天工舎一級建築士事務所
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工房を持つスキップ・フロアの家

築54年経つ中古住宅付の土地を購入し、古屋を解体し工房付住宅へと建替えた計画。当初は古屋を補強して再利用するという方針の施主だったが、紆余曲折の末に建て直しへと方針を転換。

古屋の現況状態を調査した際の様子
http://www.k-tantei.com/information/2015/02/54-1.php

敷地面積約130㎡の30㎡以上が通路という、旗竿敷地。残り100㎡にも満たない土地の中央部には、1.3m程の高低差があり、その段差は54年前に積まれた玉石積みで土留めされている。また建物を建てるためのその土地は、ホームベースのような五角形をしている。その土地に自身の仕事場となる木工工房と資材倉庫、製作した品を展示する展示スペースを設けた上で、生活の場を確保する。もともとが古屋をリフォームするという構想だったこともあり、予算もかなり厳しい。

狭小地であり同時に変形地、おまけに敷地内に段差まであるという厳しい条件にありながらも、なんとか完成に漕ぎ着けたのは、ひとえに施工を担当した建設会社と現場監督の技量の賜物。準防火地域内にありながら、外壁のすべてを杉板で貼った建物は、小さいながらも存在感のある兼用住宅。
プロジェクトの竣工年/制作年: 2016
プロジェクトの費用: 1,000万円以上3,000万円未満
国: 日本