ベルギーの建築家、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンの自邸。屋根裏部屋をゲストルームにリノベーションしています。取材に伺って、そのインテリアにたくさんインスピレーションをうけました。これもそのひとつ。ベッドの足元にソファ！　同じ方向に向けて置くことで、家具をひかたまりに。別にするより、場所を取りません。着替えや就寝前のくつろぎに、ソファがあるとぐっと豊かな時間になりますね。

部屋のクオリティを決めるのは大きな面積を占める、床、壁、天井の素材。そしてカーテン。皆さん、カーテン、どうしていますか？　今頃は日差しも低くなって、寝室は遮光が必要なこともありますが、一般的な遮光カーテンは、質感がごわごわ、色も限られています。ですからこれには驚きました。クリエイションバウマンの遮光カーテンは、しなやかなのに遮る！　色バリエーションもこんなに！　機能性の高いカーテン、要チェックです。

システムバスは施工も簡単で防水も完璧ですが、囲われた部屋になってしまいます。海外のホテルなどで、空間にポンと置かれたスタンディング型のバスタブに入ると、その開放感は抜群で、リラックスできますよね。でも置きバスのメリットは、視線の抜けや解放感だけではありません。場合によっては他の部屋と同じ環境にバスタブを置くことができるので、部屋の温度がそのままお風呂の環境に。ヒートショックの心配もありません。これはジャクソンのバスタブ。憧れですよね。

ジャクソンのショールームで見たのは柚子風呂でした。アクリルと木曽檜を融合した和モダンテイストの置き型のバスタブ。何より素敵なのは、その部屋に入った途端感じる檜の香りです。ジャクソンは日本の高級バスタブメーカー。イタリア語で檜を意味する「シプレッソ」シリーズ（2017年1月発売予定）は、日本の文化を現代に再生させた美しさと実用を兼ね備えています。