簡単DIY:シンプルな椅子をペイント+αで、フレンチアンティーク風にリメイク
古いチェアを、ちょっとシャビーシックなイメージのおしゃれな椅子に生まれ変わらせてみませんか?
Rie Yoshihara
2015年9月14日
フレンチ&ナチュラルなインテリア雑貨のオンラインショップ。白いインテリアとシャビー、ジャンクな古びた風合いの似合うインテリアを提案。
DIYでリフォームした自宅ですべての撮影を行っています。
個人では、著書あり。
「手作りで楽しむナチュラルインテリア」「小さな手作りとナチュラルインテリア」(以上主婦の友社)「私の手仕事」(毎日コミュニケーションズ)
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当時の生活スタイルや部屋の大きさなどに合わせて選んだ昔の家具は、時間がたってもなかなか買い換えが難しいもの。たとえ好みや生活スタイルが変わったからといって、まだ使えたり思い出がいっぱい詰まっていたりして、処分するのもなかなか勇気がいりますよね。そこで今回は、今まで使っていた椅子に少し手を加えてリメイクする方法をご提案してみたいと思います。
シンプルな椅子に、お部屋の装飾用のオーナメントをつけて、その上からペイント。何の変哲もない古い椅子が、色を変え、少しのアクセントを加えるだけで、フレンチアンティーク風のイメージに変身します。
椅子はテーブルとセットで置くことがほとんどですよね。テーブルに椅子をセットすると、見えるのは、椅子の背もたれのトップの部分。だからこの部分に装飾をつけると、それだけでダイニングの雰囲気が変わるのです。
このリメイクに釘やのこぎりは不要。お好みの色や風合いにすれば、お部屋のイメージチェンジが自在にできます。
今回はホワイト系のフレンチカントリースタイルにしてみましたが、ブラウン系やブラックなどでもシックで素敵だと思います。その時々の気分や好みによって、塗り替えるのも楽しそうですね。
椅子はテーブルとセットで置くことがほとんどですよね。テーブルに椅子をセットすると、見えるのは、椅子の背もたれのトップの部分。だからこの部分に装飾をつけると、それだけでダイニングの雰囲気が変わるのです。
このリメイクに釘やのこぎりは不要。お好みの色や風合いにすれば、お部屋のイメージチェンジが自在にできます。
今回はホワイト系のフレンチカントリースタイルにしてみましたが、ブラウン系やブラックなどでもシックで素敵だと思います。その時々の気分や好みによって、塗り替えるのも楽しそうですね。
これは、家で眠っていたナチュラルなやや黄色味の強いウッドチェアです。わが家のホワイト系のインテリアに似合わなくなり、折りたたみ式だったので、押入れにしまいこんでいました。シンプルなデザインですが、座面と背もたれのラタンの部分がお気に入りで、なかなか処分できずにいました。今回は、この椅子を使ってリメイクしていきます。
使うものは、壁の装飾用モールディングとして売られている、お好きなデザインのオーナメント。今回使用したオーナメントはポリウレタン製ですが、他に木製のものもあります。ホームセンターやクラフトショップで手に入ると思います。
他に、お好みの色のペイント塗料、刷毛と筆、紙やすり、接着剤。
今回はフレンチアンティーク風ペイントにしたので、ホワイト以外に、ブラウンやブラックを使用しました。
古びた感じを出すためのペイントはアクリル絵の具などが扱いやすいです。
また、大きな面を塗るときは、刷毛よりスポンジの方が塗りやすいので、必要に応じてご用意ください。
他に、お好みの色のペイント塗料、刷毛と筆、紙やすり、接着剤。
今回はフレンチアンティーク風ペイントにしたので、ホワイト以外に、ブラウンやブラックを使用しました。
古びた感じを出すためのペイントはアクリル絵の具などが扱いやすいです。
また、大きな面を塗るときは、刷毛よりスポンジの方が塗りやすいので、必要に応じてご用意ください。
まずは、椅子全体に紙やすりをかけます。表面上のもとの塗料が少しはがれる程度で大丈夫です。
もともとの塗料を落とした状態です。この自然の木の風合いを楽しむのもありですね。その際は、オーナメントをこの木の質感に合わせてペイントして完成、です。木製のオーナメントなら、リメイクしやすいですね。
オーナメントを選ぶ際は、背もたれの幅に合うものを選んでください。小さいものならば、いくつか組み合わせて使うのもいいと思います。ちなみに最初の写真の左の椅子は前回リメイクしたもので、5つのパーツを組み合わせました。
取り付けるときは、そのデザインの使い方も考えどころです。マスキングテープで仮どめして、何パターンか考えてみます。今回はパーツがひとつなので、両サイドが上がるパターンか、下がるパターンか、悩みつつ…。
取り付けるときは、そのデザインの使い方も考えどころです。マスキングテープで仮どめして、何パターンか考えてみます。今回はパーツがひとつなので、両サイドが上がるパターンか、下がるパターンか、悩みつつ…。
今回は、このように両サイドが下がる形にしました。椅子の背もたれがまっすぐになるように床に倒し、つける場所を決めて接着剤で固定します。確実に接着するまでそのままで待ちます。接着を待つ間、他の部分を塗ることができれば塗り始めます。
今回は単色のベタ塗りではなく、何色か塗り重ねてシャビーシックな風合いにしました。
今回は単色のベタ塗りではなく、何色か塗り重ねてシャビーシックな風合いにしました。
ラタンの編み込みの部分も塗っていきます。シャビーシック風またはアンティーク風に仕上げるとき、風合いはラフな感じにしますが、細かい部分、一見して見えないかなと思う部分もきちんと塗ると、どの方向から見ても、もとの木の色は見えなくなり、きれいな仕上がりになります。古びた感じにしたい部分は、塗った後、紙やすりで削り落とします。
白1色でも、塗り重ねていくと、ペイントの層ができて、紙やすりをかけたときにアンティーク風の風合いが表現しやすくなります。
オーナメントの部分は、椅子との隙間がないよう、きれいに塗っておいてください。まるでこの装飾が初めからついていたように見えるよう、椅子と一体化させるつもりで…。
オーナメントの部分は、椅子との隙間がないよう、きれいに塗っておいてください。まるでこの装飾が初めからついていたように見えるよう、椅子と一体化させるつもりで…。
もっと手の込んだアンティーク風にしたい!という場合は、白以外に他の色を加えていきます。今回はライトブラウン、ブラック、グレーを水で薄めて、筆でなぞるように立体感を出しました。何度も白と他の色を重ねていき、好みの色と風合いにしていきます。
作業を続けていくと最終的に、グレイッシュなホワイト系になりました。塗り進めるうちに、こうしたい、こうしたほうがいい、という気持ちが出てきて、初めにイメージしていたものと少し違った仕上がりになることもあります。それもペイントの醍醐味と言えるかもしれません。
ちなみに、アンティーク風に仕上げるときに、シンメトリーにペイントしないこともポイントです。右と左で、できるだけ風合いを変えてみてください。右利きの人は右側を触るから、右側はペイントがたくさんはげているはず、などと空想しながら作業するのも楽しいものです。
ペイントは汚れないように、外やベランダなどで作業する方も多いかもしれませんが、その家具を置くお部屋にシートを敷いてきちんと養生した上で塗っていくと、イメージが湧いてきて、完成したとき、リメイクしたものはお部屋にしっくりくるはず。
ちなみに、アンティーク風に仕上げるときに、シンメトリーにペイントしないこともポイントです。右と左で、できるだけ風合いを変えてみてください。右利きの人は右側を触るから、右側はペイントがたくさんはげているはず、などと空想しながら作業するのも楽しいものです。
ペイントは汚れないように、外やベランダなどで作業する方も多いかもしれませんが、その家具を置くお部屋にシートを敷いてきちんと養生した上で塗っていくと、イメージが湧いてきて、完成したとき、リメイクしたものはお部屋にしっくりくるはず。
白、ブラウン、グレーを塗り重ねては紙やすりをかける作業を繰り返しました。
ペイントするとき、全体を一気に塗らないこと。ところどころ塗っては削り、を繰り返してみてください。
紙やすりをかけるタイミングは、完全に乾いてからもいいのですが、半乾きの状態でかけてもおもしろい風合いになります。
塗る→乾かす(半乾きOK)→紙やすり、を繰り返して、お好みのシャビーシック感を出してみてください。
ペイントするとき、全体を一気に塗らないこと。ところどころ塗っては削り、を繰り返してみてください。
紙やすりをかけるタイミングは、完全に乾いてからもいいのですが、半乾きの状態でかけてもおもしろい風合いになります。
塗る→乾かす(半乾きOK)→紙やすり、を繰り返して、お好みのシャビーシック感を出してみてください。
右側の椅子が今回の作品、左側の椅子が前回の作品。左側の椅子は、もともとはオールドパインのアンティークチェアでした。それを以前一度、フレンチ風のグレーに塗りました。それから、オーナメントをつけてホワイトに塗り直したという“経歴”があります。
アンティークのアイテムを塗り直すことって、なかなか勇気がいりますが、もともといい感じまで育った木の質感は、このペイントをはがしたらきっともとどおりになるはずだと信じています。
アンティークでもそうでなくても、縁があってわが家に来た家具たち。
そのとき一番好きなスタイルに合わせて一緒に過ごしていきたいです。
アンティークのアイテムを塗り直すことって、なかなか勇気がいりますが、もともといい感じまで育った木の質感は、このペイントをはがしたらきっともとどおりになるはずだと信じています。
アンティークでもそうでなくても、縁があってわが家に来た家具たち。
そのとき一番好きなスタイルに合わせて一緒に過ごしていきたいです。
このオーナメント、今回は椅子につけましたが、もともと部屋の装飾用モールディングなので、他にも、キャビネットの引き出しやマントルピースなどにも使えます。サイズやデザインも豊富なので、探していろいろ楽しんでみてくださいね。
パーツをつけるだけの簡単リメイクですが、そのパーツのつける位置や角度、ペイントの風合いでまったく表情が変わります。
主にダイニングで使うことの多い椅子も、玄関やお部屋のコーナーに置いて楽しめそうです。
どこにでもあるありふれた椅子が、世界でひとつだけの椅子に変わるかもしれません。
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はじめて。コメントいたします。
とてもおしゃれなリメイクですね!!
左側のチェアのようなリメイクアイディアを探しておりました。
ふちについている細長いオーナメントはどちらで売っているのでしょうか?。。
はじめまして。お返事が遅くなり申し訳ありません。オーナメントはたしかかなり昔にホームセンターで購入したかと思います。今ですとネットショップなどでも購入できるかと思います。モールディング、などで検索すると出てくると思います。簡単にテイストが変わるので色々なデザインでオリジナルを楽しめますように^^