天蓋の住宅
40㎡の女子一人暮らしのための集合住宅1室の改修計画。
天蓋という言葉自体は元々インドの仏像の頭上にかざす衣笠に由来しますが、いわゆる天涯ベッドというのは、中世ヨーロッパに由来すると言われています。
当時の上流階級においては寝室の概念がなく、寝室がほかの部屋と区別されていませんでした。そのために広間の中で寝室としての区切りをしたり、すきま風や埃を防ぐ役割の、天井から吊るされたカーテンが「天蓋ベッド」のはじまりとされています。
女子の一人住まいではベッドのみがプライベート空間なので、この仕切りを最小化しようとしたために生まれた天蓋は、まさに天蓋ベッドの成り立ち(形式)に立ち戻っていると言えます。
布製の天蓋カーテンを建築化するにあたり、元々風で動くような質感のものを動かないようにすることと、同時に視覚的に動いて見えるようにすることの両方を同時に考えました。天蓋の文様を四角形のパタンが回転しながら落ちて行っているように見えるように、時間軸の感じられるデザインとすることで、天蓋本来の質感を実現しようとしました。天蓋には間接照明が入っており、普段は室中央で光る行灯となるようにしました。
天蓋という言葉自体は元々インドの仏像の頭上にかざす衣笠に由来しますが、いわゆる天涯ベッドというのは、中世ヨーロッパに由来すると言われています。
当時の上流階級においては寝室の概念がなく、寝室がほかの部屋と区別されていませんでした。そのために広間の中で寝室としての区切りをしたり、すきま風や埃を防ぐ役割の、天井から吊るされたカーテンが「天蓋ベッド」のはじまりとされています。
女子の一人住まいではベッドのみがプライベート空間なので、この仕切りを最小化しようとしたために生まれた天蓋は、まさに天蓋ベッドの成り立ち(形式)に立ち戻っていると言えます。
布製の天蓋カーテンを建築化するにあたり、元々風で動くような質感のものを動かないようにすることと、同時に視覚的に動いて見えるようにすることの両方を同時に考えました。天蓋の文様を四角形のパタンが回転しながら落ちて行っているように見えるように、時間軸の感じられるデザインとすることで、天蓋本来の質感を実現しようとしました。天蓋には間接照明が入っており、普段は室中央で光る行灯となるようにしました。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2013
プロジェクトの費用: 300万円以上500万円未満
国: 日本