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自家製の桜の塩漬けを作ってみよう!
この季節、お花見や近所のお散歩時の目で楽しむ桜もいいけれど、桜の塩漬けがあれば香りや味わいも楽しむことができます。
Motoko Sasaki
2018年3月21日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
毎年、桜が咲く頃になると「そろそろあの仕込みの時期だわ」とソワソワし始めます。それは、八重桜を使った桜の塩漬けづくり。八重桜はソメイヨシノなどの桜が終わってから咲き始めるので、4月上旬が頃合いです。
塩漬けに向いているのは、咲き始めのつぼみ。私は、ご近所さん宅の庭で八重桜を摘ませてもらっています。御礼は塩漬けのおすそわけ。これから咲くつぼみを摘む心苦しさもありますが、おいしくいただくために目をつむりましょう。塩漬けにすれば1年ほど保存でき、漬けた塩も桜塩として料理に使えて便利です。
塩漬けに向いているのは、咲き始めのつぼみ。私は、ご近所さん宅の庭で八重桜を摘ませてもらっています。御礼は塩漬けのおすそわけ。これから咲くつぼみを摘む心苦しさもありますが、おいしくいただくために目をつむりましょう。塩漬けにすれば1年ほど保存でき、漬けた塩も桜塩として料理に使えて便利です。
春の香りを楽しむ桜の塩漬け
桜の季節にぜひ試してほしい、桜の塩漬けです。開き切る前の八重桜を使用します。桜の花は、水でよく洗い、水気をきっておきます。
桜の季節にぜひ試してほしい、桜の塩漬けです。開き切る前の八重桜を使用します。桜の花は、水でよく洗い、水気をきっておきます。
塩と酢をまぶす
桜の重さの25%程度の塩をまぶしてなじませます。ここで梅酢や酢をひとまわし程度かけておくと、桜の色が鮮やかになります。
桜の重さの25%程度の塩をまぶしてなじませます。ここで梅酢や酢をひとまわし程度かけておくと、桜の色が鮮やかになります。
瓶に入れて重しをする
熱湯消毒した瓶に入れ、重しをします。漬け物用の瓶や保存容器など、熱湯消毒ができるものなら何でもOKです。
熱湯消毒した瓶に入れ、重しをします。漬け物用の瓶や保存容器など、熱湯消毒ができるものなら何でもOKです。
3日漬ける
3日ほど漬けておくと、こんなに水分が出てきます。
3日ほど漬けておくと、こんなに水分が出てきます。
水分をきる
この状態でも「漬け物」として食べることができます。また、この水分は「桜酢」として保存しておけば、マリネなどを作るときに活躍します。
この状態でも「漬け物」として食べることができます。また、この水分は「桜酢」として保存しておけば、マリネなどを作るときに活躍します。
陰干しで乾かす
桜をざるやキッチンペーパーの上にひとつひとつ丁寧に並べ、陰干しします。重ならないように並べるのがポイント。
桜をざるやキッチンペーパーの上にひとつひとつ丁寧に並べ、陰干しします。重ならないように並べるのがポイント。
触って、湿り気がなくなっていれば、干す作業は終了です。
塩に混ぜて保存する
干した桜を塩と混ぜ、瓶などに入れて保存します。1ヶ月ほどで塩にも桜の香りがつきます。1年ほど保存可能です。
干した桜を塩と混ぜ、瓶などに入れて保存します。1ヶ月ほどで塩にも桜の香りがつきます。1年ほど保存可能です。
桜香るごはんがおすすめ
桜の塩漬けは、もちろん市販品もあります。お菓子などにもできますが、私のおすすめは炊き込みごはんやおこわです。炊き込みごはんは、お米とだし汁をセットした鍋か炊飯器に、桜の塩漬けをパラパラとのせて炊くだけ。おこわは、フライパンにもち米1合とだし汁100ml、酒と薄口醤油を少々、桜の塩漬けを入れて炒め煮にし、汁気がなくなったら蒸し器で蒸します。蒸し器がなければ、耐熱ボウルに入れてラップフィルムをかけ、電子レンジで7分、さっくり混ぜてさらに3分で完成。
桜の塩漬けは筍との相性もよく、いっしょに炊いたごはんは春の香りいっぱいです。お稲荷さんにしてもおいしいですよ。
こちらもあわせて
春爛漫、桜を楽しむ家
お花見の季節に、花かご弁当で春を楽しむテーブル
自家製の燻製を作ってみよう!
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桜の塩漬けは、もちろん市販品もあります。お菓子などにもできますが、私のおすすめは炊き込みごはんやおこわです。炊き込みごはんは、お米とだし汁をセットした鍋か炊飯器に、桜の塩漬けをパラパラとのせて炊くだけ。おこわは、フライパンにもち米1合とだし汁100ml、酒と薄口醤油を少々、桜の塩漬けを入れて炒め煮にし、汁気がなくなったら蒸し器で蒸します。蒸し器がなければ、耐熱ボウルに入れてラップフィルムをかけ、電子レンジで7分、さっくり混ぜてさらに3分で完成。
桜の塩漬けは筍との相性もよく、いっしょに炊いたごはんは春の香りいっぱいです。お稲荷さんにしてもおいしいですよ。
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