本を読みながらウトウトと眠たくなって寝る。 それを実現するための良いアイデアと思いました。 あと、質問ですが、本の並べ方にこだわりはありますか？ 「あえてジグザグで動きを出す」「背表紙の色を揃える」など。 私は、「高さを合わせつつ、背表紙の色を揃える」派です。

これはうちにあるイギリスのアンティークのカップボードです。ガラス扉で中が見える場合、収納を美しく見せる一番簡単な方法は、1段ごとに同じ素材、同じ色を固めること。形が違っても、少しくらい素材の質感が違っても構いません。遠目に見た時、「ひとかたまり」に見えるかどうか、が大事。上からアンティークの銀器、白い陶器、透明なグラスと分けています。この方法、オープン棚などにも使えますよ。 窓の外のグリーンがとても柔らかく美しい朝。今日は名古屋方面に出張です。

家電は隠すか、見せるか、はっきり決めて選びたいもの。見せる家電は色や素材を厳選して、空間のノイズにならないものにしましょう。このバルミューダのトースターは、パンがおいしく焼けるという機能だけでなく、グレーという色も秀逸。すっきりとしたデザインも素敵です。 Photo/Yasunori Shimomura

箱型の収納を壁に付けて、本を入れたり、器を飾ったり、というのは皆さんもしているのではないでしょうか？　そのとき、本だけでなく小さなグリーンも一緒に飾ってみましょう。そうすると、ただの収納ではなく、意識的に飾っているという感じが出せるのです。本も詰めるところと、ゆったりするところ、メリハリをつけて。美しい本は表紙を見せて「面陳」すると、グリーンと好相性です。