相羽建設株式会社
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bunchハウス

今回ご紹介するのは、建替えをされて約1年が経ったK様のお住まいです。お子様二人も成人され、気がつけば元の住まいは築40年に。リフォームするにしてもなかなかの金額がかかるということで、せっかくだから新築しよう!と一念発起、家づくりを始めたそうです。

■しまだ設計室とつくる、大人の住まい■
ご友人に紹介された「つむじ市」でもらった冊子に掲載された、しまだ設計室の島田さんの自邸・カヅノキハウスの写真をみて「2階リビングの開放的な雰囲気がすてきだなと思い、見学に行かせてもらったんです」と奥様。とてもフットワークが軽く色んな工務店を見学したそうですが、実際に話を聞き、島田さんのつくる空間はもちろん、その人柄や住まいに対する価値観に共感し設計を依頼することに決めました。
大人三人のための新しい住まい。そのみどころや現在の暮らしぶりについてK様と島田さんに伺いました。

■「bunch」のような空間■
いつも建主さんの言葉から設計の糸口を見つけるという島田さん。K様と対話をする中で特に印象的だったのが、『同じ空間にいてもそれぞれが楽しめるような居場所がほしい』『庭の緑をぼーっと眺めたい』『リビングに開放感がほしい』『手の届く範囲にものがあるといい』という4つの言葉だったといいます。
「気持ちいい吹抜けを中心に家族の居場所を点在させて、それぞれがちょうどいい距離感でつながることをイメージしました」と島田さん。1階は開放的な家族のスペースとしてダイニングにつながるリビングを2つ設け、2階には3つの個室を配置。家族がその時の気分で居場所が選べ、お互いの気配を感じながらも干渉しあわない——果実の房のようにつながり、包まれ感がありながら、個々に心地よい居場所がたくさんできればと『bunchハウス』(bunch=房)と名付けられたそうです。

■居心地の価値観■
「新しいから綺麗、というわけではなくて“在りよう”が美しいと思うんです。ふっと見た線がぴしっと揃っている、そういうところに見惚れて気持ちが安らぎます」と住まいの魅力を語ってくださったK様。島田さんはそれを『居心地の価値観』と表現されました。「居心地の価値観は人ぞれぞれ。そこに共感していただけるのは設計者冥利に尽きますね。今回担当された監督や職人さんも想いを汲んでしっかり納めてくれています」と島田さん。
ちょうどいい距離感と細部へのこだわりが心穏やかな時間を与えてくれる大人の住まい。以前に増して『丁寧に整える』という意識を新しい住まいに気づかせてもらったと笑顔で語るK様から、充実した暮らしが伺えました。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2022
国: 日本