好きなモノに囲まれた居場所
— その人らしさを受け止める背景として —
若いご夫婦が暮らす、築15年ほどのマンションの一室のリノベーションです。
入居前に数回のリフォームが施されており、生活するうえで支障のない、きれいな状態ではありました。
一方で、標準的な3LDKの間取りと、重ねられてきたリフォームの痕跡による仕上げのばらつきが、ご夫婦の持つセンスの良い家具や雑貨を活かしきれない雰囲気をつくっていました。
・・・・
///ものが語る、暮らしの個性
多趣味なご主人の本やレコード、奥様お気に入りのキッチン道具や民族雑貨。
それらの「いい意味で溢れたものたち」こそが、この住まいの個性であり、ご夫婦らしさそのものだと感じました。
そこで、一つ一つのものの存在を受け止め、引き立てるための背景を整えることを、今回の設計の軸としています。
///空間を整える、小さな選択の積み重ね
まず、一般的なビニールクロス仕上げだった壁や天井を、陰影の美しいテクスチャーを持つ、柔らかな色味の塗装仕上げへと変更しました。
また、ご夫婦が多くの時間を過ごすリビングダイニングの窓まわりには、新たに収納を設けています。
その収納によって開口部に奥行きが生まれ、既存の梁や設備機器による凹凸から自然と視線がずれ、空間全体が整理された印象になるように考えました。
///間取りを変えない、という選択
廊下に並ぶ扉の枠や建具のディテールを一つ一つ見直すなど、目立たない部分にも手を入れながら、細やかな整理を積み重ねています。
大きく間取りを変えることよりも、解像度の高い改修によって、暮らしの質そのものを底上げする。
そんな提案となったように思います。
////深呼吸できる場所として
些細なことでも、それが積み重なると心や体に小さな棘のように残ってしまう。
そうしたものを一つずつ取り除くことで、ようやく深呼吸ができ、本当の意味で自分らしくいられる。
この住まいが、ご夫婦にとってそんな居場所となることを願っています。
・・・・・・
※間取りを大きく変えず、今の暮らしをより心地よく整えるリノベーションのご相談も承っています。
若いご夫婦が暮らす、築15年ほどのマンションの一室のリノベーションです。
入居前に数回のリフォームが施されており、生活するうえで支障のない、きれいな状態ではありました。
一方で、標準的な3LDKの間取りと、重ねられてきたリフォームの痕跡による仕上げのばらつきが、ご夫婦の持つセンスの良い家具や雑貨を活かしきれない雰囲気をつくっていました。
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///ものが語る、暮らしの個性
多趣味なご主人の本やレコード、奥様お気に入りのキッチン道具や民族雑貨。
それらの「いい意味で溢れたものたち」こそが、この住まいの個性であり、ご夫婦らしさそのものだと感じました。
そこで、一つ一つのものの存在を受け止め、引き立てるための背景を整えることを、今回の設計の軸としています。
///空間を整える、小さな選択の積み重ね
まず、一般的なビニールクロス仕上げだった壁や天井を、陰影の美しいテクスチャーを持つ、柔らかな色味の塗装仕上げへと変更しました。
また、ご夫婦が多くの時間を過ごすリビングダイニングの窓まわりには、新たに収納を設けています。
その収納によって開口部に奥行きが生まれ、既存の梁や設備機器による凹凸から自然と視線がずれ、空間全体が整理された印象になるように考えました。
///間取りを変えない、という選択
廊下に並ぶ扉の枠や建具のディテールを一つ一つ見直すなど、目立たない部分にも手を入れながら、細やかな整理を積み重ねています。
大きく間取りを変えることよりも、解像度の高い改修によって、暮らしの質そのものを底上げする。
そんな提案となったように思います。
////深呼吸できる場所として
些細なことでも、それが積み重なると心や体に小さな棘のように残ってしまう。
そうしたものを一つずつ取り除くことで、ようやく深呼吸ができ、本当の意味で自分らしくいられる。
この住まいが、ご夫婦にとってそんな居場所となることを願っています。
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※間取りを大きく変えず、今の暮らしをより心地よく整えるリノベーションのご相談も承っています。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2021
プロジェクトの費用: 300万円以上500万円未満