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完成した家を体感する機会。オープンハウスに出かけよう
オープンハウスとは? 見学するときに気をつける点や、素朴な疑問への答えをまとめました。
Houzz Japan
2018年10月28日
Houzz Japan 公式アカウント
オープンハウスとは、建築家や、工務店、ハウスメーカーが実際に施主とやりとりを重ねて建てた家や、不動産販売会社が売りに出している物件を見学できる機会です。現地見学会、住宅完成見学会、内覧会などとも呼ばれます。この記事ではオープンハウスに出かけて見学するメリットや、見学するときの注意点など、素朴な疑問に答えます。
オープンハウスのメリットとは?
オープンハウスのメリットは、大きく分けて三つです。
オープンハウスのメリットは、大きく分けて三つです。
- 写真だけでは伝わりきらない家の空気感や、素材の質感を実際に確認できる。
- 設計・施工の担当者に話を聞ける。話してみるとその人となりや、実際にどういう思い・コンセプトでその家を建てたのかがわかる。
- 施主がその場にいる場合、家づくりにまつわる諸条件をどのように乗り越えたのか、直接話を聞けることもある。
どこを見て、何を聞けばいいの?
「見学先の家族構成や、どんな希望・理想が形となったのかを設計者に尋ねましょう」と大橋さん。家づくりだけでなく土地探しからお金のことまで、抱えている問題や疑問をどんどん聞いてみましょう。信頼の置けるその分野の専門家を紹介してもらえるかもしれません。
「見学先の家族構成や、どんな希望・理想が形となったのかを設計者に尋ねましょう」と大橋さん。家づくりだけでなく土地探しからお金のことまで、抱えている問題や疑問をどんどん聞いてみましょう。信頼の置けるその分野の専門家を紹介してもらえるかもしれません。
オープンハウスでは施主も一緒に案内をしてくれたり、質問に答えてくれたりすることも。建栄の竹内征人さんは「希望した条件と完成したものに対する感想、大変だったエピソードを教えてくれるので、これから建てる人と同じ立場でアドバイスをもらえるでしょう」と教えてくれます。
契約に至ったら長い時間を一緒に過ごし、たくさん会話をするであろう建築家や施工会社。コミュニケーションをとりながら、自分と相性が合いそうか、信頼できそうか、などを確かめる機会にもなるでしょう。
契約に至ったら長い時間を一緒に過ごし、たくさん会話をするであろう建築家や施工会社。コミュニケーションをとりながら、自分と相性が合いそうか、信頼できそうか、などを確かめる機会にもなるでしょう。
誰が参加できるの? 予約は必要?
家を建てたい、リノベーションをしたい人なら誰でも参加できます。そのほか、現場には施工会社、住宅設備メーカー、建築家といった関係者も訪れます。
予約は必ず必要な場合と、そうでない場合があるので情報を確認しましょう。オープンハウスは基本的に施主の引き渡し直前に行われますが、引き渡して実際に住み始めてからのケースもあります。
いずれの場合も、事前に予約を入れるようにしましょう。空いている時間帯を教えてくれたり、駐車スペースについて教えてもらえたりします。
家を建てたい、リノベーションをしたい人なら誰でも参加できます。そのほか、現場には施工会社、住宅設備メーカー、建築家といった関係者も訪れます。
予約は必ず必要な場合と、そうでない場合があるので情報を確認しましょう。オープンハウスは基本的に施主の引き渡し直前に行われますが、引き渡して実際に住み始めてからのケースもあります。
いずれの場合も、事前に予約を入れるようにしましょう。空いている時間帯を教えてくれたり、駐車スペースについて教えてもらえたりします。
見学のときの持ち物は?
通常、床や壁に跡がつかないようスリッパと手袋が用意されているので、特別な持ち物はいりません。引き渡し前後に関わらず、金具や荷物で家を傷をつけないよう、なるべく荷物はコンパクトにして参加しましょう。
リュックのような大きな荷物を持っている場合は壁をこすって傷つけてしまう可能性があるので受付で預かってもらい、貴重品だけ持ち歩くようにします。
通常、床や壁に跡がつかないようスリッパと手袋が用意されているので、特別な持ち物はいりません。引き渡し前後に関わらず、金具や荷物で家を傷をつけないよう、なるべく荷物はコンパクトにして参加しましょう。
リュックのような大きな荷物を持っている場合は壁をこすって傷つけてしまう可能性があるので受付で預かってもらい、貴重品だけ持ち歩くようにします。
子どもは連れて行ってもOK?
小学生くらいまでの子どもを連れて行く場合は特に親が目を離さないようにしなければなりません。
リツデザインの吉田立さんは「建物汚損や転落・衝突事故がおこらないよう手をつないだり、抱っこしたりして見学しましょう」とアドバイスします。施主の意向もあるので予約を入れるときに確認をとるのも大切です。
小学生くらいまでの子どもを連れて行く場合は特に親が目を離さないようにしなければなりません。
リツデザインの吉田立さんは「建物汚損や転落・衝突事故がおこらないよう手をつないだり、抱っこしたりして見学しましょう」とアドバイスします。施主の意向もあるので予約を入れるときに確認をとるのも大切です。
ポライトデザインオフィスでは受付スタッフが子どもを見てくれるそう。「2児の母でもあるスタッフが大人が見学している間相手をしたり、お菓子や飲み物、折り紙などを用意したりと試行錯誤しています。十分でないところもあると思いますが、安心して家族全員でご来場いただけるように努めています」と大橋さん。
子どもが建物を傷つけ、怪我をしてしまった……なんてことが起きないよう、受け入れる側と見学する側、双方にとって気持ちいい時間にになるよう、心がけましょう。
子どもが建物を傷つけ、怪我をしてしまった……なんてことが起きないよう、受け入れる側と見学する側、双方にとって気持ちいい時間にになるよう、心がけましょう。
注意すべき点は?
オープンハウスはほかの人の家を見せてもらっている、という意識が大切です。勝手に触れたり、椅子に座ったり、戸棚を開けたり、自分の家でされて嫌なことをしてはいけません。何か試してみたいことがあったら、必ず担当者に確認をとりましょう。
また、水廻りは使用できないので、お手洗いは済ませてから参加しましょう。
オープンハウスはほかの人の家を見せてもらっている、という意識が大切です。勝手に触れたり、椅子に座ったり、戸棚を開けたり、自分の家でされて嫌なことをしてはいけません。何か試してみたいことがあったら、必ず担当者に確認をとりましょう。
また、水廻りは使用できないので、お手洗いは済ませてから参加しましょう。
写真撮影は可能?
素敵な家を見ると、自分の家でも取り入れたいと備忘録代わりに部屋や家具の写真を撮りたいと思うかもしれません。写真を撮影していいかは必ず担当者に確認し、許可をもらってください。
許可を得て撮影したデータや、当日もらった資料は、あくまで自分の家づくりの参考資料です。無断で不特定多数が目にするサイトにアップしたりするのは避けましょう。
オープンハウスで撮影した写真をHouzzのアイデアブックに追加して活用したい場合は、そのアイデアブックを非公開設定にし、自分と関係者だけが見れるようにしましょう。
素敵な家を見ると、自分の家でも取り入れたいと備忘録代わりに部屋や家具の写真を撮りたいと思うかもしれません。写真を撮影していいかは必ず担当者に確認し、許可をもらってください。
許可を得て撮影したデータや、当日もらった資料は、あくまで自分の家づくりの参考資料です。無断で不特定多数が目にするサイトにアップしたりするのは避けましょう。
オープンハウスで撮影した写真をHouzzのアイデアブックに追加して活用したい場合は、そのアイデアブックを非公開設定にし、自分と関係者だけが見れるようにしましょう。
どこでオープンハウスの情報がみつかるの?
建築家、工務店、施工会社、ハウスメーカーそれぞれがホームページやSNS、チラシ等で告知しています。Houzzサイトでは、ディスカッションページのニュース・イベント情報でオープンハウス情報を確認できます。
また気になった専門家をフォローしておくと、専門家がオープンハウスや無料相談会などのイベントをディスカッションに投稿したとき、トップページに表示されます。気になっている会社があるなら、あらかじめフォローしておきましょう。
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