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今週の子供部屋:ウサギ穴を通って、不思議の国のアリスの世界へ!
こんなトンネルと子供部屋があったら、毎日でもアリスごっこをしたくなるはず!
Janet Paik
2016年5月22日
ウサギの穴の中に落ちて、不思議の国をめぐる、あの『不思議の国のアリス』物語の世界、初めて本を読んだとき、入ってみたいな、と思ったものです。そんなあの物語の世界をそのまま実現してしまったかのような家が、アメリカのミネソタ州にありました。ミネソタ州エディナにある敷地860平方メートルという豪邸に、子供心に返って、白ウサギの後を追いかけたくなるトンネルがあるのです。
高さ約1.4メートルのトンネルの入口には、〈ルナ・ミューラルズ〉が手がけた白ウサギの絵が描かれています。奥へ進んでいくとトンネルはだんだん低くなり、反対側では1.2メートルに。施工を担当した〈シュレーダー・カンパニーズ〉のポール・ヒューズさんは、「トンネルらしく壁を仕上げるのは簡単じゃなかったですね」と振り返ります。
「大変だ、遅刻する」と言う白ウサギの声が聞こえそうです!
「大変だ、遅刻する」と言う白ウサギの声が聞こえそうです!
トンネルの入口は、ゲストルームの端にあります。トンネルの上はサンルームへ向かう階段の踊り場になっています。「ちょうど隙間のようなスペースがあったので、クライアントに、家族が楽しくなれるアイデアを提案してみたんです。もし案が通らなければ、たぶん納戸などの収納スペースにしてしまっていたでしょうね」とヒューズさんは話します。
今では「ウサギの穴」と呼ばれているこちらのトンネルの先には、『不思議の国のアリス』をモチーフにした子供部屋があります。子供には大きな家具や巨大なティーポットがあり、子どもたちがティーパーティーごっこをするのにぴったり。2.5x3メートルの小部屋で天井が低い部屋には、子供心を楽しませてくれる楽しい絵が壁にいっぱい描かれています。
設計:アンディ・シュレーダー
インテリアデザイン&スタイリング:アニタ・サリバン
設計:アンディ・シュレーダー
インテリアデザイン&スタイリング:アニタ・サリバン
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