質のよい眠りを誘うのは、ブルーを基調にしたベッドルーム
一日の終わりを迎え、身も心もリラックスしたいベッドルーム。安眠のポイントは「色」にあります。なかでもさまざまなトーンのブルーは、リラックスや鎮静効果の高い色として一番のおすすめ。ブルーを背景色とした寝室づくりのヒントをどうぞ。
mikiko taguchi
2015年4月29日
質のよい眠りに必要なものといえば、温度、湿度、明るさ、音など。さまざまな要素が複雑に関係してきますが、手軽に効果を期待できるのは色を上手にとり入れることです。なかでもベッドルームにおすすめなのは、心を落ち着かせ、リラックス効果の高いことで知られる落ち着いたブルー系の色。今回はこの色をフィーチャーして、心地よい眠りの空間のつくり方をご紹介します。
色を上手に使って、活動空間を分ける
まるで箱のなかにベッドが置かれたような印象のこの部屋。床から天井までを同じカラーでペイントすることで、視覚的な効果により、まるで色に包まれているような落ち着き感のあるベッドコーナーに。さらに、ワンルームをフィッティングコーナーとベッドコーナーとで色分けすることで、空間にもメリハリが生まれます。
まるで箱のなかにベッドが置かれたような印象のこの部屋。床から天井までを同じカラーでペイントすることで、視覚的な効果により、まるで色に包まれているような落ち着き感のあるベッドコーナーに。さらに、ワンルームをフィッティングコーナーとベッドコーナーとで色分けすることで、空間にもメリハリが生まれます。
必要最低限のものだけを
壁は全面をペイントする必要はありません。一面だけに色をプラスするだけでも、部屋の印象は随分変わります。もちろんベッドルームには落ち着いたブルーを。ベッドサイドには小さな棚をひとつ用意し、ランプと読みかけの本のコーナーにしましょう。これで、眠りに集中する空間が生まれます。
壁は全面をペイントする必要はありません。一面だけに色をプラスするだけでも、部屋の印象は随分変わります。もちろんベッドルームには落ち着いたブルーを。ベッドサイドには小さな棚をひとつ用意し、ランプと読みかけの本のコーナーにしましょう。これで、眠りに集中する空間が生まれます。
使う色を限定し、シックなベッドルームに
濃いブルーでペイントした壁に合わせ、家具やファブリックもシックなテイストで統一しましょう。とり入れる色の数を少なくするのがひとつのポイントです。また、オープンなコンパクトなスペースに住む方におすすめなのは、たとえばこの写真のように部屋の奥にあるワークスペースとの間をカーテンで間仕切ること。ゾーニングすることで、眠りに最適な空間をつくることができます。
濃いブルーでペイントした壁に合わせ、家具やファブリックもシックなテイストで統一しましょう。とり入れる色の数を少なくするのがひとつのポイントです。また、オープンなコンパクトなスペースに住む方におすすめなのは、たとえばこの写真のように部屋の奥にあるワークスペースとの間をカーテンで間仕切ること。ゾーニングすることで、眠りに最適な空間をつくることができます。
家具はベッドの後ろに
眠りにつく前に視界に入る情報は、安眠の妨げにもなることも。ベッドに入ったときに視線の先にモノがないように、ベッドルームの家具は見えない後方に設置するのも一案。スペース的に難しい場合は、カーテンで間仕切りしたり、天蓋をつけるのもおすすめです。
眠りにつく前に視界に入る情報は、安眠の妨げにもなることも。ベッドに入ったときに視線の先にモノがないように、ベッドルームの家具は見えない後方に設置するのも一案。スペース的に難しい場合は、カーテンで間仕切りしたり、天蓋をつけるのもおすすめです。
視線より下に“好き”を集めて
落ち着いたブルーグレーの壁のベッドルームに置く、サイドテーブルやチェストなどの家具は、できるだけ視線よりも低いものを選びましょう。すっきりとしたシンプル空間に遊び心をプラスするのは足元のラグ。ぜひお気に入りの一枚を。
落ち着いたブルーグレーの壁のベッドルームに置く、サイドテーブルやチェストなどの家具は、できるだけ視線よりも低いものを選びましょう。すっきりとしたシンプル空間に遊び心をプラスするのは足元のラグ。ぜひお気に入りの一枚を。
スモーキーカラーで優しい空間に
さまざまなカラーをインテリアにとり入れたい場合には、トーンを合わせましょう。そうすることで異なる色にも統一感が生まれます。ベッドルームの壁やファブリックには、あまり鮮やかすぎない、優しいスモーキーなトーンがおすすめです。
さまざまなカラーをインテリアにとり入れたい場合には、トーンを合わせましょう。そうすることで異なる色にも統一感が生まれます。ベッドルームの壁やファブリックには、あまり鮮やかすぎない、優しいスモーキーなトーンがおすすめです。
柄を遊ぶなら、色を揃えて
ベッドルームはどの部屋よりもファブリックが多くなりますから、生地選びは慎重にしたいもの。シンプルで失敗しないコツは、テーマカラーを決めてしまうことです。同じ色ならたとえ素材や柄が違っていても、当然統一感が生まれます。濃淡のバリエーションはきれいですし、これで買い足しの際も、コーディネイトで迷うことはありません。
ベッドルームはどの部屋よりもファブリックが多くなりますから、生地選びは慎重にしたいもの。シンプルで失敗しないコツは、テーマカラーを決めてしまうことです。同じ色ならたとえ素材や柄が違っていても、当然統一感が生まれます。濃淡のバリエーションはきれいですし、これで買い足しの際も、コーディネイトで迷うことはありません。
子どもたちには楽しい夢を
カラフルなモノにあふれたキッズルームでも、ベッドコーナーは落ち着いた空間をつくってあげましょう。こんなベッドコーナーなら潜水艦にいるような気分で、きっと楽しい夢がみられるはず。ブルーの壁なら海のほかにも、空や宇宙はぴったりのモチーフです。
ベッドルームは「ブルーを基調に」とひとことで言っても、アイデア次第で実にさまざまな空間がつくれます。一番大切なのは自分が本当に安心して眠れる、心地のよい雰囲気づくり。1日の1/3を過ごす場所、ぜひ色をテーマに見直してみませんか?
カラフルなモノにあふれたキッズルームでも、ベッドコーナーは落ち着いた空間をつくってあげましょう。こんなベッドコーナーなら潜水艦にいるような気分で、きっと楽しい夢がみられるはず。ブルーの壁なら海のほかにも、空や宇宙はぴったりのモチーフです。
ベッドルームは「ブルーを基調に」とひとことで言っても、アイデア次第で実にさまざまな空間がつくれます。一番大切なのは自分が本当に安心して眠れる、心地のよい雰囲気づくり。1日の1/3を過ごす場所、ぜひ色をテーマに見直してみませんか?
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