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6件のレビュー

2つの流動スペースを内包する四角い家

〜キャラクターの異なる2つの流動スペースを内包する家〜

ここでは架構の単純化をはかり、2層の箱型ヴォリュームと「田の字型プラン」の延長で成り立つ計画を前提に設計を進めました。
この住宅は、上下階とも単純に6分割した田の字型の交差部で直交軸同士をアールで接続させるという操作で出来上がっています。その結果、2つの流動スペースと6つの独立スペースが生まれました。
流動スペースは、一つがリビング・ダイニング、もう一つは階段室兼書斎や客間などの機能を伴った動線空間となっています。この2つはプラン的に上下階で互いに反転した関係となっていて、一方は白い左官材料、もう一方はラワンベニヤにより対比的に仕上げられており、全くキャラクターの異なるスペースとなっています。
一方の独立スペースには個室や水廻りなどが配され、こちらもそれぞれに対応した仕上げが施されています。
流動スペースによっていったん各個室の独立性を高めつつ、再び流動スペースに面した内窓によって適度な距離を保ちながらも全体としては緩やかなつながりが生み出されています。

Data
家族構成:夫婦+子供2人
構造・規模:木造2階建
敷地面積:165.29m2
延床面積:124.55m2
撮影:松村芳治、福田哲也
国: 日本