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デザイナーが解説、2018年注目のトレンド素材とアウトドアファニチャー
トレンドから定番、普遍の価値へ。インテリアデザインの第一線で長く活躍する筆者が、今年注目の素材やプロダクトのトレンドを解説します。
ヒジュン カスヤ|Hijung Kasuya
2018年2月27日
トレンドの本流は「生まれては消えていく流行」ではなく、新しい潮流のこと。新しい始まりであり、一過性ではない新しい価値を切り拓くものと捉えています。その始まりは、ニーズの広まりからやがて定番となり、時代に定着していきます。また、過去のトレンドが再浮上して「クラシック」と呼ばれたり、潜在していたものに「ニュー」と冠がついて新しい時代の解釈がプラスされたりして、繰り返し蘇ることもあります。色、柄、質感などの人気の流れは、身近に取り入れやすいカーテンや張り地、クッションなどのインテリアアクセサリーとして、日常に新鮮さを演出する一過性のトレンドといえるでしょう。
昨年の記事「インテリアデザインのプロに聞く、2017年トレンドのキーワード」で解説したトレンド予想では、住宅(暮らす環境)とオフィス(働く環境)の価値観やライフスタイルが双方から歩み寄るというインテリア事情を通して、注目のアイテムをご紹介しました。この一年を振り返ると、この現象の確かな定着を見ることができます。
2018年トレンドのキーワードとしては「イノベーション」と「シームレス」を挙げたいと思います。斬新で勢いのある「マテリアル」と「アウトドアファニチャー」が今、ゆっくりと時代に浸透していっています。
昨年の記事「インテリアデザインのプロに聞く、2017年トレンドのキーワード」で解説したトレンド予想では、住宅(暮らす環境)とオフィス(働く環境)の価値観やライフスタイルが双方から歩み寄るというインテリア事情を通して、注目のアイテムをご紹介しました。この一年を振り返ると、この現象の確かな定着を見ることができます。
2018年トレンドのキーワードとしては「イノベーション」と「シームレス」を挙げたいと思います。斬新で勢いのある「マテリアル」と「アウトドアファニチャー」が今、ゆっくりと時代に浸透していっています。
キーワード1.
イノベーショナルなマテリアル(素材)
生活を取り巻くものづくり全般において、原材料、産地、テクノロジーに加え、環境への配慮や対策、制度なども視野に入れた素材の選択が求められています。インテリアの分野でも、革新的なマテリアルを使ったプロダクトが次々に登場。伝統とイノベーションを融合した、新しい可能性を感じるアイテムをご紹介します。
皮革:インテリアをモード化する、壁に着せるレザーウォール
写真のレザーウォール《Studioart》は、皮革製品の加工会社からスタートした、創業50周年のイタリアの老舗〈モンテベッロ社〉の製品です。開発コンセプトは「インテリアに服を着せる」。オーナーで建築家のナディア・ダッレメーゼ氏と、彼女の率いるクリエイティブスタッフが、ファッション用レザーをモード界からインテリア事業に発展させました。
イノベーショナルなマテリアル(素材)
生活を取り巻くものづくり全般において、原材料、産地、テクノロジーに加え、環境への配慮や対策、制度なども視野に入れた素材の選択が求められています。インテリアの分野でも、革新的なマテリアルを使ったプロダクトが次々に登場。伝統とイノベーションを融合した、新しい可能性を感じるアイテムをご紹介します。
皮革:インテリアをモード化する、壁に着せるレザーウォール
写真のレザーウォール《Studioart》は、皮革製品の加工会社からスタートした、創業50周年のイタリアの老舗〈モンテベッロ社〉の製品です。開発コンセプトは「インテリアに服を着せる」。オーナーで建築家のナディア・ダッレメーゼ氏と、彼女の率いるクリエイティブスタッフが、ファッション用レザーをモード界からインテリア事業に発展させました。
画期的な発想と伝統技術を背景にしたリュクスなインテリア内装材として、住宅はもちろん、商業施設、船舶、飛行機にも採用されているレザーウォール。豊富なカラーバリエーション、パターン、形状があり、陰影を生み出す凹凸からフラットな仕上げまで自在なカスマイズが可能です。リビングや寝室のアクセントウォールとして、机や棚の造作家具などにも、インテリアプランに大きな変化をもたらす可能性を秘めています。
和紙:伝統素材のサステナブルなインテリア小物
革新的なアイデアと伝統的な手法を組み合わせた例は日本にも。和紙のバンドを素材に「エシカルで人と地球にやさしい、慎ましやかな美」に惹かれ、モダンでぬくもりのある斬新なプロダクトを生み出した〈bandc(バンドシ―)〉。オーナーでデザイナーの井窪浩一朗氏は、素材を駆使して新しいライフスタイルを提案するイノベーターの一人です。
革新的なアイデアと伝統的な手法を組み合わせた例は日本にも。和紙のバンドを素材に「エシカルで人と地球にやさしい、慎ましやかな美」に惹かれ、モダンでぬくもりのある斬新なプロダクトを生み出した〈bandc(バンドシ―)〉。オーナーでデザイナーの井窪浩一朗氏は、素材を駆使して新しいライフスタイルを提案するイノベーターの一人です。
富士山麓の豊かな水資源を利用して作られた、この和紙のバンド。機械抄きの和紙製の縒り紐(よりひも)を帯状に接着加工した素材で、強くしなやかな特性から米袋の紐として長く使用されてきました。丁寧な手作業により、ささくれや毛羽立ちのない、手にやさしい仕上げです。
プランターサイズのバスケットから収納ボックスまで豊富に揃い、カラー展開は自然素材のままの10色。飽きのこないシンプルなデザインのフォルムと手触り、軽さ、通気性のよさを兼ね備え、インテリアスタイルを問わず、日常に溶け込むアイテムです。
プランターサイズのバスケットから収納ボックスまで豊富に揃い、カラー展開は自然素材のままの10色。飽きのこないシンプルなデザインのフォルムと手触り、軽さ、通気性のよさを兼ね備え、インテリアスタイルを問わず、日常に溶け込むアイテムです。
ウレタン:世界初の柔らかい洗面ボウル
従来、洗面ボウルは陶器やホーロー、樹脂など硬くて冷たい素材でしたが、その既成概念を破る画期的なアイテム。デザイン会社〈BOING(ボーイング)〉が常識にとらわれない発想で開発したのは、ウレタン製でゴムのような弾力をもつ、世界初の柔らかい洗面ボウルです。
形状を保ちながら、適度な弾力で触れても当たってもソフトで安心なシンク。円形、キューブ、スタンダードなど4タイプのフォルムに10色の豊富なカラーチョイスがあるのも、この素材らしい特徴です。水回りのインテリアを鮮やかに演出でき、ガーデニングにも役立ちそう。子供や高齢者などに配慮し、環境づくりにも一役を担う、注目のプロダクトです。
従来、洗面ボウルは陶器やホーロー、樹脂など硬くて冷たい素材でしたが、その既成概念を破る画期的なアイテム。デザイン会社〈BOING(ボーイング)〉が常識にとらわれない発想で開発したのは、ウレタン製でゴムのような弾力をもつ、世界初の柔らかい洗面ボウルです。
形状を保ちながら、適度な弾力で触れても当たってもソフトで安心なシンク。円形、キューブ、スタンダードなど4タイプのフォルムに10色の豊富なカラーチョイスがあるのも、この素材らしい特徴です。水回りのインテリアを鮮やかに演出でき、ガーデニングにも役立ちそう。子供や高齢者などに配慮し、環境づくりにも一役を担う、注目のプロダクトです。
「形態は機能に従う」がコンセプトの同社のアイテムは、細部にも配慮が行き届いています。ライトグレーとアントラサイト(濃いグレー)の2色展開に4サイズのボックスは本体システムのモジュールサイズにぴったりと収まり、各ボックスの内部は仕切ることも可能。住宅とオフィスとの境がなくなりつつある流れのなか、スチールのシステム家具にフェルト素材のアクセサリー収納が加わったことで、住宅におけるニーズがさらに高まっています。
テキスタイル:新開発の天然素材、ハイテクとモードのコラボ
写真は、2006年にNYの〈マハラム〉が発表したカーテン生地《Waxed Cotton Leno》。天然繊維の落綿(糸を紡績する工程で出る繊維くず)にワックスをコーティングして光沢と弾力性をもたせたハイデニールの糸を使用。「レノ織り」と呼ばれるからみ織りの一種で織られた目の粗い格子状の生地です。素朴な風合いで、厚地でも通気性の高さや型崩れしにくい特性があります。インテリアテキスタイルとしては、さわやかで軽快な風合いの透け感あるシアーカーテンのイメージが浮かびます。
これがファッションデザイナー、レイチェル・コメイ氏の目にとまり、彼女の2017秋冬コレクションに採用。創業110年以上の長い歴史があり、スミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館など世界の美術館にもインテリアテキスタイルが多数収蔵されている名門〈マハラム〉にとっても、ファッションとのコラボは稀有の出来事でした。
インテリアテキスタイルのプリント生地のファッションとのコラボも、毎年のように話題に上るようになっています。インテリアとファッションの領域が近くなってきている現象もトレンドとして挙げられるでしょう。
画像提供/マハラム
写真は、2006年にNYの〈マハラム〉が発表したカーテン生地《Waxed Cotton Leno》。天然繊維の落綿(糸を紡績する工程で出る繊維くず)にワックスをコーティングして光沢と弾力性をもたせたハイデニールの糸を使用。「レノ織り」と呼ばれるからみ織りの一種で織られた目の粗い格子状の生地です。素朴な風合いで、厚地でも通気性の高さや型崩れしにくい特性があります。インテリアテキスタイルとしては、さわやかで軽快な風合いの透け感あるシアーカーテンのイメージが浮かびます。
これがファッションデザイナー、レイチェル・コメイ氏の目にとまり、彼女の2017秋冬コレクションに採用。創業110年以上の長い歴史があり、スミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館など世界の美術館にもインテリアテキスタイルが多数収蔵されている名門〈マハラム〉にとっても、ファッションとのコラボは稀有の出来事でした。
インテリアテキスタイルのプリント生地のファッションとのコラボも、毎年のように話題に上るようになっています。インテリアとファッションの領域が近くなってきている現象もトレンドとして挙げられるでしょう。
画像提供/マハラム
キーワード2.
用途のシームレス化 イン&アウトファニチャー
自然とのふれあいを日常的に求めて、家の内と外の境界を取り払うアウトドアリビング&ダイニングで過ごすライフスタイルが、家庭からオフィスまで広まっています。同時に庭やベランダなど、屋外と繋がった空間の開放的なくつろぎのイメージを屋内に持ち込むニーズや提案も、住宅設計やオフィスのインテリアに多く採用されるようになりました。
屋内にも取り入れることで、内と外の境界線を繋ぐように、遊びとくつろぎを演出できる家具。従来のラタンや木製のガーデン家具としての位置付けを越え、屋内インテリアとバランスよくコーディネートできる家具。日射や風雨に対応する頑丈な機能に加え、素材やデザインもより洗練された家具。この屋内外をひとつにする先端のアウトドア家具を「イン&アウトファニチャー」と名付けて、注目のアイテムをご紹介します。
用途のシームレス化 イン&アウトファニチャー
自然とのふれあいを日常的に求めて、家の内と外の境界を取り払うアウトドアリビング&ダイニングで過ごすライフスタイルが、家庭からオフィスまで広まっています。同時に庭やベランダなど、屋外と繋がった空間の開放的なくつろぎのイメージを屋内に持ち込むニーズや提案も、住宅設計やオフィスのインテリアに多く採用されるようになりました。
屋内にも取り入れることで、内と外の境界線を繋ぐように、遊びとくつろぎを演出できる家具。従来のラタンや木製のガーデン家具としての位置付けを越え、屋内インテリアとバランスよくコーディネートできる家具。日射や風雨に対応する頑丈な機能に加え、素材やデザインもより洗練された家具。この屋内外をひとつにする先端のアウトドア家具を「イン&アウトファニチャー」と名付けて、注目のアイテムをご紹介します。
屋外の開放感を屋内に。人の集うピクニックベンチ
「人々が集うためのアウトドア家具」をコンセプトに優れた家具を開発する、世界でも珍しいアウトドア家具専門メーカー〈extremis〉。写真の《ホッパーベンチ》は世界最大のビール祭り、ドイツの「オクトーバーフェスト」から発想を得て、構想10年で完成。たくさんの仲間で腰かけ、ビールを楽しめるピクニックベンチです。
テーブルとベンチが一体化した、ミニマルでいて開放感あふれる「人が集うための家具」。新しいコミュニケーションエリアの気分を創出する家具として注目を浴び、屋外はもちろん、オフィスのミーティングルームやリフレッシュエリアなどにも多用され、屋内リビングへとその活躍の場を広げています。
「人々が集うためのアウトドア家具」をコンセプトに優れた家具を開発する、世界でも珍しいアウトドア家具専門メーカー〈extremis〉。写真の《ホッパーベンチ》は世界最大のビール祭り、ドイツの「オクトーバーフェスト」から発想を得て、構想10年で完成。たくさんの仲間で腰かけ、ビールを楽しめるピクニックベンチです。
テーブルとベンチが一体化した、ミニマルでいて開放感あふれる「人が集うための家具」。新しいコミュニケーションエリアの気分を創出する家具として注目を浴び、屋外はもちろん、オフィスのミーティングルームやリフレッシュエリアなどにも多用され、屋内リビングへとその活躍の場を広げています。
アウトドア家具のイメージを越えたデザインの登場
〈extremis〉の「人が集まるため」のデザイン精神はさらに、最大9人まで着席可能な、写真のユニークな円形ソファ《コスモス》も生み出しました。《ホッパーベンチ》のオープンなデザインに対し、こちらはみんなが集って「こもる」ようなスタイル。レザーシートがカジュアルなイメージにリッチな気分を加えています。
上下操作が可動式のセンターのオプショナルテーブルは、食事に最適な高さから、座面まで降ろしてフラットに脚を投げ出せる高さまで調整可能。シートと同素材のカバーを掛けられるオプション付きです。合成皮革の張り地は、高級ヨットにも用いられる高品質のもの。厳しい天候や衝撃に耐え、手入れも簡単で、大人数のリビングにも最適です。オフィス人気も高まりそうなエッジーなプロダクトです。
〈extremis〉の「人が集まるため」のデザイン精神はさらに、最大9人まで着席可能な、写真のユニークな円形ソファ《コスモス》も生み出しました。《ホッパーベンチ》のオープンなデザインに対し、こちらはみんなが集って「こもる」ようなスタイル。レザーシートがカジュアルなイメージにリッチな気分を加えています。
上下操作が可動式のセンターのオプショナルテーブルは、食事に最適な高さから、座面まで降ろしてフラットに脚を投げ出せる高さまで調整可能。シートと同素材のカバーを掛けられるオプション付きです。合成皮革の張り地は、高級ヨットにも用いられる高品質のもの。厳しい天候や衝撃に耐え、手入れも簡単で、大人数のリビングにも最適です。オフィス人気も高まりそうなエッジーなプロダクトです。
耐水皮革を駆使した高級アウトドア家具
イタリアデザイン界の重鎮、パオラ・ナヴォーネ氏がデザインした〈バクスター社〉の新作《マニラ》は、酸化銅製のフレームに、耐水加工したレザーで丁寧に巻き込んだロープで編んだ椅子。アウトドアチェアにエキゾチックなスパイスをかけた美しいデザイン、大胆で繊細なフォルムに、最高の革を使ったソファブランドの誇るクラフツマンシップが感じられます。アウトドア家具の進化は、カジュアル一辺倒のみならず、こういったハイエンドなマーケットにも見られるトレンドです。
画像提供/Baxter Japan
イタリアデザイン界の重鎮、パオラ・ナヴォーネ氏がデザインした〈バクスター社〉の新作《マニラ》は、酸化銅製のフレームに、耐水加工したレザーで丁寧に巻き込んだロープで編んだ椅子。アウトドアチェアにエキゾチックなスパイスをかけた美しいデザイン、大胆で繊細なフォルムに、最高の革を使ったソファブランドの誇るクラフツマンシップが感じられます。アウトドア家具の進化は、カジュアル一辺倒のみならず、こういったハイエンドなマーケットにも見られるトレンドです。
画像提供/Baxter Japan
こちらは、特別な処理を施された鉄製のフレームに、耐水皮革のシートのチェアとオットマンを組み合わせた《ペドロ》。クッションには新開発のウォッシャブルレザーを採用。思わずリビングにも持ち込みたくなるラグジュアリーなアイテムです。デザインを手がけたのはロベルト・ラッツェローニ氏。高級リゾートにいる気分に浸れるアート作品のようなアウトドア家具を、住宅やオフィスのインテリアアイコンとして取り入れる、贅沢な「内と外のシームレス化」の到来を感じさせます。
画像提供/Baxter Japan
画像提供/Baxter Japan
アップサイクル素材のアウトドアファニチャー
スペインの屋外家具メーカー〈DVELAS(デュヴェラス)〉からは、ヨットの帆布をアップサイクルして張り地にしたアウトドア家具が登場。建築家でもあるエンリケ氏が趣味のヨット航海の際、優れた耐久性を持つ高価な帆布が、次々に廃棄されることに着目しました。使用される帆布は太陽光や潮風にも強い耐水加工の高品質ポリエステル。同社の製品はすべてこのアップサイクル素材で作られます。「もとの製品よりも次元や価値の高いモノを生み出す」というアップサイクルの精神にも叶う、まったく新しい製品に蘇生させています。
また、ひとつひとつの製品には使われた船の名前、停泊した港や帆の形状、製造メーカーとエディションナンバーが記載されたタグが縫い込まれます。それぞれがオンリーワンの家具たちは世界のリゾートの海辺やプールで愛用され、家庭でもリラックスシーンをサポートする家具として注目されています。
スペインの屋外家具メーカー〈DVELAS(デュヴェラス)〉からは、ヨットの帆布をアップサイクルして張り地にしたアウトドア家具が登場。建築家でもあるエンリケ氏が趣味のヨット航海の際、優れた耐久性を持つ高価な帆布が、次々に廃棄されることに着目しました。使用される帆布は太陽光や潮風にも強い耐水加工の高品質ポリエステル。同社の製品はすべてこのアップサイクル素材で作られます。「もとの製品よりも次元や価値の高いモノを生み出す」というアップサイクルの精神にも叶う、まったく新しい製品に蘇生させています。
また、ひとつひとつの製品には使われた船の名前、停泊した港や帆の形状、製造メーカーとエディションナンバーが記載されたタグが縫い込まれます。それぞれがオンリーワンの家具たちは世界のリゾートの海辺やプールで愛用され、家庭でもリラックスシーンをサポートする家具として注目されています。
写真は、軽くて、カジュアルなアームチェア《トリマー》で、船乗りのテクニックを使い、帆布の生地そのままを活かしたデザイン。スチール製のフレームに、船の帆を調節する「リギング」の手法を利用してテンションをかけ、一枚の布で完成させています。適度な伸縮性の座り心地はしなやかに身体を包み、インテリアに海辺の気分を取り込むのに最適な一脚です。
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