株式会社TATTA (旧富永大毅建築都市計画事務所)
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入母屋の離れ

【雑誌】新建築住宅特集 2018年3月号 掲載
都内としては贅沢な敷地に、母屋と並んで建つ木造家屋の建替えです。
建替えに際し必要な既存家屋と大谷塀の解体に際し、材として使えるものは一旦保存し、ヒノキの柱梁やケヤキの床板は刻んで天井仕上げに、繊細な欄間は天井に、大谷石の塀は庭石に、再利用しています。
屋根はシンプルな入母屋形式で、この入母屋を開口とし、南に迫った高い庭木からの木漏れ日が室内に落ちることで、庭側のカーテンを閉めていても庭を感じられる天井の高い空間となります。
入母屋は将来的に増床可能なよう計画しており、母屋に越してくる子供世帯4人家族がそう遠くない未来に改築して住めるようにしています。
隣の母屋に合わせて設定された床が庭の地面から高く遠いので、軒を張り出させ五葉松を軒下に取込んだり、テラスも軒から吊り、元の庭石を潜り込ませて庭との距離を近づけています。
塀だった大谷石を庭石として敷いて、庭で遊ぶ孫たちにとっての庇の深い東屋のような場所としました。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2017
プロジェクトの費用: 1,000万円以上3,000万円未満
国: 日本