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気軽に小さなところから。インテリアを変える、ファブリックマジック
ソファにたくさん置かれたクッション、ベッドにかけたブランケット、テーブルクロスにキッチンリネン。毎日使うファブリック、小さな場所から細かく気を配ることで、すみずみまで自分好みのインテリアにできます。
Motoko Sasaki
2015年4月3日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
クッションカバーやベッドカバー、カーテン、テーブルクロスなど
ファブリックは部屋の模様替えに欠かせないアイテム。
春らしい花柄、夏らしい涼やか素材、ぬくもりの秋カラー、冬のもこもこ肌触り….
季節感をインテリアにプラスできるのも、ファブリックの魅力です。
houzzの写真&以前オランダ取材で訪れた家で見つけたファブリック使いから
小さな部分でもきっと模様替えに効く、インテリアのヒントを探してみました。
ファブリックは部屋の模様替えに欠かせないアイテム。
春らしい花柄、夏らしい涼やか素材、ぬくもりの秋カラー、冬のもこもこ肌触り….
季節感をインテリアにプラスできるのも、ファブリックの魅力です。
houzzの写真&以前オランダ取材で訪れた家で見つけたファブリック使いから
小さな部分でもきっと模様替えに効く、インテリアのヒントを探してみました。
インテリアの洋書を見ると、ソファには必ずたくさんのクッションが置かれています。それに憧れて、我が家にもクッションがたくさんありますが、複数あれば色&柄合わせには気をつかいますよね。でも、こんなふうに素材や色、テイストの違うものを合わせた「ミックススタイル」も素敵。シンプルに同系色でまとめるよりも、インスピレーションで気に入ったものを合わせて、自分らしい空間を作ってみては?
色や柄ものが多いリビングですが、シックにまとまっているのは深い紅色のソファのおかげ。一見、派手なコーディネートになりそうな色のソファですが、カラフルなクッションともなじみ、おとなっぽい落ち着いたコーナーに仕上がっているのがすばらしいです。
カラフルな北欧テキスタイルを使ったベッドカバーと、同生地のカーテンで寝室をコーディネート。広い面積のベッドカバーやカーテンは、目に入ってくる分量が多いので、柄選びが重要。北欧デザインのテキスタイルは、植物や自然のモチーフなどが使われていて、多色づかいでもインテリアになじみやすいものが多いのでおすすめです。
ベッドの一部にブランケットをかけただけで、寝室がぱっと華やかになるから不思議。ベッドカバーなどの大きなものは頻繁に模様替えできませんが、ブランケットなら気軽に取り替えられるので、枚数を揃えておくといいかも。手編みのニットブランケットならレトロテイストに、アジア民芸のブランケットならオリエンタルにと、1枚かけるだけで部屋の雰囲気ががらりと変わります。
パッチワークやキルトの生地を使ったソファ&クッションカバー個性的なリビング。市販ではなかなか見つからないので、手作りが得意なら作ってみるという手も。ソファカバーは難しそうですが、クッションなどの小物なら簡単。手作りのファブリックアイテムがあれば、リビングがよりくつろげる空間になりそうです。
水色の壁に帽子のコレクションを飾っているのも楽しいですね。
水色の壁に帽子のコレクションを飾っているのも楽しいですね。
アムステルダムに住むJさんは、仕事をしながらサンデーマーケットでヴィンテージ食器をリメイクした手作り雑貨を販売する作家さん。屋根裏のようなイメージの部屋は、パステルカラーや花柄などJさんの好きなものが詰まったラブリーな空間。ベッドの上には、クッションカバーがずらり。シカ柄のクッションを前面に出して並べているのが印象的。柄物のクッションカバーは、絵を飾るように楽しみたい。
ロッテルダムに住むMさんのお家。テキスタイルを学び、日本に短期留学したこともあるMさんは、インテリアにもファブリックを上手に飾っていました。
ワイヤーをレースのように編んだパネルにクロスをかけたディスプレイは、色のバランスもお見事。
ワイヤーをレースのように編んだパネルにクロスをかけたディスプレイは、色のバランスもお見事。
キッチンの壁に3つのフックを付けて、クロスをかけているだけなのに、なんだかおしゃれ。目の覚めるようなオレンジやピンクが真っ白いキッチンのアクセントに。かけたときにかわいい色や柄のクロスを集めたくなります。
白でまとめたリビングの棚の上に1つだけ置かれた、ショッキングピンクの糸巻き。ほかの小物をモノトーンでまとめているので、ピンクが映えて素敵! 毛糸や糸巻きなど、手芸アイテムをファブリック雑貨としてディスプレイするのもかわいいアイデア。
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