大西憲司設計工房
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塩屋の家

敷地は神戸市塩屋の高台に位置する。神戸市育ちのご主人が塩屋に住みたくて、淡路島や明石大橋を眺望できる高台の旗竿敷地を購入され、ご夫婦の住まいの計画が始まった。
敷地の「竿」部分をアプローチ・駐車スペースに、「旗」の部分に建物を配置し、建物は眺めの良い西側を開放、隣地が迫る東・南・北側を閉じる構成とした。
1階には、玄関からの通り土間を介して繋がるように配置された主寝室・子供室・洗面・浴室があり、いずれも西側に向かって開放された開口部によって採光・通風・眺めが確保されている。一方、正面の階段を上がった2階は、キッチン・ダイニング・リビング・和室がスキップフロアによってそれぞれ領域をつくる一室空間となっており、南側ハイサイドライトの光が、南から北へ下がる勾配天井をなめながらそこを照らしていく。2階デッキテラスの階段から屋上へと上がることができ、そこからの眺望は絶景である。造園の仕事をされていたご夫婦が植えられた木々や草花とともに良好な環境の中に溶け込み、緑や風・光など、自然を楽しみながら暮らせる気持ちのよい住まいを目指した。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2016