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実例レポート:ガラクタ置き場だった部屋を素敵なアトリエに改造!
お金をかけず、手持ちの家具や中古品を活用して、物置きだった暗い部屋を自分だけのアトリエに!
Jenny Drew
2016年3月4日
家の中に活用されていないスペースがある場合、物置きにすればいいと思う人もいれば、自分らしい空間をつくるチャンスだと考える人もいます。マリア・アンダーソンさんはまさに後者。自他ともに認めるデザイン中毒で、House Nerd (家オタク)というブログを運営するほど家づくりが大好きなアンダーソンさんは、ガラクタ置き場だった部屋を自分専用のアトリエに作り変えてしまいました。
アンダーソンさんは、夫と結婚してこの新居に越してきました。時間をかけて荷ほどきをしおわり、家の中をあらためて見回してみると、予備の部屋がすっかりガラクタ部屋になっていることに気づきました。「用事があってこの部屋に入るたびに気が滅入りました。だんだん我慢できなくなってきて、どうにかしなくちゃと思い始めたんです」とアンダーソンさん。友人でインテリアデザイナーのネリー・レフェットさんからアドバイスをもらいつつ、アイデアを工夫をこらして、アトリエづくりを始めました。
アンダーソンさんは、夫と結婚してこの新居に越してきました。時間をかけて荷ほどきをしおわり、家の中をあらためて見回してみると、予備の部屋がすっかりガラクタ部屋になっていることに気づきました。「用事があってこの部屋に入るたびに気が滅入りました。だんだん我慢できなくなってきて、どうにかしなくちゃと思い始めたんです」とアンダーソンさん。友人でインテリアデザイナーのネリー・レフェットさんからアドバイスをもらいつつ、アイデアを工夫をこらして、アトリエづくりを始めました。
改造前は、光が入らず、引っ越し荷物が残っているせいで、狭く閉鎖的な印象の部屋でした。
それでも、きっといい部屋になると思える兆しはありました。寄せ木張りのフローリングと窓のない大きな壁が、新しい部屋づくりのためのまっさらなキャンバスになる予感がしたのです。
それでも、きっといい部屋になると思える兆しはありました。寄せ木張りのフローリングと窓のない大きな壁が、新しい部屋づくりのためのまっさらなキャンバスになる予感がしたのです。
最初のハードルは、カオスに秩序をもたらすという大仕事。時間がかかるしおっくうなプロセスですが、やらないわけにはいきません。
じっくりと夢の家具を揃えていくのではなく、とにかく手持ちのアイテムで模様替えを実践することを決意。古くて不要なものは、地元の慈善団体に寄付するなどして処分しました。
じっくりと夢の家具を揃えていくのではなく、とにかく手持ちのアイテムで模様替えを実践することを決意。古くて不要なものは、地元の慈善団体に寄付するなどして処分しました。
「ほとんどが前から持っていたものです。テーブルやIKEAの棚もそう。他は、蚤の市やネットオークションで安く買ったり、廃品を拾うなどして手に入れました」
机の脇のサイドテーブルとして使っている茶箱は、自慢の一品。ネットオークションで買ったものです。「メルボルン在住の素敵な女性が出品していていたんです。その人からはビンテージのスーツケースと古い紅茶の缶も買いました。」
机の脇のサイドテーブルとして使っている茶箱は、自慢の一品。ネットオークションで買ったものです。「メルボルン在住の素敵な女性が出品していていたんです。その人からはビンテージのスーツケースと古い紅茶の缶も買いました。」
古い砂糖入れは、中古市で見つけたもの。3ドルで買って、ゴミ箱として利用しています。
木製の本棚も中古市で見つけた掘り出し物で、20ドルというお買い得価格でした。今は手芸の本やインテリアスタイリングの本を収納しています。
電気のスイッチも、マスキングテープを貼っておしゃれに。
電気のスイッチも、マスキングテープを貼っておしゃれに。
「いちばんたいへんだったのは、小さなスペースを最大限活用しつつ、狭苦しく感じさせないことでした」とアンダーソンさん。
実際より広く、片づいて見えるのは、前から持っていたIKEAの大きな収納ユニットを使って、手芸用品を整理したから。ペンキのセットや紙類もすべてここに入れています。机の位置は、部屋の真ん中に移動。最初に考えた場所とは違いましたが、これが成功し、部屋がぐっと広く感じられるようになりました。
実際より広く、片づいて見えるのは、前から持っていたIKEAの大きな収納ユニットを使って、手芸用品を整理したから。ペンキのセットや紙類もすべてここに入れています。机の位置は、部屋の真ん中に移動。最初に考えた場所とは違いましたが、これが成功し、部屋がぐっと広く感じられるようになりました。
棚がたっぷりある収納ユニットは、手芸用品をすべて収納できますし、取り出すのも簡単です。中古市や文房具店で買った木箱とかごに、小物類をまとめました。
古いもの、新しいもの、いろいろな国のお土産を一緒に置いて、アンダーソンさんらしいぬくもりのあるコーナーになっています。
古いもの、新しいもの、いろいろな国のお土産を一緒に置いて、アンダーソンさんらしいぬくもりのあるコーナーになっています。
ウッドブラインドを透明感のあるカーテンに変えると、自然光が入るようになり、さわやかで開放的な空間になりました。
窓枠に置かれた小さな多肉植物が、部屋にさりげなく生き生きとした雰囲気をつくってくれます。
窓枠に置かれた小さな多肉植物が、部屋にさりげなく生き生きとした雰囲気をつくってくれます。
カラフルなマスキングテープのコレクションは、ガラス瓶に入れているので、目当ての模様がすぐに見つかります。
ワイヤーバスケットは、最初は暖炉の薪を入れるつもりで買ったのですが、もっとよい使い道が見つかりました。道端で拾った籐のバスケットには、プレゼントのラッピングに使うリボンをまとめて収納。
数年前にIKEAで買ったデスクランプも、部屋のポイントに。ワークスペースを照らすライトは、作業にはなくてはならないものです。
壁に掛けたインスピレーションボードにお気に入りのデザイン、絵、写真などを貼って、アイデアのソースにしています。
何よりすばらしいのは、アンダーソンさんが自分の手で、自分らしい空間をつくりあげていったそのプロセスです。部屋の中にあるのはどれも大切に選ばれたモノでそれぞれにストーリーがあります。机の上のいちばんいい場所にあるペン立ては、フィレンツェに旅行したときの思い出の品です。
ガラクタ置き場だった部屋が、ついに素敵なアトリエに! アンダーソンさんはここで家具の補修やプレゼントのラッピングをしたり、インテリアスタイリングのアイデアを練る日々を送っています。
教えてHouzz
アンダーソンさんのように、活用されていない部屋や空間を改造したことはありますか? これから改造したり模様替えしたりする計画はありますか? 写真やコメントの投稿をお待ちしています!
教えてHouzz
アンダーソンさんのように、活用されていない部屋や空間を改造したことはありますか? これから改造したり模様替えしたりする計画はありますか? 写真やコメントの投稿をお待ちしています!
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