佐藤佳恵さん、ご質問ありがとうございました。 私も家で仕事をする機会が多いので、よくわかります。 私の場合は、リビングからつながるオープンスペースに、ライティングビューローを置いています。 閉めると置きっ放しの書類も隠せますし、開ければすぐに仕事モードに。 イギリスのアンティークのものですが、北欧のヴィンテージなどもおすすめです。 でも、私が一番気に入っているのは、ベランダです。 屋外用の机と椅子を置きっ放しにしているので、天気がよい日は（実は今も）外にパソコンを持ち出しています。 光と風の中では、気持ちよく仕事が進みます。 wi-fiはベランダでも問題ありません。 これがうちのマンションのベランダです。 スペースがあるとのことですので、仕事用の机を一つ確保するのがいちばんいいですね。そのとき、壁や窓に向けておくと集中しやすいと思います。 ダイニングテーブルはオープンなので、意識が散りやすいのです。 下の写真は、机ではなく窓際のカウンターですが、こんな景色が窓の外に見えると理想的ですね。 ちなみにこれは、北海道の美瑛町にある「アルテピアッツァ」という、彫刻美術館のカフェです。 また、キッチンのカウンターの一角に、パソコンコーナーを作ってしまうという手もあります。 [[(https://www.houzz.jp/写真/65のインテリアのヒントアーカイブ-phvw-vp~70984260) モダンリビング モダンリビングの「65のインテリアのヒント」Vol.16 パソコンコーナーはキッチンカウンターに」を参照してください。 何れにしても、壁や窓、コーナーなど「意識がこもる」スペースに仕事スペースをつくるか、屋外のように、気持ちを切り替えられる場所にするといいと思います。 お役に立つとうれしいです。 下田結花（モダンリビング・パプリッシャー）

木の腰壁が棚の背になって、より北欧の器たちを引き立ててくれていますね！ ボックスの形や背の質感によって、さまざまなインテリアが楽しめそうです！

あなたが、今、新築やリノベーションを考えているのでしたら、こんなコーナーを作ってみませんか？　それは、窓に向かってカウンターをつけること。写真はカフェのコーナーですが、この小さなスペースは居心地がよく、ちょっとお茶をしたり、仕事をしたりするのに本当に役に立ちます。窓の外にはぜひ、グリーンを置いて。適度な目隠しにもなりますよ。　

壁に向かったカウンター、ここでは見えせんが左の端にはシンクがあります。そしてカウンターの右の端にはパソコンを置いて、書斎コーナーに。そしてカウンターの中ほどは、アートや料理本を飾って、「小さなギャラリー」に。それぞれのコーナーでテーマをはっきりさせると、メリハリがつき、実用的です。 Photo/Yasunori Shimomura