奥行きを愉しむ長方形の家
家の中を初夏の風がさーっと心地よく抜け、午前の柔らかい光に包まれたリビング。
杉並区Sさんのお住まいは、なんと言ってもその間口に特徴があります。家の前に立つとそのコンパクトさに「狭小住宅」の文字が浮かびますが、玄関を入ったとたん、その印象はガラリと変わります。視線が抜け、風が通り、家のどこにいても光が差し込み、狭さ暗さはまったく感じません。
「この家に暮らすようになって、とにかく健康になりました!」と奥様。
以前のお住まいでは室内環境が合わずアレルギー症状があったものの、
引っ越してからすっかり症状が軽くなり活動的になりました!と、とても
明るい表情で現在の暮らしぶりをお話ししてくださいました。
社宅の老朽化や奥様のアレルギー悪化で考え始めたSさんの住み替え計画。出会ったのは間口4.5m×奥行18.2m、奥に細長い土地でした。直感的に「風がぬけそうだな」と購入を決意。その直感が正しかったことを取材をしながら肌で感じることができました。駐車スペースは作らずに南側に庭を設けたことで、家をトンネルのように風が抜けていきます。家の間口約3.3m×奥行13m。部屋と部屋をつなぐ空間も、ソファや本棚やお気に入りの雑貨が並ぶコーナーとして活かされており、家の中のあちこちに心地よさそうな居場所を見つけられます。お友達が遊びに来た時に「広く感じるね」とか「上手に作ってもらったね」と言われますと嬉しそうに話してくださいました。大きな開口に接していない中間部にも吹き抜けを通して、ロフトのトップライトから光が届きます。見上げると土佐和紙の壁にきれいな陰影をつくっていました。
読書がお好きなご夫婦。1階からロフトまで各階に本棚が設置されていて、家中どこでも本を読むことができます。以前のお住まいでつかわれていた大切な本棚も、あらたな住まいにそのまま馴染んで本も嬉しそう。その日その時の気分で、お気に入りの場所を見つける楽しみもあります。書斎から眺める庭に季節の移り変わりを感じ、俳句を嗜まれるようにもなったそうです。
お気に入りの場所を伺うと、ご主人はなんといっても「お風呂」。2方向に窓があり坪庭を眺めながら浸かると、日々の忙しさをリセットできるそう。住み始めて5年が過ぎた今も毎日幸せだと感じる場所。トイレには奥様が好きなマジョリカタイルがアクセントになっていました。
晴れた休日には、庭で朝御飯を食べたり、木陰で読書を楽しんでいるというご主人。
定年後は、今は全くできない料理を習い、夫婦で一緒に料理と庭作りができたらと、この家での愉しみを思い描かれているご様子に、とても嬉しくなりました。
杉並区Sさんのお住まいは、なんと言ってもその間口に特徴があります。家の前に立つとそのコンパクトさに「狭小住宅」の文字が浮かびますが、玄関を入ったとたん、その印象はガラリと変わります。視線が抜け、風が通り、家のどこにいても光が差し込み、狭さ暗さはまったく感じません。
「この家に暮らすようになって、とにかく健康になりました!」と奥様。
以前のお住まいでは室内環境が合わずアレルギー症状があったものの、
引っ越してからすっかり症状が軽くなり活動的になりました!と、とても
明るい表情で現在の暮らしぶりをお話ししてくださいました。
社宅の老朽化や奥様のアレルギー悪化で考え始めたSさんの住み替え計画。出会ったのは間口4.5m×奥行18.2m、奥に細長い土地でした。直感的に「風がぬけそうだな」と購入を決意。その直感が正しかったことを取材をしながら肌で感じることができました。駐車スペースは作らずに南側に庭を設けたことで、家をトンネルのように風が抜けていきます。家の間口約3.3m×奥行13m。部屋と部屋をつなぐ空間も、ソファや本棚やお気に入りの雑貨が並ぶコーナーとして活かされており、家の中のあちこちに心地よさそうな居場所を見つけられます。お友達が遊びに来た時に「広く感じるね」とか「上手に作ってもらったね」と言われますと嬉しそうに話してくださいました。大きな開口に接していない中間部にも吹き抜けを通して、ロフトのトップライトから光が届きます。見上げると土佐和紙の壁にきれいな陰影をつくっていました。
読書がお好きなご夫婦。1階からロフトまで各階に本棚が設置されていて、家中どこでも本を読むことができます。以前のお住まいでつかわれていた大切な本棚も、あらたな住まいにそのまま馴染んで本も嬉しそう。その日その時の気分で、お気に入りの場所を見つける楽しみもあります。書斎から眺める庭に季節の移り変わりを感じ、俳句を嗜まれるようにもなったそうです。
お気に入りの場所を伺うと、ご主人はなんといっても「お風呂」。2方向に窓があり坪庭を眺めながら浸かると、日々の忙しさをリセットできるそう。住み始めて5年が過ぎた今も毎日幸せだと感じる場所。トイレには奥様が好きなマジョリカタイルがアクセントになっていました。
晴れた休日には、庭で朝御飯を食べたり、木陰で読書を楽しんでいるというご主人。
定年後は、今は全くできない料理を習い、夫婦で一緒に料理と庭作りができたらと、この家での愉しみを思い描かれているご様子に、とても嬉しくなりました。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2010