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物は賢くストックして、 すっきりミニマルな部屋を維持しよう
物は多すぎても散らかるし、少なすぎても生活が不便にってしまうもの。必要なものを必要なだけ賢く揃える考え方をご紹介。
Laura Gaskill
2015年5月5日
物をたくさんストックしつつ、すっきり暮らすことは可能でしょうか? 両立は無理、と思われるかもしれませんが、実はコインの表と裏のような問題です。整理整頓をするときも買い物をするときも、私のモットーは「必要なものを必要なだけ」。そうすると、生活もシンプルで楽になり、時間とお金の節約にもなります。今の持ち物を全部処分しなくても、以下のコツを活用すれば、生活空間をすっきりさせることができます。
物をたくさんストックする家庭はめずらしくありませんが、その理由は千差万別。また、生活はどんどん変化するもの。幼い子供のいる家族と学生や引退した夫婦では、生活に必要なアイテムも異なります。新しい土地に引っ越したり、仕事が変わるなど、人生が新しい局面に入るときこそ、自分の持っている物を見直すよい機会です。
人によって必要な物は千差万別
物が散らかるのには理由があります。自分が持っていたくないもの、自分に必要のないものだから。引き出しいっぱいのグリーティング・カードやサンキュー・カード、切手、ペンが生活に必要な人もいれば、処分すべき人もいます。自分に必要な物は、自分にしかわかりません。使わない食器を入れた戸棚には、気づけばホコリが溜まっているものです。
物が散らかるのには理由があります。自分が持っていたくないもの、自分に必要のないものだから。引き出しいっぱいのグリーティング・カードやサンキュー・カード、切手、ペンが生活に必要な人もいれば、処分すべき人もいます。自分に必要な物は、自分にしかわかりません。使わない食器を入れた戸棚には、気づけばホコリが溜まっているものです。
ストックするほうが理にかなっている場合もある
頻繁にお客様を招くおもてなし好きの人なら、ベーシックなお皿やグラス類を大人数用のセットで思い切って買えば、コスト的にも効率的で、無駄になりません。そういう人の場合、紙皿や紙コップを使ったり、お皿類をレンタルするのは、面倒なものです。また、客観的に眺めてみると、家にある物のほとんどは、なくてはならないものではありません。でも、救急用品や防災用品はしっかりとストックしておくべきです。
頻繁にお客様を招くおもてなし好きの人なら、ベーシックなお皿やグラス類を大人数用のセットで思い切って買えば、コスト的にも効率的で、無駄になりません。そういう人の場合、紙皿や紙コップを使ったり、お皿類をレンタルするのは、面倒なものです。また、客観的に眺めてみると、家にある物のほとんどは、なくてはならないものではありません。でも、救急用品や防災用品はしっかりとストックしておくべきです。
生活のスタイルに合わないものはストックしない
たとえばホーム・オフィスでほぼペーパーレスな仕事をしている人なら、ペーパー・クリップやホッチキス、分厚い付箋の束やコピー用紙は必要ありません。自分が使うものに関して現実的になること。不要なものはストックするのをやめましょう。
たとえばホーム・オフィスでほぼペーパーレスな仕事をしている人なら、ペーパー・クリップやホッチキス、分厚い付箋の束やコピー用紙は必要ありません。自分が使うものに関して現実的になること。不要なものはストックするのをやめましょう。
経済的にメリットがあるとき、つまり、お金の節約になるなら、ストックするための品(大型安売り店で大きな箱入りの食品を買うとか、自然食料品店で大容量の飲料を買うなど)を買ってもかまわないでしょう。何度も買い物に行かずにすむので、時間の節約にもなります。しかし、必ず使うものを大量買いすることと、普段は買わないものなのにセールの値札につられて買うのは、別の話です。大量買いするなら使ったことのある、お気に入りのものに限定し、新しいブランドやフレーバーは少量のパッケージで試し買いを。このルールは、食品以外でも同じです。
料理であれ、大工仕事であれ、適切な道具を手にいれることはとても大事。でも、日常の作業に必要なものだけを揃え、不要なものは買わないように。例えば、毎週お菓子を焼く人なら、オーブンの天板やボウルといった道具をたくさん揃えるのも当然。でも、二度と使わないようなアイテムが必要な場合は、買う前にレンタルを利用したり誰かに貸してもらえないか、検討しましょう。
ストックは生活を便利にするため。面倒にするためではありません
花束をもらって家に帰ると、ぴったりの花瓶があったらいいのに、と思うもの。20分後には誰かのバースデー・パーティに行かなければ、というときには、ギフト用のラッピングとテープがあったら、と思うでしょうし、壁にアート作品を飾るときにも道具がいります。だからといって、戸棚にしまい込んだ使いかけのラッピング・ペーパーをあわてて漁って使えるものを探したり、今後使う機会もない贅沢な道具にお金をかけるのは本末転倒。あったらいいな、というものを買うかどうか悩んだら、それがあればその後の生活が便利になるかどうかを考えてみてください。もし答えがNoなら、買わないこと。
花束をもらって家に帰ると、ぴったりの花瓶があったらいいのに、と思うもの。20分後には誰かのバースデー・パーティに行かなければ、というときには、ギフト用のラッピングとテープがあったら、と思うでしょうし、壁にアート作品を飾るときにも道具がいります。だからといって、戸棚にしまい込んだ使いかけのラッピング・ペーパーをあわてて漁って使えるものを探したり、今後使う機会もない贅沢な道具にお金をかけるのは本末転倒。あったらいいな、というものを買うかどうか悩んだら、それがあればその後の生活が便利になるかどうかを考えてみてください。もし答えがNoなら、買わないこと。
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