中庭のある平屋
60代半ばのご夫婦のための終の住処です。敷地は琵琶湖の南東に広がる平野部、周囲を田畑に囲まれた場所 に位置しています。周辺の風景は古い集落や一様な建売住宅、派手な装飾の店舗などが混在しており、いわゆる田園風景というには、些か中途半端な印象を受けました。そこで、長年この地に住むご夫婦にとって、何気ない環境を魅力あるものに置き換えることをテーマとし計画を進めました。その手法の一つとして中庭を設け、中庭側と外周部に設けた開口面積に差を持たせ外とのつながりに、それぞれ強弱を与えています。これにより中庭側は道路からの視線を気にせずに大きく開くことができ、より外部を感じやすいものとしています。また本来、周囲に遮るものがなく風当たりの強い場所ですが、外周部の窓を絞り中庭を風の溜まりとすることで、過剰な風は心地よいものに変換しています。さらに限定された窓は、揺れる稲穂や遠くの山々にフォーカスし、魅力ある景色の再認識を可能としいます。
主な仕上げとして、屋根は瓦葺きとし周囲の景色に溶け込むよう配慮しています。外壁には左官仕上げを用い手仕事の良さが感じられるものとし、経年による汚れを許容できる仕上げとしています。庭は造園家によるもので、ジュウガツザクラやトサミヅキなど、四季を通じて様々な花が楽しめるよう計画されています。
主な仕上げとして、屋根は瓦葺きとし周囲の景色に溶け込むよう配慮しています。外壁には左官仕上げを用い手仕事の良さが感じられるものとし、経年による汚れを許容できる仕上げとしています。庭は造園家によるもので、ジュウガツザクラやトサミヅキなど、四季を通じて様々な花が楽しめるよう計画されています。
国: 日本