コメント
狭い部屋を広く見せてゆったり暮らす、驚きの工夫12選
余計なドアや収納を思い切って移動すれば、狭くても広く使える家になります。
Deborah Jane Goon
2017年8月13日
なるほど、こぢんまりとした家に暮らしているのですね。でも、シンガポールに暮らす80パーセント以上の人が住まいに関して同じ悩みを抱えていると知れば、慰めになるのではないでしょうか。とはいえ、そのために生活のスタイルが決まってしまうのでは面白くありません。小さなアパートを最大限に活用する確実な方法はたくさんあるのですから。光沢のある表面材や鏡を活用して見た目の広さを倍にすることから、賢い照明計画や効果的な家具の選択方法まで、小さな家だからといって住まい方の可能性を制限されないためのアイデアをご紹介します。
1. ベランダを上手に利用して、アウトドアとつながる
幸運にもベランダが付いているなら、活用しない手はありません。透明なガラスのドアは、家を広く見せるのに役立つうえ、その先に見える緑のさわやかさを取り入れることもできます。
ベランダは、夕方に訪れるゲストをもてなすのにも最適です。週末の夜をここでのんびり楽しめるように、多目的に使える家具を選びましょう。
幸運にもベランダが付いているなら、活用しない手はありません。透明なガラスのドアは、家を広く見せるのに役立つうえ、その先に見える緑のさわやかさを取り入れることもできます。
ベランダは、夕方に訪れるゲストをもてなすのにも最適です。週末の夜をここでのんびり楽しめるように、多目的に使える家具を選びましょう。
6. 家全体には涼しげな色を使う
色を使うのはとても楽しいものですが、幸運の赤のような明るい色も、小さなスペースでソファのような大きな家具に使ったのでは、目立ちすぎて逆効果になるかもしれません。
小さな家に家具を入れるときは、中間色や涼しげな色を選びましょう。涼しげな色は部屋を穏やかに見せてくれるので、目からリラックスできて、広くないことがあまり気にならなくなるでしょう。
色が欲しくなったら、いつでもクッションやアート作品、ラグなどで飾ることができます。
色を使うのはとても楽しいものですが、幸運の赤のような明るい色も、小さなスペースでソファのような大きな家具に使ったのでは、目立ちすぎて逆効果になるかもしれません。
小さな家に家具を入れるときは、中間色や涼しげな色を選びましょう。涼しげな色は部屋を穏やかに見せてくれるので、目からリラックスできて、広くないことがあまり気にならなくなるでしょう。
色が欲しくなったら、いつでもクッションやアート作品、ラグなどで飾ることができます。
2. 仕上げの質感を楽しむ
中間色を使うときは、視覚的な広がりを感じさせるような味わいのある仕上げにすることで、面白いスペースを作りましょう。
ベランダ手前のエリアを平行に並べた細い木材で作ると、視覚的な広がりと、くつろぐのに最適なスペースが得られます。家具は必要ありません。クッションをいくつか並べ、環境音楽をかけるだけで、準備は万端です。
中間色を使うときは、視覚的な広がりを感じさせるような味わいのある仕上げにすることで、面白いスペースを作りましょう。
ベランダ手前のエリアを平行に並べた細い木材で作ると、視覚的な広がりと、くつろぐのに最適なスペースが得られます。家具は必要ありません。クッションをいくつか並べ、環境音楽をかけるだけで、準備は万端です。
3. 雰囲気のある照明で、視線を上に向けさせる
小さな家で高さを感じさせる賢い方法は、視線を床からそらし、天井に向けさせることです。
垂直な照明器具なら、そんな役割を完璧に果たし、雰囲気のある明かりも提供してくれます。
小さな家で高さを感じさせる賢い方法は、視線を床からそらし、天井に向けさせることです。
垂直な照明器具なら、そんな役割を完璧に果たし、雰囲気のある明かりも提供してくれます。
4. 小さなスペースに合う家具を特注する
コンパクトな家の家具を揃えるいちばん簡単な方法は、必要に合わせてスペースごと特注することです。
もちろんこれにはお金がかかるので、予算が厳しいなら、家全体をそうするのではなく、本当に多くの収納スペースを必要とする1部屋か2部屋(寝室とキッチンなど)を選びましょう。
この家の主寝室は、リビングルームとスペースを兼用しており(テレビの背面が写真に写っています)、向きが変えられるテレビをどちらの部屋でも楽しむことができます。
ずらりと並んだ明るい木目のキャビネットが(きちんと整理された部屋にするための)十分な収納を実現する一方、プラットフォームベッドは夜休むのに完璧なスポットになっています。本やそのほかの必需品をしまうオープンシェルフも、部屋を片づけておくのに役立ちます。
コンパクトな家の家具を揃えるいちばん簡単な方法は、必要に合わせてスペースごと特注することです。
もちろんこれにはお金がかかるので、予算が厳しいなら、家全体をそうするのではなく、本当に多くの収納スペースを必要とする1部屋か2部屋(寝室とキッチンなど)を選びましょう。
この家の主寝室は、リビングルームとスペースを兼用しており(テレビの背面が写真に写っています)、向きが変えられるテレビをどちらの部屋でも楽しむことができます。
ずらりと並んだ明るい木目のキャビネットが(きちんと整理された部屋にするための)十分な収納を実現する一方、プラットフォームベッドは夜休むのに完璧なスポットになっています。本やそのほかの必需品をしまうオープンシェルフも、部屋を片づけておくのに役立ちます。
5. 丸いダイニングテーブルを選ぶ
小さな家では、角張ったものが多いと、危ないこともあります。
この家では、一本脚の丸テーブルが効果的に使われています。椅子は使わないときには下にしまえるので、貴重なスペースを有効活用することができます。
ゲストをもてなすのが大好きな人なら、より多くの人がテーブルを囲めるように、スツールを選ぶのも良いでしょう。スタッキングできるものなら、収納スペースもさほど必要ありません。
小さな家では、角張ったものが多いと、危ないこともあります。
この家では、一本脚の丸テーブルが効果的に使われています。椅子は使わないときには下にしまえるので、貴重なスペースを有効活用することができます。
ゲストをもてなすのが大好きな人なら、より多くの人がテーブルを囲めるように、スツールを選ぶのも良いでしょう。スタッキングできるものなら、収納スペースもさほど必要ありません。
7. 透明な家具を利用して
小さなスペースでは、透明なガラスやアクリルの家具を使うのも素晴らしい選択です。
このようなシックな家具は、視覚を遮らないので、ダイニングルーム全体を飾ったり、リビングエリアにガラスのコーヒーテーブルを置いて実用的な場所を増やしたりしても、家がごちゃついた感じになりません。
例えば〈カルテル〉のアームチェア、《ルイゴースト》は、便利な追加の椅子として、書斎から寝室、さらにはリビングルームまでどんな部屋でも使えるため、小さなスペースには最適です。
小さなスペースでは、透明なガラスやアクリルの家具を使うのも素晴らしい選択です。
このようなシックな家具は、視覚を遮らないので、ダイニングルーム全体を飾ったり、リビングエリアにガラスのコーヒーテーブルを置いて実用的な場所を増やしたりしても、家がごちゃついた感じになりません。
例えば〈カルテル〉のアームチェア、《ルイゴースト》は、便利な追加の椅子として、書斎から寝室、さらにはリビングルームまでどんな部屋でも使えるため、小さなスペースには最適です。
8. 肘掛けのない、かさばらない家具を選ぶ
ダイニング用のカジュアルなベンチは、使わないときにはテーブルの下にしまえるので、広さのないダイニングエリアでは最高の選択です。
ただし、年配の方にとっては、背もたれがないのは不安です。多世代が同居する世帯の場合は、そんな方に適したダイニングチェアと、それ以外は背もたれのないシートを選ぶとよいでしょう。
ダイニング用のカジュアルなベンチは、使わないときにはテーブルの下にしまえるので、広さのないダイニングエリアでは最高の選択です。
ただし、年配の方にとっては、背もたれがないのは不安です。多世代が同居する世帯の場合は、そんな方に適したダイニングチェアと、それ以外は背もたれのないシートを選ぶとよいでしょう。
9. 壁全体を鏡張りにして、見た目の広さを倍にする
実際に面積を増やすことはできませんが、目の錯覚で広く感じさせることならできます。
鏡はどんなスペースでもとても簡単かつ手頃に追加できて、部屋を広く見せ、さらに自然光があふれるようにすることもできます。
黒い縁取りの鏡を選べば、洗練された神秘的な仕上がりになり、縁が透明なものなら、さわやかな清潔感のあるイメージになります。
実際に面積を増やすことはできませんが、目の錯覚で広く感じさせることならできます。
鏡はどんなスペースでもとても簡単かつ手頃に追加できて、部屋を広く見せ、さらに自然光があふれるようにすることもできます。
黒い縁取りの鏡を選べば、洗練された神秘的な仕上がりになり、縁が透明なものなら、さわやかな清潔感のあるイメージになります。
10. キッチンはつやのある仕上げにして、光(とスペース)を最大に活用する
小さく暗いスペースで、光沢の多い表面材が光の流れを良くするのにどれほど効果的かは驚くほどです。
オープンキッチンは、光沢の多いキャビネットとガラスを採用して家の明るさを増すのにうってつけの場所です。
明るくなるほど、狭苦しく感じられる可能性は減ります。光の流れを最高に良くするには、バックスプラッシュを鏡張りにする、アイランドカウンターを取り入れるなども検討してみましょう。
小さく暗いスペースで、光沢の多い表面材が光の流れを良くするのにどれほど効果的かは驚くほどです。
オープンキッチンは、光沢の多いキャビネットとガラスを採用して家の明るさを増すのにうってつけの場所です。
明るくなるほど、狭苦しく感じられる可能性は減ります。光の流れを最高に良くするには、バックスプラッシュを鏡張りにする、アイランドカウンターを取り入れるなども検討してみましょう。
11. ガラスの壁にして、小さな寝室と浴室の開放感を増す
浴室をがっしりしたドアの後ろに隠してしまう代わりに、主寝室と続きの浴室の間の壁を透明なガラスにしましょう。境界線がなくなるため、寝室と浴室のどちらにとっても効果的です。
続きの浴室をさらに広く見せる上手な方法は、浴室の表面材に寝室の壁に溶け込むようなものを選び、両スペースをひと続きに見せることです。
浴室をがっしりしたドアの後ろに隠してしまう代わりに、主寝室と続きの浴室の間の壁を透明なガラスにしましょう。境界線がなくなるため、寝室と浴室のどちらにとっても効果的です。
続きの浴室をさらに広く見せる上手な方法は、浴室の表面材に寝室の壁に溶け込むようなものを選び、両スペースをひと続きに見せることです。
12. 不要な壁やドアをなくす
言うまでもないと思われるかもしれませんが、壁を取り払い、オープンなスペースにするのは、もしかしたら小さな家を広く感じさせるのにいちばん良い方法かもしれません。
壁を壊すことで、小さな家の中で光の流れがよくなる可能性もあります。
教えてHouzz
小さな空間でも広く住まう工夫を教えてください。
こちらもあわせて
小さなリビングを最大限に活用する15の方法
小さな場所を上手に活用してつくる、便利なワークスペース
小さな暮らし方に役立つ記事をもっと読む
狭い部屋の収納アイデアを見る
オーダー家具やキャビネットのプロを探す
照明計画を専門家に相談する
言うまでもないと思われるかもしれませんが、壁を取り払い、オープンなスペースにするのは、もしかしたら小さな家を広く感じさせるのにいちばん良い方法かもしれません。
壁を壊すことで、小さな家の中で光の流れがよくなる可能性もあります。
教えてHouzz
小さな空間でも広く住まう工夫を教えてください。
こちらもあわせて
小さなリビングを最大限に活用する15の方法
小さな場所を上手に活用してつくる、便利なワークスペース
小さな暮らし方に役立つ記事をもっと読む
狭い部屋の収納アイデアを見る
オーダー家具やキャビネットのプロを探す
照明計画を専門家に相談する
おすすめの記事
専門家とのやりとり
家を建てたい!まずはどうすれば良い?〜専門家の探し方〜
文/荒木康史
「専門家はどう探せば良いの?」「ハウスメーカー、工務店、建築家ってどう違うの?」など、家づくりで最初にぶつかる疑問にお答えします。
続きを読む
エコ・サステナブル
世界の専門家が注目する、サステナブルな住まいづくりのかたちとは?
今後期待されるサステナブル=持続可能なソリューションとは?Houzzで活躍する世界の専門家に伺いました。
続きを読む
専門家とのやりとり
建築家と家づくりをするメリットとは?
文/志田茂
「値段が高そう」「敷居が高い」……。建築家との家づくりは大変そうだと思っている人もいると思います。でも、唯一無二の理想の住まいを実現したいなら、建築家との家づくりはおすすめです。
続きを読む
キッチンの記事
プロに聞く、オーダーキッチンを作りたいなら知っておきたいこと
デザインと使い勝手がカスタマイズされたオンリーワンのオーダーキッチン。取り入れたいなら知っておくべきことを専門家に聞きました。
続きを読む
キッチンの記事
家事をストレスフリーに! キッチンカウンター下収納の使い方と収納アイデア
オープンタイプのキッチンが人気の今、キッチンカウンター下収納はその後の使いやすさを左右する重要な検討事項です。種類別カウンター下収納の特徴を参考に、家族が使いたくなるキッチンまわりをつくりましょう。
続きを読む
専門家とのやりとり
心地よい住まいを実現するために、自分に問うべき質問とは?
インテリアのプロたちが依頼主に、最初に投げかける質問があります。それに対する自分の答えと向き合うことで、自分と住まいとの関係をよりよく変えていきましょう。
続きを読む
和室の記事
古民家リノベーションで古き良き日本家屋の趣を楽しむには
文/安井俊夫
昔ながらの日本家屋を、現代のデザインやライフスタイルにマッチするようにリノベーションする。そのメリットとデメリット、お得になることなど、知っておいた方がよいことに関してご紹介します。
続きを読む
廊下・階段の記事
階段にはどんな種類がある?その特徴や配置の基本
文/安井俊夫
1階から2階へと移動するための単なる通路ではなく、目線の高さが変わることで感じる楽しみや快適さを感じられる階段。その種類や基本情報をご紹介いたします。
続きを読む