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廊下 (格子天井、セラミックタイルの床、ライムストーンの床、グレーの床) の写真

Pembroke 2
Pembroke 2
Hanson ArchitectsHanson Architects
ロンドンにあるラグジュアリーな広いコンテンポラリースタイルのおしゃれな廊下 (ライムストーンの床、グレーの床、格子天井、レンガ壁) の写真
甲陽園の家
甲陽園の家
北野彰作建築研究所北野彰作建築研究所
玄関ホールとLDKを繋ぐ長い廊下は、ギャラリー空間を兼用していて。展示カウンターとその下部の収納ボックスが壁のアクセントになっています。反対側の壁は細長い窓が並んだ地窓となっていて、中庭側から明るい光が導入されます。突き当りが更に明るいリビングルームで茶室の「給仕口」を似せた半円アーチの開口部分が、ちょうどその境目となっています。
甲陽園の家
甲陽園の家
北野彰作建築研究所北野彰作建築研究所
廊下のカラースキームは床面を除いて全体的にダーク系としました。高級感を演出するtためですが、玄関ホールの明るさとは対照的な空間となりました。リビングルームへ向かう廊下の反対側にはトレーニングルームが有ります。
神戸にあるラグジュアリーな巨大なモダンスタイルのおしゃれな廊下 (黒い壁、セラミックタイルの床、グレーの床、格子天井、黒い天井) の写真
甲陽園の家
甲陽園の家
北野彰作建築研究所北野彰作建築研究所
玄関ホールからリビングルームへと至る廊下は展示ギャラリーを兼ねていて、人工大理石のうえに小品の美術品を展示できるようになっています。またカウンターの下部は収納できるようになっています。背面の壁は高級感を出すためにヴェネツィアンガラスの技法を生かした、高価なガラスモザイクタイルを全面に貼っています。また反対側の壁は漆黒の鏡面タイルを貼っているので、虚像と実像の入り交じった不思議な空間が生まれました。その端部には伝統的な茶室の給仕口を換骨奪胎した半円アーチのデザインとしていて空間の質が変換されるスポットとして位置づけられています。
甲陽園の家
甲陽園の家
北野彰作建築研究所北野彰作建築研究所
リビングルームの外周部にあるリビングデッキテラスには大きな開口部があって南面と東面に向いていて、一日中日当たりの良い部屋で熱容量の大きいセラミック床に蓄熱された太陽光エネルギーによって、冬季の昼間はまさに暖房機要らずのパッシブソーラー的な使い方が出来ます。大型の格子戸は奥のリビングルームへ光だけを導入しますが熱エネルギーは遮断するので、夏季は格子戸を閉めて換気扇を働かせば有効に過剰な熱エネルギーを排除することが出来ます。外側には広大なタイルデッキが拡がりリビングルームを更に広大に見せてくれます。
甲陽園の家
甲陽園の家
北野彰作建築研究所北野彰作建築研究所
この建て替え計画に先立ち、新たに購入した隣接敷地は高台の端に有って眺望が抜群、日陰の差す建物も無く一日日当たりの良い、通風にも優れた敷地でした。更に隣地には市所有の更地が有り、其処には桜の大木が有って毎年見事な満開を愉しめるとのこと。そこで計画当初からリビングルームの位置については決定済みで、その他の部分とどう繋ぐかが最も重要な課題でした。

廊下 (格子天井、セラミックタイルの床、ライムストーンの床、グレーの床) の写真

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