フォトフレームを使わずもっと気軽に! 簡単でユニークな写真の飾り方
いつでも足したり引いたり、見たいときにいつでも見られて、日々の暮らしの変化を楽しみ、おもてなしにも使える写真の飾り方。「フォトフレームを使わない」のが共通項の、ユニークな方法ばかりです。
ブラッキン・ヘザー
2015年9月4日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
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写真をもっと気軽に飾りたいと思われたことはありませんか? フレームに入れて、きれいに並べて壁に掛けるのもおしゃれですし、フォトフレームを本棚に飾っても素敵です。でも、誰かにいただいた写真をちょっとの間飾っておきたいとか、フレームに入れるほどのものではないけれど、思い出の詰まったスナップ写真もいつでも見られるように、どこかに置いておきたいこともありますよね。または、フレームを選べない、探すのが難しい、どう飾ればよくわからないといったハードルがあることで、なかなか好きな写真をお部屋に飾ることができない方もいらっしゃるのでは。枚数があまりにも多いことで、どの写真を飾ればいいのか迷ってしまうことも、私自身、よくあることです。
そこで、わが家では写真は大きく分けて2通りの飾り方をするようになりました。ひとつめは、一生とは言わなくても、長い間飾っておきたいような大切な写真。家族の写真、幼少時代の大好きなモノクロの1枚や、ペットとの記念写真、インテリアの一部にもなるアート的な写真など、そのために選んだフォトフレームに入れてリビングや仕事部屋、寝室などに飾っています。こちらはすっかりインテリアともなじみ、定着しています。
そしてふたつめは、いつでも足したり抜いたり、差し替えが簡単にできる、流動的な飾り方です。パーティで撮った友達とのスナップ、最近行った旅行先での1枚、たくさん飾りたいペットの写真。いただいた絵葉書やグリーティングカードがこの仲間に入ることもあります。
今回は、フレームに入れて飾るのがハードルと感じたり、もっとカジュアルに写真を飾りたい方のために、ふたつめの方法、フォトフレームを使わなくてもできる、素敵な、またユニークな飾り方をご紹介したいと思います。せっかく撮った楽しい写真です。あまり硬く考えず、気軽に飾ってみる方法があるはずです!
そこで、わが家では写真は大きく分けて2通りの飾り方をするようになりました。ひとつめは、一生とは言わなくても、長い間飾っておきたいような大切な写真。家族の写真、幼少時代の大好きなモノクロの1枚や、ペットとの記念写真、インテリアの一部にもなるアート的な写真など、そのために選んだフォトフレームに入れてリビングや仕事部屋、寝室などに飾っています。こちらはすっかりインテリアともなじみ、定着しています。
そしてふたつめは、いつでも足したり抜いたり、差し替えが簡単にできる、流動的な飾り方です。パーティで撮った友達とのスナップ、最近行った旅行先での1枚、たくさん飾りたいペットの写真。いただいた絵葉書やグリーティングカードがこの仲間に入ることもあります。
今回は、フレームに入れて飾るのがハードルと感じたり、もっとカジュアルに写真を飾りたい方のために、ふたつめの方法、フォトフレームを使わなくてもできる、素敵な、またユニークな飾り方をご紹介したいと思います。せっかく撮った楽しい写真です。あまり硬く考えず、気軽に飾ってみる方法があるはずです!
さりげなく、ミニギャラリー風に
奥行きが浅いアート用の飾り棚に並べて、ちょっとした廊下のギャラリーに。ちょっとこだわってモノクロに揃えたり、いくつかを厚紙に貼ってマットをつけるのも素敵です。マットに貼れば大きさに変化もつけられ、前後に重ねたり、さらに動きとインパクトのあるディスプレイになります。台紙に貼るときは簡単にはがせるテープや接着剤を使えば、写真を傷めずに、安心してつけたりはがしたりできます。
奥行きが浅いアート用の飾り棚に並べて、ちょっとした廊下のギャラリーに。ちょっとこだわってモノクロに揃えたり、いくつかを厚紙に貼ってマットをつけるのも素敵です。マットに貼れば大きさに変化もつけられ、前後に重ねたり、さらに動きとインパクトのあるディスプレイになります。台紙に貼るときは簡単にはがせるテープや接着剤を使えば、写真を傷めずに、安心してつけたりはがしたりできます。
こちらのお部屋では、家具の側面にマスキングテープで写真を貼っています。上から下まで一列に貼るとかなり印象的なフォトギャラリーになるのではないでしょうか。マスキングテープもはがしやすいので家具や写真を傷める心配もありません。マスキングテープの色はもちろん、インテリアと合わせて。そんな小さなこだわりが、より素敵な印象へとつながります。
みんなが楽しめるコラージュボード
ハート形のボードに貼り付けた写真のコラージュ。結婚式や新婚旅行など、夫婦の思い出の写真にぴったりな場所とディスプレイスタイルですね。近くで見れば1枚1枚が大切な思い出写真。そして遠く見たら、ベッドの上のハート形の可愛いウォールアートにも見えて、お部屋に優しい表情を与えてくれています。
ハート形のボードに貼り付けた写真のコラージュ。結婚式や新婚旅行など、夫婦の思い出の写真にぴったりな場所とディスプレイスタイルですね。近くで見れば1枚1枚が大切な思い出写真。そして遠く見たら、ベッドの上のハート形の可愛いウォールアートにも見えて、お部屋に優しい表情を与えてくれています。
写真を「裸」のまま飾る時のポイントは、1ヶ所にまとめること。フレームに入れた場合、あっちにひとつ、こっちにひとつとインテリアのデコレーションとして多少分散させることはできますが、フレームなしの場合はコラージュとして考えると、よりインパクトがあるディスプレイになります。こぢんまりとしたコラージュ、またはインテリアの主役となるぐらいの壁一面の大きなコラージュにするかは、飾りたい枚数やご自分のスタイル次第。どれぐらいのインパクトを与えたいか、によります。
こちらは古い輸送用のパレットを写真ボードとして使っている例。すのこ状のボードなども使えそうですね。家族や友人、ペット、イベントなど、たくさんの写真が、住んでいる人たちのライフストーリーを物語ってくれています。お子さんのお絵描きや工作もついでに一緒に。大きめのクリップで挟んであるだけなので、差し替えも簡単です。
マグネットでフレキシブルに
パソコンやスマートフォンで写真を簡単に送れてしまえるこの時代でも、まだまだ紙焼きで写真を手渡しされることはあります。わざわざプリントアウトしてくれた写真を受け取るとうれしいでよね。いただいた記念写真をすぐにアルバムや箱にしまってしまうのもなんとなくつまらないので、私はそんなとき、仕事部屋の本棚の上にマグネットペイントで塗ってある壁の一部に、しばらく飾るようにしています。
パソコンやスマートフォンで写真を簡単に送れてしまえるこの時代でも、まだまだ紙焼きで写真を手渡しされることはあります。わざわざプリントアウトしてくれた写真を受け取るとうれしいでよね。いただいた記念写真をすぐにアルバムや箱にしまってしまうのもなんとなくつまらないので、私はそんなとき、仕事部屋の本棚の上にマグネットペイントで塗ってある壁の一部に、しばらく飾るようにしています。
こちらのお部屋は、壁一面にマグネットペイントが塗られているようです。好きな場所に写真や思い出の品を貼ることができ、家族全員で楽しめそうですね。素敵な本棚やベンチと合わせて、お部屋のフォーカルポイントになっています。
クリップで吊るす簡単アイデア
クリップを使って、壁にわたしたひもから吊るしたおしゃれなディスプレイ。必要なのはひもとクリップだけ。麻ひもや透明な釣り糸、ワイヤーなど、インテリアスタイルに合わせてお好きな素材で作ることができます。まずは、夏休みの思い出の写真から飾ってみませんか?
クリップを使って、壁にわたしたひもから吊るしたおしゃれなディスプレイ。必要なのはひもとクリップだけ。麻ひもや透明な釣り糸、ワイヤーなど、インテリアスタイルに合わせてお好きな素材で作ることができます。まずは、夏休みの思い出の写真から飾ってみませんか?
わが家での一番のお気に入りの写真ディスプレイ。本棚に木製のプッシュピンを使って麻ひもを固定し、木製のクリップを使って、愛犬たちの写真を飾っています。
コルクボードといえば、どうしても画鋲を使わなければと思いがちですが、ひと工夫して写真を吊るすためのフレームを作ってみてはいかがでしょう。枠にペンキを塗り、ボードの部分には好きなファブリックや余った壁紙、ラッピングペーパーなどを貼れば、あっという間に素敵なボードに変身。このように吊るせば写真に穴があく心配も無用です。
こちらに飾ってあるのは写真ではありませんが、私だったらこのアイデアを写真を飾るためにお借りしたいです。クリップボードに好きな柄の壁紙を貼ったり、色を塗ってフレーム代わりに使えそうですね。
大きめの写真をズボンハンガーに吊るす、とても簡単なアイデア。今すぐにでもできますよ。実は私もA4サイズにプリントした愛犬の写真をこのようにズボンハンガーに挟んで飾っていますが、見る人がみんな「おもしろい!」と褒めてくださるので、ちょっと自慢のアイテムになってしまいました。
オブジェを使う
お部屋の個性にぴったりの、鳥かごの形をしたアイアンフレーム。紫の壁にフレームだけでも素敵ですが、写真を飾ることでこのお部屋のオーナーさんの個性がより強く感じられます。
お部屋の個性にぴったりの、鳥かごの形をしたアイアンフレーム。紫の壁にフレームだけでも素敵ですが、写真を飾ることでこのお部屋のオーナーさんの個性がより強く感じられます。
自転車のタイヤが写真のディスプレイスペースに! サイクリング好きな方なら真似したいかもしれませんね。タイヤそのものがインテリアのオブジェ的な存在にもなっています。このような実例を見ると、写真を飾り方は本当に無限なのだなと感じられます。
掛けるのではなく、置いてみる
勉強や仕事机にガラスの天板をのせ、その下に写真を挟むのはよく見られますが、こちらはダイニングテーブルという、ちょっと珍しいアイデア。パーティのときやゲストが食事にいらしたときには、写真をきっかけに話も盛り上がりそうですね。
勉強や仕事机にガラスの天板をのせ、その下に写真を挟むのはよく見られますが、こちらはダイニングテーブルという、ちょっと珍しいアイデア。パーティのときやゲストが食事にいらしたときには、写真をきっかけに話も盛り上がりそうですね。
私もすぐにでも真似したくなったアイデアです。素敵なボウルに好きな写真を入れておけば、いつでも手にとって見ることができます。人が集まるときに、そのメンバーに合わせて写真を選んでテーブルのセンターピースとして置けば、お客様も大喜びするはずです。夏休みの後には旅行で撮った写真、クラスのお友達が集まるときには学生時代の写真を入れたり、親戚の集まりでは家族写真など、ちょっとしたおもてなしにもなるのでは。
写真は陽ざしで変色したり、色が薄れてしまうので、窓の近くに置くのは避けたほうがいいかもしれません。また、ときどき入れ替えることで光や汚れからも守ることもできます。人の暮らしは、日々の中での変化がたくさんあります。家族が成長したり、楽しいイベントがあったり。家の中でも、写真を通して人生のさまざまな変化や楽しみをもっと反映させてみませんか?
こちらの記事もおすすめ:
小さなコーナーだからこそ、細かく目を配りたい。初心者に役立つディスプレイのヒント
動物モチーフのアートと暮らす、ペット好きのインテリア
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アイディアがたくさん!
とても素敵ですね。
写真好きな息子に紹介してみます!素敵です