先のライティング計画に追加しました 2016年5月9日

和室床の間には「落とし掛け」という下がり壁をつくり、その裏側に器具を取り付けるのが一般的。このように壁にデザインを施すと、同じ光源を使っていたとしても、ずいぶんと印象が変わるものです。

類似した色の写真
Rustic Entry
湯田の家 House in Yuda
Crescent H ST
Transitional Shingle Style
Church Crescent
Teton Valley Residence
LAGO WELCOME ASOLO
Natural Bungalow