世界の暮らしとデザイン:みずみずしい野菜づくりを楽しむ世界10カ国の家庭菜園
ニューヨークから東京まで、テラスのプランター菜園から大きな市民農園まで、世界各地で野菜づくりを楽しむ人たちの家庭菜園をのぞいてみました!
Houzz
2022年8月13日
自家栽培の甘くみずみずしいトマトを味わったり、朝露がきらめくレタスを自分の手で土から収穫したりするのは、格別の満足感があるものです。これから紹介する家庭菜園を愛する10人は、自分の菜園で野菜や果物を育て、採れたばかりの収穫物を折にふれ食卓で味わう――そんな経験を日常生活の一部として楽しんでいます。それぞれの菜園はどれも違ってユニーク。ガレージの屋根の上でニンジンやピーマンがすくすく育つモスクワの菜園から、芝生の前庭をトタン板製のプランターが並ぶ菜園に変えたシドニーの例まで、個性豊かな顔ぶれをご紹介します。
〈世界の暮らしとデザイン〉は、世界各地のHouzzから、住宅に関するさまざまなデザインやライフスタイルを紹介するシリーズです。
〈世界の暮らしとデザイン〉は、世界各地のHouzzから、住宅に関するさまざまなデザインやライフスタイルを紹介するシリーズです。
1. ニューヨークの海辺の近くにある市民菜園
所在地:米国ニューヨーク、ベルハーバー
畑をつくっている人:ジャクリーン・ケイシェンさん(〈ビッグ・ドッグ・インプリンツ〉代表)、婚約者のゲイリー・ストライサンドさん、その他近所の住人数名
規模:正面の菜園は45平方メートル、脇の小さな菜園は8.4平方メートル
所在地:米国ニューヨーク、ベルハーバー
畑をつくっている人:ジャクリーン・ケイシェンさん(〈ビッグ・ドッグ・インプリンツ〉代表)、婚約者のゲイリー・ストライサンドさん、その他近所の住人数名
規模:正面の菜園は45平方メートル、脇の小さな菜園は8.4平方メートル
ジャクリーン・ケイシェンさんが暮らすのはニューヨーク市クイーンズ区にある海岸沿いの地域。3年近く前、ハリケーン・サンディの襲来で大きな被害を受けた地区だ。「家の敷地も周りの通りもみんな、1メートルから1メートル20センチくらい砂に覆われました。電気もガスも使えず、まともに歩ける道もありませんでしたね」とケイシェンさん。その後、家の前庭に芝生を植える代わりに、食べられる植物を育てることにした。
それから1年が経った今、ケイシェンさん(写真中央。左は婚約者のゲイリー・ストライサンドさん、右は近所に住むダン・エプスタインさん)にとって菜園は、仲間と集まって一緒に草取りをし、水をやり、収穫を楽しむ場になっている。
「私にとって、これが生活を立て直すきっかけになりました」とケイシェンさん。娘のミシェルさんは、ブルックリン・グレーンジとエッジミア・ファームという市内にある2つの都市型ファームに勤めている。「娘たちの影響は大きかったですし、ずいぶん助けてもらいました」と振り返る。
菜園を始めた理由:「ロッカウェイ地区では、採れたてのオーガニックの農産物を手に入れるのは簡単ではありません。橋をいくつか渡って都心へ出なければならず、身体にいいものを扱う店へ行くのは結構なひと仕事ですから」
畑で過ごす日は?:「水をやり、草を抜くと気分がいいですね。枯れた葉がないか、だめになった実がないかを確認して、かびたり病気になったりしていそうなものは取り除きます。裏庭で堆肥を作っているのですが、それをときどき土に撒いて養分を与えます。時間がかかるのはトマトのつるをトレリスに伝わせる作業ですね。手がもう2本ほしいくらいです」
育てているもの:手前の広い畑には、スイートコーン、ブロッコリー、インゲン豆、レッドリーフレタス、ズッキーニ、ケール、コラードグリーン、スイスチャード(西洋フダンソウ)、トウガラシ、カリフラワー、ナス、ジャガイモ、ビーツ、ニンジン、ルッコラ、ホウレンソウ、キューカンバー、ホオズキ、トマト。脇の小さな畑にはフェンネル(ウイキョウ)、リーキ(西洋ネギ)、各種ハーブ。
「普通の芝生の庭よりずっときれいですし、有効利用ですよね」とケイシェンさん。今後はホオズキ、レタス、コーンを増やし、システマチックに栽培する方法も学びたいと思っている。
いちばんの楽しみは?:「種から芽が出て、食べられるまでに育つのを見守ること。心が落ち着いていきますね」
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それから1年が経った今、ケイシェンさん(写真中央。左は婚約者のゲイリー・ストライサンドさん、右は近所に住むダン・エプスタインさん)にとって菜園は、仲間と集まって一緒に草取りをし、水をやり、収穫を楽しむ場になっている。
「私にとって、これが生活を立て直すきっかけになりました」とケイシェンさん。娘のミシェルさんは、ブルックリン・グレーンジとエッジミア・ファームという市内にある2つの都市型ファームに勤めている。「娘たちの影響は大きかったですし、ずいぶん助けてもらいました」と振り返る。
菜園を始めた理由:「ロッカウェイ地区では、採れたてのオーガニックの農産物を手に入れるのは簡単ではありません。橋をいくつか渡って都心へ出なければならず、身体にいいものを扱う店へ行くのは結構なひと仕事ですから」
畑で過ごす日は?:「水をやり、草を抜くと気分がいいですね。枯れた葉がないか、だめになった実がないかを確認して、かびたり病気になったりしていそうなものは取り除きます。裏庭で堆肥を作っているのですが、それをときどき土に撒いて養分を与えます。時間がかかるのはトマトのつるをトレリスに伝わせる作業ですね。手がもう2本ほしいくらいです」
育てているもの:手前の広い畑には、スイートコーン、ブロッコリー、インゲン豆、レッドリーフレタス、ズッキーニ、ケール、コラードグリーン、スイスチャード(西洋フダンソウ)、トウガラシ、カリフラワー、ナス、ジャガイモ、ビーツ、ニンジン、ルッコラ、ホウレンソウ、キューカンバー、ホオズキ、トマト。脇の小さな畑にはフェンネル(ウイキョウ)、リーキ(西洋ネギ)、各種ハーブ。
「普通の芝生の庭よりずっときれいですし、有効利用ですよね」とケイシェンさん。今後はホオズキ、レタス、コーンを増やし、システマチックに栽培する方法も学びたいと思っている。
いちばんの楽しみは?:「種から芽が出て、食べられるまでに育つのを見守ること。心が落ち着いていきますね」
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2. イギリスから、工夫を凝らした豊かな菜園
所在地:英国ロンドン
畑をつくっている人:イサイヤ・リーヴィさん(ロンドン交通局勤務、フリーの菜園デザイナー)
規模:12.5平方メートル
「ここへ越してきたとき、庭の9割は芝生でした」とイサイヤ・リーヴィさんは話す。リーヴィさんは自分で工夫し、土を掘り起こさずに畑を作っていった。厩肥にボール紙、コーヒーのかす、カカオ豆の殻、そして表土と堆肥を、層にして草の上に重ねていく方法だ。すべてお金をかけず手に入れたもの。芝生だった庭は豊かな土になり、梨やニンニクをはじめ、さまざまな作物が育っている。
「庭が菜園になって、蜂や蝶、リス、テントウムシやコマドリ、それからたくさんのクモなどがやって来るようになりました。今は本当の意味で自分の庭だと思えますし、何よりも、食べるものが毎日収穫できていいですね」
菜園を始めた理由:「スーパーでオーガニックの野菜や果物を買うと、どんどん高くつくようになってきました。コーヒーかすやカカオの殻、厩肥といった再利用できる原料を使うと、家で菜園を続けるのにも、まったく費用がかからないことに気づいたんです」
畑で過ごす日は?:「まず、必要なら土の上に厩肥を足します。厩肥の下に腐敗させた野菜や果物のくずを撒き、土の酸度(pH)を測定します。庭はインスピレーションをくれる場でもあって、ここに座って個人のお客さんの家庭菜園や市民向けの大型菜園の設計を考えたりもします」
所在地:英国ロンドン
畑をつくっている人:イサイヤ・リーヴィさん(ロンドン交通局勤務、フリーの菜園デザイナー)
規模:12.5平方メートル
「ここへ越してきたとき、庭の9割は芝生でした」とイサイヤ・リーヴィさんは話す。リーヴィさんは自分で工夫し、土を掘り起こさずに畑を作っていった。厩肥にボール紙、コーヒーのかす、カカオ豆の殻、そして表土と堆肥を、層にして草の上に重ねていく方法だ。すべてお金をかけず手に入れたもの。芝生だった庭は豊かな土になり、梨やニンニクをはじめ、さまざまな作物が育っている。
「庭が菜園になって、蜂や蝶、リス、テントウムシやコマドリ、それからたくさんのクモなどがやって来るようになりました。今は本当の意味で自分の庭だと思えますし、何よりも、食べるものが毎日収穫できていいですね」
菜園を始めた理由:「スーパーでオーガニックの野菜や果物を買うと、どんどん高くつくようになってきました。コーヒーかすやカカオの殻、厩肥といった再利用できる原料を使うと、家で菜園を続けるのにも、まったく費用がかからないことに気づいたんです」
畑で過ごす日は?:「まず、必要なら土の上に厩肥を足します。厩肥の下に腐敗させた野菜や果物のくずを撒き、土の酸度(pH)を測定します。庭はインスピレーションをくれる場でもあって、ここに座って個人のお客さんの家庭菜園や市民向けの大型菜園の設計を考えたりもします」
育てているもの:梨、リンゴ、グアバ、ブラックカラント(クロスグリ)、野イチゴ、ジャガイモ、西洋カリン、バターナッツかぼちゃ、ルタバガ、スイスチャード、サクランボ、キヌア、大豆、ルバーブ、ニンニク、チャイブ、カレープラント、ローガンベリー、ダムソン(インシチチアスモモ)、桃、プラム、サービスベリー(ジューンベリー)、ザクロ、ラズベリー、コケモモ、エルダーフラワー、ゴジベリー(クコの実)、ニンジン、ビーツ、アスパラガス、エンドウ豆、トマト、ブラックベリー、クルミ、ケール、ピンクベリー(ブルーベリーの一種でピンク色)、ラベンダー(クッキーに入れたり、受粉を促す虫類を庭へ呼び込むため)、グーズベリー(スグリ)、ブドウの木、マルメロ(カリンに似ている)、カブ、タマネギ、小豆、ブラックタートルビーンズ(インゲン豆の一種)、アロニアベリー、ベビーキウイ。来シーズン植えたいのはアメリカ柿、アケビ、シュターナピリンゴ(星形のリンゴ)、スイートコーン、ファーストベリー「フルムーン」
いちばんの楽しみは?:「他の人の目には、ごく小さな畑でこれだけたくさん育てているのが信じられないみたいです。画家が絵を手がけるみたいに庭に手をかけていく感じも、とても好きですね」
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いちばんの楽しみは?:「他の人の目には、ごく小さな畑でこれだけたくさん育てているのが信じられないみたいです。画家が絵を手がけるみたいに庭に手をかけていく感じも、とても好きですね」
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3. ロシアの屋上菜園
所在地:ロシア、モスクワ地区
畑をつくっている人:マリーナ・オグネワさん(石油ガス会社勤務のグラフィックデザイナー)、5歳の息子さん
規模:24.7平方メートル
「子ども時代を過ごしたシベリアでは、菜園づくりは身近な存在でしたし、その習慣を家族から受け継いでいます」マリーナ・オグネワさんはそう話す。だが今暮らしている家には、菜園をつくるだけの土地がなかった。そこでガレージの上のスペースに目をつけ、夏の間はここを屋外リビングと菜園として使えるように造り替えた。
「アイデアが実際にうまく形になりました」とオグネワさん。底を持ち上げたレイズドプランターが屋根の周囲を囲むように並べられ、風をよけながら太陽光はたっぷり差す。菜園へはキッチンとリビングルームから直接出入りできる。
菜園を始めた理由:「モスクワという大都市で週5日仕事をしていると、とにかく週末には都会を離れて自分の庭で過ごしたくなるものです。今となっては、この菜園は喜びと楽しみの源泉です」
所在地:ロシア、モスクワ地区
畑をつくっている人:マリーナ・オグネワさん(石油ガス会社勤務のグラフィックデザイナー)、5歳の息子さん
規模:24.7平方メートル
「子ども時代を過ごしたシベリアでは、菜園づくりは身近な存在でしたし、その習慣を家族から受け継いでいます」マリーナ・オグネワさんはそう話す。だが今暮らしている家には、菜園をつくるだけの土地がなかった。そこでガレージの上のスペースに目をつけ、夏の間はここを屋外リビングと菜園として使えるように造り替えた。
「アイデアが実際にうまく形になりました」とオグネワさん。底を持ち上げたレイズドプランターが屋根の周囲を囲むように並べられ、風をよけながら太陽光はたっぷり差す。菜園へはキッチンとリビングルームから直接出入りできる。
菜園を始めた理由:「モスクワという大都市で週5日仕事をしていると、とにかく週末には都会を離れて自分の庭で過ごしたくなるものです。今となっては、この菜園は喜びと楽しみの源泉です」
育てているもの:トマト、カボチャ、ニンジン、パセリ、ピーマン、ナス、ウリ、エンドウ豆、ルッコラ、バジル、コリアンダー、ディル、タイム。「小さなスイカもあるんですよ。まだ芽が伸びてきたばかりですけど」とオグネワさんは言う。「ちゃんと育つくらい気温が上がって、夏の終わりか、秋の初めごろには実がなるかどうか……」来年は、ここで採れた種をまいて育てるつもりだそう。
いちばんの楽しみは?:「すぐ近くに菜園があると、ちょっとした食べるものに困ることがありません。青々としたコリアンダーに囲まれて、チェアに寝転がって日光浴するだけでも気持ちがいいですね」
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いちばんの楽しみは?:「すぐ近くに菜園があると、ちょっとした食べるものに困ることがありません。青々としたコリアンダーに囲まれて、チェアに寝転がって日光浴するだけでも気持ちがいいですね」
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4. シドニー郊外から、芝生の前庭を個性的な菜園に
所在地:オーストラリア、シドニー郊外ハンターズ・ヒル
畑をつくっている人:メラニー・ランキンさん(4児の母親)、飼い犬のトップス
規模:約50平方メートル
メラニー・ランキンさんの家庭菜園は、一家が食べる野菜や果物を育てる場であるだけでなく、住宅地にある静かな通りに話題の種を提供している。それまでお互い知らなかった人同士が、ふと足を止めておしゃべりし、時にはたくさん採れた野菜や果物のおすそ分けを手にすることも。トタンで囲ったレイズドベッドで5つのプランターをつくっている。以前はどこにでもある芝生の前庭だったスペースは、多くの人を楽しませる多彩な菜園に生まれ変わった。
菜園を始めた理由:「自分が種をまいたものを食べるという喜び、それにつきますね。野菜や果物が好きですし、自分でちゃんと育てられるかどうか、やりがいがあるなと思ったのです」
畑で過ごす日は?:「1日じゅう庭仕事ができることはめったにないのですが、野菜づくりはとてもうまくいっていると思います。あまり手がかからないんですよ。菜園の前を通ると、まず雑草を抜いて、ブロッコリーなどについたイモムシを取って、乾いてきているものがあれば水をやります。新しいシーズンを迎えて土を入れ替えるときは、午後半日をかけて肥料や干し草、堆肥を重ねて、土を掘り起こさずに土壌を作ります。それから最上層に種をまいて水をたっぷりやります」
所在地:オーストラリア、シドニー郊外ハンターズ・ヒル
畑をつくっている人:メラニー・ランキンさん(4児の母親)、飼い犬のトップス
規模:約50平方メートル
メラニー・ランキンさんの家庭菜園は、一家が食べる野菜や果物を育てる場であるだけでなく、住宅地にある静かな通りに話題の種を提供している。それまでお互い知らなかった人同士が、ふと足を止めておしゃべりし、時にはたくさん採れた野菜や果物のおすそ分けを手にすることも。トタンで囲ったレイズドベッドで5つのプランターをつくっている。以前はどこにでもある芝生の前庭だったスペースは、多くの人を楽しませる多彩な菜園に生まれ変わった。
菜園を始めた理由:「自分が種をまいたものを食べるという喜び、それにつきますね。野菜や果物が好きですし、自分でちゃんと育てられるかどうか、やりがいがあるなと思ったのです」
畑で過ごす日は?:「1日じゅう庭仕事ができることはめったにないのですが、野菜づくりはとてもうまくいっていると思います。あまり手がかからないんですよ。菜園の前を通ると、まず雑草を抜いて、ブロッコリーなどについたイモムシを取って、乾いてきているものがあれば水をやります。新しいシーズンを迎えて土を入れ替えるときは、午後半日をかけて肥料や干し草、堆肥を重ねて、土を掘り起こさずに土壌を作ります。それから最上層に種をまいて水をたっぷりやります」
育てているもの:ズッキーニ、レタス5種類、ケール、トスカーナキャベツ(黒キャベツ)、ブロッコリー、ビーツ、トウガラシ、タイム、パセリ、セージ、ローズマリー、オレガノ、カレーリーフ(オオバゲッキツ)、ナスタチウム(金蓮花)、サヤエンドウ、カボチャ、パッションフルーツ、ニンニク、リーキ、ネギ。春の種まきシーズンが来たら追加したいのが、スイカ、カンタロープ(メロン)、インゲン豆、トマト、ナス、トウモロコシ、ラディッシュ、そしてスペースがあれば柑橘系の木。
いちばんの楽しみは?:「他の人と共有すること、こんなに手軽に自分の食べるものを自分の手で育てられるんですよと伝えること、そして他の人の菜園の話を聞くこと」
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いちばんの楽しみは?:「他の人と共有すること、こんなに手軽に自分の食べるものを自分の手で育てられるんですよと伝えること、そして他の人の菜園の話を聞くこと」
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5. 季節の移り変わりを感じるイタリアの菜園
所在地:イタリア、トリノ近郊の田園地帯
畑をつくっている人:アンジェリカ・メスキーニさん(母、主婦、パートタイムの洋裁師)
規模:25平方メートル
「自分の菜園がほしいとずっと思ってきたのですが、この郊外へ移ってきてようやくかないました」とアンジェリカ・メスキーニさんは話す。「子どものころは田園地帯に住んでいたので、牛のミルクをしぼったり、父の後をついて水田を歩き回ったりしていたんです」
最初の年は、カタツムリにやられてすべてだめになってしまった。だが次は古い橋の木材を使って夫が作ったレイズドベッドに植え、バイオダイナミクスとオーガニックの手法を取り入れて、再び挑戦した。「完璧にうまくいったと言っていいと思います。今もカタツムリが数匹残ってはいますけれどね」
菜園を始めた理由:家族に安全でおいしいものを食べてもらうため。それと、自然のリズムを感じられる暮らしをするため。
畑で過ごす日は?:時期によって毎日それぞれ違う。種まきや植え替え、収穫などの作業をするときもある。「毎日、何かしらの手入れはしますね。枯れた葉を取り除いたり、水をやったり」
所在地:イタリア、トリノ近郊の田園地帯
畑をつくっている人:アンジェリカ・メスキーニさん(母、主婦、パートタイムの洋裁師)
規模:25平方メートル
「自分の菜園がほしいとずっと思ってきたのですが、この郊外へ移ってきてようやくかないました」とアンジェリカ・メスキーニさんは話す。「子どものころは田園地帯に住んでいたので、牛のミルクをしぼったり、父の後をついて水田を歩き回ったりしていたんです」
最初の年は、カタツムリにやられてすべてだめになってしまった。だが次は古い橋の木材を使って夫が作ったレイズドベッドに植え、バイオダイナミクスとオーガニックの手法を取り入れて、再び挑戦した。「完璧にうまくいったと言っていいと思います。今もカタツムリが数匹残ってはいますけれどね」
菜園を始めた理由:家族に安全でおいしいものを食べてもらうため。それと、自然のリズムを感じられる暮らしをするため。
畑で過ごす日は?:時期によって毎日それぞれ違う。種まきや植え替え、収穫などの作業をするときもある。「毎日、何かしらの手入れはしますね。枯れた葉を取り除いたり、水をやったり」
育てているもの:ナス、ピーマン、カルドン(アーティチョークの一種)、キャベツ、サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)、ブロッコリー、セロリ、イチゴ、ラズベリー、ゴジベリー、その他パセリ、バジル、コリアンダー、ミント、ローズマリーなどのハーブ類。
いちばんの楽しみは?:「季節の移り変わりを感じられるところが好きです。季節のサイクルは人間のライフサイクルを映し出ている気がします」
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いちばんの楽しみは?:「季節の移り変わりを感じられるところが好きです。季節のサイクルは人間のライフサイクルを映し出ている気がします」
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6. フランスから、テラスで育てるハーブガーデン
所在地:フランス、パリ南部オルセー
畑をつくっている人:フィリップ・グロリエさん(写真家、建築家)
規模:5 平方メートル
フィリップ・グロリエさんは、家の反対側にある庭で作っていないハーブ類をテラスで育てている。現在、テラスの鉢やプランターで育てているのは、モロッコミント、デンマーク産の小型のチャイブ、パセリ、タイバジル、トムテト(トマトとジャガイモの両方が採れる植物)、イチゴなど。
菜園を始めた理由:「3人の子どもがいるので、オーガニックのものを食べたいと思って」。自分たちが食べるものは自分たちの手で作りたいという思いもあった、とのこと。
畑で過ごす日は?:「週末は早起きするのが好きですね」とグロリエさん。早朝の涼しい空気が好きなのだそう。「鳥があちこちにいて、朝の太陽の光もいいですね」。夜の間にカタツムリにやられていないか調べ、コーヒーを飲みながら水やりをする。「気温の上がる午後の間は庭仕事をせず、夕食前にまた来てハーブを摘み、料理に使います」
所在地:フランス、パリ南部オルセー
畑をつくっている人:フィリップ・グロリエさん(写真家、建築家)
規模:5 平方メートル
フィリップ・グロリエさんは、家の反対側にある庭で作っていないハーブ類をテラスで育てている。現在、テラスの鉢やプランターで育てているのは、モロッコミント、デンマーク産の小型のチャイブ、パセリ、タイバジル、トムテト(トマトとジャガイモの両方が採れる植物)、イチゴなど。
菜園を始めた理由:「3人の子どもがいるので、オーガニックのものを食べたいと思って」。自分たちが食べるものは自分たちの手で作りたいという思いもあった、とのこと。
畑で過ごす日は?:「週末は早起きするのが好きですね」とグロリエさん。早朝の涼しい空気が好きなのだそう。「鳥があちこちにいて、朝の太陽の光もいいですね」。夜の間にカタツムリにやられていないか調べ、コーヒーを飲みながら水やりをする。「気温の上がる午後の間は庭仕事をせず、夕食前にまた来てハーブを摘み、料理に使います」
育てているもの:ナス、ピーマン、カルドン(アーティチョークの一種)、キャベツ、サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)、ブロッコリー、セロリ、イチゴ、ラズベリー、ゴジベリー、その他パセリ、バジル、コリアンダー、ミント、ローズマリーなどのハーブ類。
いちばんの楽しみは?:「季節の移り変わりを感じられるところが好きです。季節のサイクルは人間のライフサイクルを映し出ている気がします」
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いちばんの楽しみは?:「季節の移り変わりを感じられるところが好きです。季節のサイクルは人間のライフサイクルを映し出ている気がします」
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7. 1年中実のなるスペインの菜園
所在地:スペイン北部沿岸部、アストゥリアス自治州バルシア
畑をつくっている人:モイセス・アルバレスさん(市職員)、マリア・デル・ヴァッレさん(オンラインコミュニティのマネジャー)、息子4人
規模:約3,000平方メートル
「畑仕事は、私にとっては仕事というより趣味ですね。骨の折れる作業ですが、とても楽しいですし、大きな満足感があります」とモイセス・アルバレスさんは言う。
アルバレスさんとマリア・デル・ヴァッレさんが、家から5キロの場所に購入した土地でガーデニングを始めて1年半になる。ここで育てている野菜が、1年を通じて6人家族の食卓に上る。「モイセスはトマトソースが好きで、1年分を作れるだけのトマトが収穫できるようにしているんです」デル・ヴァッレさんはそう話す。その他、エンドウ豆と芽キャベツもシーズン外に食べられるよう保存食にしているそうだ。
菜園を始めた理由:テラスのプランターで食べられる植物を栽培して楽しかったため、土地を買ってもっと育ててみることにした。
畑で過ごす日は?:週末になると、一家は多くの時間を庭で過ごす。「だいたい午前中は手のかかる仕事をやります」とアルバレスさん。草取りをし、土を整えたあと、畑で採れたものを使って昼食にする。「カタツムリやナメクジ、ミミズなど、いろいろな害虫を取り除くのにも時間がかかりますね」
所在地:スペイン北部沿岸部、アストゥリアス自治州バルシア
畑をつくっている人:モイセス・アルバレスさん(市職員)、マリア・デル・ヴァッレさん(オンラインコミュニティのマネジャー)、息子4人
規模:約3,000平方メートル
「畑仕事は、私にとっては仕事というより趣味ですね。骨の折れる作業ですが、とても楽しいですし、大きな満足感があります」とモイセス・アルバレスさんは言う。
アルバレスさんとマリア・デル・ヴァッレさんが、家から5キロの場所に購入した土地でガーデニングを始めて1年半になる。ここで育てている野菜が、1年を通じて6人家族の食卓に上る。「モイセスはトマトソースが好きで、1年分を作れるだけのトマトが収穫できるようにしているんです」デル・ヴァッレさんはそう話す。その他、エンドウ豆と芽キャベツもシーズン外に食べられるよう保存食にしているそうだ。
菜園を始めた理由:テラスのプランターで食べられる植物を栽培して楽しかったため、土地を買ってもっと育ててみることにした。
畑で過ごす日は?:週末になると、一家は多くの時間を庭で過ごす。「だいたい午前中は手のかかる仕事をやります」とアルバレスさん。草取りをし、土を整えたあと、畑で採れたものを使って昼食にする。「カタツムリやナメクジ、ミミズなど、いろいろな害虫を取り除くのにも時間がかかりますね」
育てているもの:インゲン豆、ヒマワリ、トマト、レタス、ビーツ、ジャガイモ、ラディッシュ、ニンニク、トウガラシ、ファベ(スペイン北部に伝わる白インゲン豆)、キャベツ、タマネギ、トウモロコシ、カボチャ、リーキ。
いちばんの楽しみは?:「自分たちが食べているものがどこから来たのか、きちんと把握できる点ですね」とデル・ヴァッレさんは話す。子どもたちに最高のものを食べさせられることもすばらしいと思っている。
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いちばんの楽しみは?:「自分たちが食べているものがどこから来たのか、きちんと把握できる点ですね」とデル・ヴァッレさんは話す。子どもたちに最高のものを食べさせられることもすばらしいと思っている。
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8. 日本から、初心者にも優しい市民農園
所在地:神奈川県座間市
畑をつくっている人:三村正二さん(会社員)と奥様と子供2人規模:約10平方メートル
こちらの菜園は、ホシノタニ団地に付設された市民菜園だ。ホシノタニ団地は、元は小田急電鉄の社宅だったものを、ブルースタジオがリノベーションしたプロジェクト。小田急線座間駅前という立地を活かして、団地の居住者と近隣地区の住民による街のにぎわいをつくりだそうと、菜園、ドッグラン、コミュニティ・カフェが併設されている。菜園の運営は、東京圏で都市型の菜園「シェア畑」を40ヵ所以上運営するアグリメディア。20代から60代にまでわたる利用者は現在7000人で、そのほとんどが1区画約10平方メートルの畑を借りて、初めて野菜作りに挑戦しているという。菜園には、野菜作りのベテランが「菜園アドバイザー」として常駐しており、野菜作りの講習会を開いたり、個別にアドバイスをしたり、肥料や耕作道具の管理をするなど、利用者をサポートしている。
所在地:神奈川県座間市
畑をつくっている人:三村正二さん(会社員)と奥様と子供2人規模:約10平方メートル
こちらの菜園は、ホシノタニ団地に付設された市民菜園だ。ホシノタニ団地は、元は小田急電鉄の社宅だったものを、ブルースタジオがリノベーションしたプロジェクト。小田急線座間駅前という立地を活かして、団地の居住者と近隣地区の住民による街のにぎわいをつくりだそうと、菜園、ドッグラン、コミュニティ・カフェが併設されている。菜園の運営は、東京圏で都市型の菜園「シェア畑」を40ヵ所以上運営するアグリメディア。20代から60代にまでわたる利用者は現在7000人で、そのほとんどが1区画約10平方メートルの畑を借りて、初めて野菜作りに挑戦しているという。菜園には、野菜作りのベテランが「菜園アドバイザー」として常駐しており、野菜作りの講習会を開いたり、個別にアドバイスをしたり、肥料や耕作道具の管理をするなど、利用者をサポートしている。
菜園を利用している三村さん(左)と菜園アドバイザーの増田賢一さん
写真:鷲崎浩太朗
写真:鷲崎浩太朗
育てているもの:夏はピーマン、ナス、トマト、キュウリ、とうもろこし。冬は白菜や大根などの冬野菜。
いちばんの楽しみは?:「季節ごとに菜園利用者が参加できるイベントなども開催されているので、家族で楽しんでいます」と三村さん。
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いちばんの楽しみは?:「季節ごとに菜園利用者が参加できるイベントなども開催されているので、家族で楽しんでいます」と三村さん。
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9. スウェーデンの ”実験的”菜園
所在地:スウェーデン、ストックホルム
畑をつくっている人:エリン・ユネスさん(音楽ジャーナリスト)
規模:120平方メートル
エリン・ユネスさんがこの農地を借りたのは6年前。スウェーデン国王が所有する土地を貸与している市民農園で、作物を植え、自分の菜園にしている。「父がどこかで見つけてきたきれいな扉を使って、この小屋を造ってくれました」椅子とテーブルは、ユネスさんが好きな家具デザイナー、〈マスプロダクションズ〉のもの。
「菜園づくりをきちんと学んだことはないのですが、ごく小さな自分の畑すらないころから、いつか絶対に植物を育てるんだと思っていました」とユネスさんは振り返る。コンサートや音楽祭のレビュー記事を執筆する合間に、菜園にする土地を探して回ったそうだ。
菜園を始めた理由:「そういえば、花いっぱいのかわいらしい庭にあこがれたことはないですね。自分で実際に食べられるものを育てたいとずっと思っていたんです」
畑で過ごす日は?:忙しい時期は春と夏。「でも冬にここへ来るのも好きですね。雪の中でコーヒーを飲みながら、鳥にえさをやるだけなんですけれどね」
所在地:スウェーデン、ストックホルム
畑をつくっている人:エリン・ユネスさん(音楽ジャーナリスト)
規模:120平方メートル
エリン・ユネスさんがこの農地を借りたのは6年前。スウェーデン国王が所有する土地を貸与している市民農園で、作物を植え、自分の菜園にしている。「父がどこかで見つけてきたきれいな扉を使って、この小屋を造ってくれました」椅子とテーブルは、ユネスさんが好きな家具デザイナー、〈マスプロダクションズ〉のもの。
「菜園づくりをきちんと学んだことはないのですが、ごく小さな自分の畑すらないころから、いつか絶対に植物を育てるんだと思っていました」とユネスさんは振り返る。コンサートや音楽祭のレビュー記事を執筆する合間に、菜園にする土地を探して回ったそうだ。
菜園を始めた理由:「そういえば、花いっぱいのかわいらしい庭にあこがれたことはないですね。自分で実際に食べられるものを育てたいとずっと思っていたんです」
畑で過ごす日は?:忙しい時期は春と夏。「でも冬にここへ来るのも好きですね。雪の中でコーヒーを飲みながら、鳥にえさをやるだけなんですけれどね」
ガラス瓶で作ったキャンドルホルダーが、ユネスさんの後ろのプラムの木につるしてある。瓶の底は金属プレートを入れ、背の低いろうそくを中に入れる。プレートを固定しているチェーンは瓶の口元に巻いたのち、木の枝に結んでいる。
育てているもの:ブラックベリー、ホップ、プラム、アーティチョーク、芽キャベツ。来シーズンはハーブを増やしたいと思っている。「ハーブの用途の広さに惹かれています。例えばエルダーフラワーは味わいのあるスパークリングワインになりますし、イラクサは髪にもいいんです」
いちばんの楽しみは?:「菜園では自分の経験が形になって表れます。どの程度うまくいくか実験中の作物も、〈ネス湖〉という種類のブラックベリーのすばらしい育ちぶりも、私自身を反映していると思いますね」
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いちばんの楽しみは?:「菜園では自分の経験が形になって表れます。どの程度うまくいくか実験中の作物も、〈ネス湖〉という種類のブラックベリーのすばらしい育ちぶりも、私自身を反映していると思いますね」
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10. 一日中楽しめる、ドイツの菜園
所在地:ドイツ、ケルン
畑をつくっている人:サンドラ・ゲックさん(オンラインマーケティングマネジャー、フードとガーデニングのブロガー)
規模:50平方メートル
サンドラ・ゲックさんは4年前から、農家が所有するこの土地を借りている。5月から11月のガーデニングシーズンが始まる前、農家のオーナーさんが土を耕し、準備を整える。「私の仕事はその後からです。種をまいて、水をやり、草を抜いて苗を植え、収穫に至ります」
シーズン中は2、3人分をまかなえる量の野菜類を収穫し、新しい作物を試し、そのときどきの畑の様子や気づいたことを自分のガーデニングブログに書く。「野菜を食べるのがとても楽しくなりました。自分で育てているのでどうやってできたのか把握していますし、自分でさやをむいた豆も、どれだけ手をかけてここまで育ったか全部わかっていますから」
菜園を始めた理由:「以前から、バルコニーでトマトやハーブなどのちょっとした食べられるものを育てていました。でもそのうち、たくさん栽培するには手狭になったので畑にしました」
畑で過ごす日は?:まずは、とにかく自転車で畑へ向かう。「着くとまず作業用の靴に履きかえて、菜園を歩いてまわります。トマトやホオズキをかじってみて、ブログに載せる写真を撮ります」それから畑仕事に取り掛かる。雑草を抜き、土をほぐし、枯れた草があれば取り除き、収穫した野菜を自転車のかごに入れたら1日を終え、家路につく。
所在地:ドイツ、ケルン
畑をつくっている人:サンドラ・ゲックさん(オンラインマーケティングマネジャー、フードとガーデニングのブロガー)
規模:50平方メートル
サンドラ・ゲックさんは4年前から、農家が所有するこの土地を借りている。5月から11月のガーデニングシーズンが始まる前、農家のオーナーさんが土を耕し、準備を整える。「私の仕事はその後からです。種をまいて、水をやり、草を抜いて苗を植え、収穫に至ります」
シーズン中は2、3人分をまかなえる量の野菜類を収穫し、新しい作物を試し、そのときどきの畑の様子や気づいたことを自分のガーデニングブログに書く。「野菜を食べるのがとても楽しくなりました。自分で育てているのでどうやってできたのか把握していますし、自分でさやをむいた豆も、どれだけ手をかけてここまで育ったか全部わかっていますから」
菜園を始めた理由:「以前から、バルコニーでトマトやハーブなどのちょっとした食べられるものを育てていました。でもそのうち、たくさん栽培するには手狭になったので畑にしました」
畑で過ごす日は?:まずは、とにかく自転車で畑へ向かう。「着くとまず作業用の靴に履きかえて、菜園を歩いてまわります。トマトやホオズキをかじってみて、ブログに載せる写真を撮ります」それから畑仕事に取り掛かる。雑草を抜き、土をほぐし、枯れた草があれば取り除き、収穫した野菜を自転車のかごに入れたら1日を終え、家路につく。
育てているもの:ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、サツマイモ、カボチャ、アーティチョーク、ナス、ホオズキ、紫カリフラワー、食用花。来年はトマトとキューカンバー、タイガーナッツ(カヤツリグサの塊根)を栽培したいと思っている。
いちばんの楽しみは?:
「都会を離れるのが好きです。私にとって畑での作業は純粋にリラクゼーションであり、身体にいい運動とも言えますね」
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「都会を離れるのが好きです。私にとって畑での作業は純粋にリラクゼーションであり、身体にいい運動とも言えますね」
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ご自宅で野菜や果物を育てている方のお話を伺いたいですね。
アメリカのHouzzでは、この特集記事のコメント欄で「我が家の家庭菜園をどのようにしてシカによる食害から守るか」という話題が出ています。興味深かったのは、「ニワトリを放し飼いにするようにしたらシカが寄り付かなくなった」という体験談。そんな方法もあるんだ。。と思いました。新鮮な野菜だけでなく、タマゴも手に入るわけで。
いま自宅を設計してもらっている段階です。
庭に菜園、憧れます。
しかし駐車スペースやサンルーム、そしてhouzzで知った猫のためのキャティオを設置したら菜園スペースを確保するのは難しくなってしまいました。
4年前から市民農園、その近くの畑は去年から借りていて、どちらも自宅から車で10分くらい。
年間80種類以上の野菜を育てて、今では野菜を買うことはほとんどなくなりました。
写真は拾った枝で組んだ支柱。
野菜を這わせて楽しんでます。
是非家庭菜園やりたいです!
教えて下さる方がいらしたら嬉しいのですが。。。