This was a kitchen renovation of a mid-century modern home in Peoria, Illinois. The galley kitchen needed more storage, professional cooking appliances, and more connection with the living spaces on the main floor. Kira Kyle, owner of Kitcheart, designed and built-in custom cabinetry with a gray stain finish to highlight the grain of the hickory. Hardware from Pottery Barn in brass. Appliances form Wolf, Vent-A-Hood, and Kitchen Aid. Reed glass was added to the china cabinets. The cabinet above the Kitchen Aid mixer was outfitted with baking storage. Pull-outs and extra deep drawers made storage more accessible. New Anderson windows improved the view. Storage more than doubled without increasing the footprint, and an arched opening to the family room allowed the cook to connect with the rest of the family.

RPH

池田雪絵大野俊治一級建築士事務所

テレワークの合間に、空と土に親しんで野菜作りを楽しむアーバンファームを持つ二世帯住宅です。２階のLDKと一体のテラスに繋がるアーバンファームは野菜たちの日当たりが良い雛壇状のルーフトップを設置。２階は日射・温熱環境に有利な東西に細長いワンルームの空間。天井の細かい梁がリズムを刻みます。
東京23区にある中くらいなミッドセンチュリースタイルのおしゃれなキッチン (アンダーカウンターシンク、インセット扉のキャビネット、ステンレスカウンター、白いキッチンパネル、セラミックタイルのキッチンパネル、シルバーの調理設備、無垢フローリング、茶色い床、表し梁) の写真

細長いキッチン (シルバーの調理設備、表し梁) の写真

キッチンは美味しい食事を作るためには欠かせないスペース。毎日使う場所だからこそ、機能性だけではなくおしゃれさにもこだわりたいものです。ここでは、使い勝手の良さやおしゃれさにこだわった細長いキッチンのリフォーム事例と、細長いキッチンリフォームのポイントをご紹介します。

細長いキッチンの改善ポイントを考える

まずは、現在使用しているキッチンを見直してみましょう。調理するスペースが狭い、高さが自分の身長に合っていない、収納スペースが少ないなど、キッチンによってさまざまな改善ポイントが見つかるはずです。こうした改善ポイントをもとに、細長いキッチンのリフォームを検討しましょう。

動線や広さ、レイアウトの見直し

細長いキッチンスペースは人の動きに合わせてレイアウトすることが重要です。動線を意識して、広さやレイアウトを見直しましょう。広さの目安として、キッチン空間を2～3歩で行き来できるのが良いといわれています。狭すぎず広すぎず、キッチンの通路幅は0.9～1.2m程度に収めると良いでしょう。また、冷蔵庫とシンク、コンロを結ぶ三角形の動線（ワークトライアングル）が正三角形に近いほど、作業効率が良いとされています。3辺の合計が3.6～6.6mに収まるように配置すると、効率良く動ける程よい広さとなるでしょう。次に細長いキッチンデザインとレイアウトを特徴別に確認してみましょう。1人で料理をするのか複数人で料理をするのかなど、さまざまなシーンで使い勝手の良いレイアウトを検討してみてください。現在では以下5つのレイアウトが一般的です。

Ⅰ型細長いキッチン
Ⅰ型細長いキッチンは最も一般的なレイアウトで、シンク、調理台、コンロ、冷蔵庫が横一線に並んだタイプの細長いキッチンです。最近では、対面カウンターを付けて背面に収納スペースと冷蔵庫を置くなど、Ⅱ型やアイランド型に似たタイプのレイアウトも人気です。
Ⅱ型細長いキッチン
Ⅱ型キッチンはシンク、調理台、コンロ、冷蔵庫を2カ所に分け、平行に配置することで調理スペースを広げるレイアウトです。調理の際の動線が短くなるというメリットがあります。
L型細長いキッチン
L型細長いキッチンは、シンク、調理台、コンロがL字型に配置されたレイアウトです。ワークトライアングルを作りやすく、動線をコンパクトに抑えることができます。
アイランド細長いキッチン
アイランド細長いキッチンは独立型細長いキッチンとも呼ばれ、シンク、調理台などを壁面から独立させて設置するレイアウトです。調理台を囲むように作業ができるため、家族や友人など複数で楽しみながらキッチンを共有できます。ホームパーティーや料理教室をする際にも便利でしょう。
ペニンシュラ細長いキッチン
ペニンシュラは英語で「半島」を意味します。細長いキッチンの左右どちらかが壁に接しているレイアウトを指します。調理スペースがオープンになっているため、リビングやダイニングにいる方とコミュニケーションを取りながら調理できるというメリットがあります。

ビルトイン機器の選択

細長いキッチンタイプのレイアウト見直しと同時に、ビルトイン機器も検討されてみてはいかがでしょうか。ビルトイン機器とは、建物や家具、設備などの中に組み込んで利用する機器を指します。システムキッチンには、ビルトインコンロ、レンジフード、オーブンレンジ、食器洗浄乾燥機を組み込むことが可能です。ビルトインであればスタイリッシュに細長いキッチンに溶け込み、インテリアの邪魔にもなりません。新築やリフォームの際に取り入れることをおすすめします。

ビルトインコンロ
ビルトインコンロには、それぞれ火力の異なるバーナーを組み合わせた3つ口タイプが一般的です。天板素材はガラストップが主流となっていますが、他にガラスコート、フッ素コート、ホーロー、アルミ、ステンレスなどがあります。使い勝手やデザイン、価格などを考慮して選択しましょう。
食器洗浄乾燥機
食器洗浄乾燥機 (食洗機) は手洗いよりも少ない水量できれいに食器を洗浄することができるため、新築や細長いキッチンのリフォーム時には食洗機の導入をおすすめします。国内製のビルトイン食洗機の場合は引き出し式になっているタイプが多いのに対し、海外製のビルトイン食洗機は前開き式になっているものが一般的です。国内製・海外製それぞれで、設置業者や設置可能なシステム細長いキッチンが異なる場合があるため注意しましょう。

収納スペースのアイデア

いかにデッドスペースを活かすかが細長いキッチン収納のコツです。％Topicの収納は限られているため、多くの食器や調理器具、調味料などを片付けるための工夫が必要です。ビルトイン機器も限られたスペースできれいに収納する工夫のひとつといえるでしょう。システム細長いキッチンの収納スペース以外のキッチン収納スペースとしては、床下収納が代表的です。床下の他に、壁面収納なども人気です。壁面収納の場合、食器や調理器具だけでなく細長いキッチン家電までも収納し、スタイリッシュで生活感の出ない細長いキッチンを演出することもできるでしょう。