廣部剛司建築研究所/Takeshi Hirobe Architectsさんへのレビュー
●依頼のきっかけ
生ドラム入りのバンド練習ができるスタジオ、という主題の同氏作品を紹介したテレビ録画を拝見したことです。
●依頼の決めて
まず、空間の構成の仕方が美しいこと。実績作品のいくつかには、安野光雅氏の絵本のようだと感じるものがありました。また、価値観がぶれないと感じたこと、例えば、懐古趣味にしない・流行を追わない、フェイク材を認めない、などが挙げられます。そして、お人柄が柔かくお話ししやすい、と感じた(家人)ことが大きかったです。
●完成にいたるまでのエピソード
主題はスタジオの他にもう一つ「縁側のある家」でしたが、小さな敷地(36坪)の上で実現するには、とても悩まれたようです。
実際に、プロジェクト構想の始まり(2007年7月頃)に次いで建設地を探し始め、調査契約(2010年6月)から、設計監理契約(2011年2月)、工事契約(2012年1月)に至る長い期間を通じて、揺れる要望に粘り強く耳を傾けていただきました。
特に、クーラーを使用しない、という条件はあまり無いようで、快適な住環境に結びつく工法は他社のパテントであったりと、思い返せば相当な難題であったと思います。
そのため、概念設計段階でかなりソリッドにしてきたイメージをご破算にして、大きくアイデアを転換されたりと、小さな案件(工事概算 3千4百万円)にも拘らず(見積コストダウンのアドバイスも含めて)妥協されない真摯な姿勢には、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、プロジェクトに必要な検査や許認可など、素人にはハードルの高い種々の手続きも、実にスムーズに(こちらはフリーハンドで)進めていただくことができました。出張で留守にすることが多く、不在中にそうした制約に煩わされることなく、できることなら施工中の現場には足繁く通いたかったのですが、進捗に不安を抱えずにお任せできたことは、工事監理をお願いすることのとても大きなメリットだと実感しました。
総じて、こちらから細かく具体的な要望をお伝えもせず(できず)ふわっとしたお願いばかりになりましたが、つぶさに趣旨を汲み取っていただき、鉄部や開口部の取り方などディテールに非常にこだわりを感じられる、とても満足のいく仕上がりにしていただいたと思います。
●現在の住まいごこち
夏は涼しく冬は暖かく、自然光で明るく、家じゅうのどこにいても家族の気配を常に感じられます。あるいは照明や建材のせいなのか、家人は「自然と早寝早起きになった」と満足げです。
実は、竣工後も現在に至るまで、建具の追加やちょっとした不具合のメンテナンスなど、住まいごごちのアップに向けて何かとご相談に乗っていただいています。そうした親身なフォローは、実際に住み始めた者にとってとても大きな安心材料、ということを申し添えたいと思います。
生ドラム入りのバンド練習ができるスタジオ、という主題の同氏作品を紹介したテレビ録画を拝見したことです。
●依頼の決めて
まず、空間の構成の仕方が美しいこと。実績作品のいくつかには、安野光雅氏の絵本のようだと感じるものがありました。また、価値観がぶれないと感じたこと、例えば、懐古趣味にしない・流行を追わない、フェイク材を認めない、などが挙げられます。そして、お人柄が柔かくお話ししやすい、と感じた(家人)ことが大きかったです。
●完成にいたるまでのエピソード
主題はスタジオの他にもう一つ「縁側のある家」でしたが、小さな敷地(36坪)の上で実現するには、とても悩まれたようです。
実際に、プロジェクト構想の始まり(2007年7月頃)に次いで建設地を探し始め、調査契約(2010年6月)から、設計監理契約(2011年2月)、工事契約(2012年1月)に至る長い期間を通じて、揺れる要望に粘り強く耳を傾けていただきました。
特に、クーラーを使用しない、という条件はあまり無いようで、快適な住環境に結びつく工法は他社のパテントであったりと、思い返せば相当な難題であったと思います。
そのため、概念設計段階でかなりソリッドにしてきたイメージをご破算にして、大きくアイデアを転換されたりと、小さな案件(工事概算 3千4百万円)にも拘らず(見積コストダウンのアドバイスも含めて)妥協されない真摯な姿勢には、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、プロジェクトに必要な検査や許認可など、素人にはハードルの高い種々の手続きも、実にスムーズに(こちらはフリーハンドで)進めていただくことができました。出張で留守にすることが多く、不在中にそうした制約に煩わされることなく、できることなら施工中の現場には足繁く通いたかったのですが、進捗に不安を抱えずにお任せできたことは、工事監理をお願いすることのとても大きなメリットだと実感しました。
総じて、こちらから細かく具体的な要望をお伝えもせず(できず)ふわっとしたお願いばかりになりましたが、つぶさに趣旨を汲み取っていただき、鉄部や開口部の取り方などディテールに非常にこだわりを感じられる、とても満足のいく仕上がりにしていただいたと思います。
●現在の住まいごこち
夏は涼しく冬は暖かく、自然光で明るく、家じゅうのどこにいても家族の気配を常に感じられます。あるいは照明や建材のせいなのか、家人は「自然と早寝早起きになった」と満足げです。
実は、竣工後も現在に至るまで、建具の追加やちょっとした不具合のメンテナンスなど、住まいごごちのアップに向けて何かとご相談に乗っていただいています。そうした親身なフォローは、実際に住み始めた者にとってとても大きな安心材料、ということを申し添えたいと思います。
クーラー無しの住宅。昨今の日本の気候状況を考えるとなかなかに難しいお題でしたが、チャレンジしていくうちに様々な気付きがありました。
数値だけでは測れない心地よさについて考える良いきっかけをいただいたと思っております。
詳細なレビューを、ありがとうございます。
大変嬉しく拝見致しました。
※ 作品の写真はこちらからご覧いただけます。
https://www.houzz.jp/projects/898731
数値だけでは測れない心地よさについて考える良いきっかけをいただいたと思っております。
詳細なレビューを、ありがとうございます。
大変嬉しく拝見致しました。
※ 作品の写真はこちらからご覧いただけます。
https://www.houzz.jp/projects/898731


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