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動物モチーフのアートと暮らす、ペット好きのインテリア
ペットと暮らすインテリア、今回は「動くペット」ではなく、「アートとしてのペット」と一緒に暮らす部屋をご紹介します。
ブラッキン・ヘザー
2015年9月25日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
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みなさんは大切なペットの写真を家の中に飾っていますか? インテリアとしてどのように楽しんでいますか? 大きく引き伸ばしたり、フレームに入れたり、ちょっと凝りたい方はペットのポートレイトをアーティストに依頼したり、肉球の型をとって飾っていたり、ということもあるかもしれません。そして、ペットを飼っていない方でも、動物好きで、犬や猫や他の動物のモチーフのアイテムを家に飾っているという方も多いのではないでしょうか。
前回のペット特集「好みのインテリアと愛犬の個性は関連する?」では、愛犬がインテリアに溶け込んでいる素敵なお部屋と可愛いペットのご紹介をさせていただきました。今回は、実際のペットではなく、ペットの写真やアート、犬や猫をモチーフにしたデコレーションを素敵に取り入れているインテリアをご紹介したいと思います。ペットがいる方はもちろん、動物が好きな方にとってはお部屋も心もぐーんと温まる素敵なインテリアデコレーション、またはお部屋にちょっとユーモアや遊び心を加えたいときの参考にもなるといいなと思います。
前回のペット特集「好みのインテリアと愛犬の個性は関連する?」では、愛犬がインテリアに溶け込んでいる素敵なお部屋と可愛いペットのご紹介をさせていただきました。今回は、実際のペットではなく、ペットの写真やアート、犬や猫をモチーフにしたデコレーションを素敵に取り入れているインテリアをご紹介したいと思います。ペットがいる方はもちろん、動物が好きな方にとってはお部屋も心もぐーんと温まる素敵なインテリアデコレーション、またはお部屋にちょっとユーモアや遊び心を加えたいときの参考にもなるといいなと思います。
ポートレートをフォーカルポイントに
こちらのオーナーさんは愛娘と愛犬のポートレートをアーティストに特別に依頼されたとか。お嬢さんも愛犬も、落ち着いたよい表情をしていますね。フレームに入れていないことでチャコールグレーの壁に自然と溶け込みながら、まるで壁から飛び出るような立体感も感じられます。ダイニングルームの主役でもあるモノクロの絵をより引き立てるために、お部屋はシンプルにデザインされています。白木のナチュラルなダイニングテーブルやサイドボードも、目を自然と絵の方に誘導してくれますね。
こちらのオーナーさんは愛娘と愛犬のポートレートをアーティストに特別に依頼されたとか。お嬢さんも愛犬も、落ち着いたよい表情をしていますね。フレームに入れていないことでチャコールグレーの壁に自然と溶け込みながら、まるで壁から飛び出るような立体感も感じられます。ダイニングルームの主役でもあるモノクロの絵をより引き立てるために、お部屋はシンプルにデザインされています。白木のナチュラルなダイニングテーブルやサイドボードも、目を自然と絵の方に誘導してくれますね。
愛犬マーフィーくんのポップアートのキャンバスを飾っているのはティーンのお嬢さんの寝室。このアートをインスピレーションに、お部屋のインテリアがデザインされたそうです。
色の比率もキャンバスとよくバランスが取れていることがわかります。ベースの白、背景のグレー、メインアクセントのトルコブルー、そして全体を引き締めてまとめているブラック。
グレーと白のジグザグのボーダーにペイントされた壁もまた、他のフェミニンな要素と対照的でシャキッとしたシャープさをほどほどに与えていると同時に、愛犬のキャンバスをより引き立ててくれてもいます。
色の比率もキャンバスとよくバランスが取れていることがわかります。ベースの白、背景のグレー、メインアクセントのトルコブルー、そして全体を引き締めてまとめているブラック。
グレーと白のジグザグのボーダーにペイントされた壁もまた、他のフェミニンな要素と対照的でシャキッとしたシャープさをほどほどに与えていると同時に、愛犬のキャンバスをより引き立ててくれてもいます。
以前に「猫との暮らしを楽しく快適に!キャットフレンドリーなアイデア」の記事でもすでにご紹介したことのある猫ちゃんですが、今回のテーマにもぴったりなので再びのご登場です。真っ白な猫のウォールアートだけでも十分印象的ですが、パープルカラーの壁やカーテン、椅子などのアクセントがさらインパクトを強めています。気品のある猫ちゃんにぴったりなエレガントなパープルですね。
こちらは2匹の猫の写真を大きく引き伸ばしたポートレート。左の猫ちゃん、写真を撮られているからか、やや緊張気味な表情ですがそこがまた微笑ましい。デスクの天板のオレンジ、黒の椅子など、さりげなく猫とカラーコーディネート。古い事務所用の机を塗り直し、ひと工夫した個性的で、エクレクティックな雰囲気のワークスペースに仕上がっていです。
インテリアに溶け込むシルエットアート
自分でも作れそうなシルエットアート。フレームを壁と同じ白にすることでシルエットが強調されます。シルエットアートは黒が多いですが、オレンジやブラウンは優しさとさりげなさがあって、ナチュラルなインテリアによく似合います。この家の猫が実際にブラウンと赤トラなのかもしれませんね。
自分でも作れそうなシルエットアート。フレームを壁と同じ白にすることでシルエットが強調されます。シルエットアートは黒が多いですが、オレンジやブラウンは優しさとさりげなさがあって、ナチュラルなインテリアによく似合います。この家の猫が実際にブラウンと赤トラなのかもしれませんね。
大切な3人のお子さんと愛犬のシルエットを飾っているリビングルーム。黒がメインの暖炉まわりに赤のスパイスカラーが印象的です。ゼブラストライプのアームチェアもまた、素敵なアクセントになっています。
猫たちと同じ高さの窓に貼っていあるステッカー。この子たちはどのように思っているのでしょう。茶色い子がくつろいでいる感じでは、敵だとは思っていないようですね。窓や壁にウォールステッカーを貼ればちょっとした楽しい空間に。歩く姿や遊ぶ姿、たくさんの種類があります。ストーリーを描くように試してみてはいかがでしょう。
置物で動物の存在感を楽しむ
高い場所から愛犬を見下ろすように置いてあるうさぎ、猿、犬の彫刻のある廊下。少し高めの台に、真っ白な壁の廊下に飾ると、まるでアートギャラリーのようです。床でくつろいでいる「本物」のわんちゃんも、この空間によくなじんでいますね。
高い場所から愛犬を見下ろすように置いてあるうさぎ、猿、犬の彫刻のある廊下。少し高めの台に、真っ白な壁の廊下に飾ると、まるでアートギャラリーのようです。床でくつろいでいる「本物」のわんちゃんも、この空間によくなじんでいますね。
初めてこの家に訪れる人は、一瞬驚くかもしれません。でもよく見るとこちらの犬たちは木でできた置物。みんな優しい表情で出迎えてくれています。階段の下に、まるで奥からぞろぞろと出てくる動きを感じるように置いてあるところがおもしろいですね。すっきりしたオープンな階段の下に、このような遊び心のある演出があると楽しいですね。
ついつい欲しくなってしまいそうな猫フォルムのプーフ。本当に猫をイメージされたかどうかは不明ですが、どう見ても2匹のおデブちゃんの猫に思えてしまいます。 置くだけでも愛嬌がありますし、実際に座ってくつろげるので一石二鳥。実はこのプーフ、座ると体のフォルムになじみ、立ち上がると元の「猫」の形に戻るそうです。
私は犬を飼っているため、よく犬派と思われるのですが、猫も大好きです。10年前までは猫も飼っていて、今でもわが家にいた猫の存在感は消えていません。昔猫がいるころに買った、ドアフレームの上に置く猫の木のオブジェも、ダイニングとキッチンの間の壁で、静かに座って家族を見守ってくれています。
壁にも動物モチーフ
パウダールームやトイレなど、小さな空間にちょっと遊び心を加えたいときに、アニマルモチーフの壁紙を貼ってみてはいかがでしょう。子供部屋の一部としても可愛いアイデアです。こちらの寝室に隣接するパウダールームでは、寝室と同じモノトーンに合わせて壁紙を選び、共通した黄色のアクセントも取り入れているため、柄や雰囲気が少し違っていてもふたつ空間につながりができています。この愛犬も壁紙を気に入っているのでしょうか。じーっと見ていますね!
パウダールームやトイレなど、小さな空間にちょっと遊び心を加えたいときに、アニマルモチーフの壁紙を貼ってみてはいかがでしょう。子供部屋の一部としても可愛いアイデアです。こちらの寝室に隣接するパウダールームでは、寝室と同じモノトーンに合わせて壁紙を選び、共通した黄色のアクセントも取り入れているため、柄や雰囲気が少し違っていてもふたつ空間につながりができています。この愛犬も壁紙を気に入っているのでしょうか。じーっと見ていますね!
子供部屋のキュートなウォールアート。木の枝や葉っぱ、猫ちゃんたちのポーズに動きがあって、お部屋が生き生きと感じられます。ウォールステッカーやペンキで真似できそうなアイデアですね。決め手は、木の枝からリボンで吊るしてあるように見える鏡。フレームはアートではなく、本物ですよ! 素敵な発想です。
ファブリックに取り入れる
ライトブルー、オレンジ、グリーンをアクセントカラーにしているこちらの子供部屋で、まず目につくのがクッションの犬のシルエット。床のシマウマ模様のラグや、ベッドの足元のおもちゃ箱でも同じオレンジが使われ、統一感が出ています。シマウマのラグも、動物のテーマでつながりがありますね。ブルーとオレンジは反対色なので、コントラストがついて相性も抜群。こちらのお部屋ではライトブルーを使っているため、オレンジがより際立ち、メインアクセントに。そこにグリーンがポイントに加わっていることで、より深みのある色合わせになっています。
ライトブルー、オレンジ、グリーンをアクセントカラーにしているこちらの子供部屋で、まず目につくのがクッションの犬のシルエット。床のシマウマ模様のラグや、ベッドの足元のおもちゃ箱でも同じオレンジが使われ、統一感が出ています。シマウマのラグも、動物のテーマでつながりがありますね。ブルーとオレンジは反対色なので、コントラストがついて相性も抜群。こちらのお部屋ではライトブルーを使っているため、オレンジがより際立ち、メインアクセントに。そこにグリーンがポイントに加わっていることで、より深みのある色合わせになっています。
屋外スペースにも
猫のモチーフが切り抜かれた玄関ポーチのレーリング。この家のオーナーが猫好きなのはすぐわかりますね。私が気になるのは、切り抜いた部分をどうされたのか。そちらもいただき、ペンキを塗って家の中に飾りたいですね。
猫のモチーフが切り抜かれた玄関ポーチのレーリング。この家のオーナーが猫好きなのはすぐわかりますね。私が気になるのは、切り抜いた部分をどうされたのか。そちらもいただき、ペンキを塗って家の中に飾りたいですね。
小さくてさりげないもので十分
オーナーさんの思い出の壁でしょうか。愛犬の写真や、一緒に行った海で拾ったヒトデ、ポストカードなどが、フレームに入っていたり、そのまま直接壁に貼られていたり、ランダムに飾られているところが自然で素敵です。インターフォンのコードにさりげなくついているわんちゃんのキーホルダーなど、決して大きかったり大胆ではありませんが、壁全体を見ると、愛犬の存在感、どれだけ可愛がられているかが感じられます。
大きなポートレートや置物、壁紙なども素敵ですが、最も温かみが感じらるのは、飼い主の愛情を表す小さなものである場合もあるのかもしれません。
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オーナーさんの思い出の壁でしょうか。愛犬の写真や、一緒に行った海で拾ったヒトデ、ポストカードなどが、フレームに入っていたり、そのまま直接壁に貼られていたり、ランダムに飾られているところが自然で素敵です。インターフォンのコードにさりげなくついているわんちゃんのキーホルダーなど、決して大きかったり大胆ではありませんが、壁全体を見ると、愛犬の存在感、どれだけ可愛がられているかが感じられます。
大きなポートレートや置物、壁紙なども素敵ですが、最も温かみが感じらるのは、飼い主の愛情を表す小さなものである場合もあるのかもしれません。
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