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スパニッシュスタイルのインテリアをつくる10のポイント
ぬくもりがあってくつろげるスパニッシュスタイルのインテリアをつくる10のポイントをご紹介します。
Debbie Snider
2016年3月9日
スパニッシュリヴァイヴァル様式の住宅が人気を博したのは、1915年から1917年にかけてサンディエゴで開催されたパナマ太平洋博覧会に続く1920年代です。博覧会では、スパニッシュバロック、スパニッシュコロニアル、ムーアリヴァイヴァルを折衷した住宅が展示されました。エクステリアには白いスタッコ壁や赤いテラコッタ瓦の屋根、鋳鉄アートの門や窓用グリル、浮き彫りのある玄関扉など、スペイン風の要素がたくさん使われていました。では、スパニッシュリヴァイヴァルのインテリアは? Houzz掲載の写真を見ながら、その特徴を見ていきましょう。
1. 鋳鉄 (ロートアイアン) アート
家のいたるところにロートアイアンを使うのは、スパニッシュリヴァイヴァルの特徴の1つ。こちらの大きなホワイエには、スパニッシュスタイルのシャンデリア、スコンス、ロートアイアンの手すりが使われています。
家のいたるところにロートアイアンを使うのは、スパニッシュリヴァイヴァルの特徴の1つ。こちらの大きなホワイエには、スパニッシュスタイルのシャンデリア、スコンス、ロートアイアンの手すりが使われています。
2. 天井の木の梁をあらわしに
こちらのリビングでは、天井の木製梁をあらわしにしたことで、空間にぬくもりが生まれています。暖炉の周りでも、木をうまく見せています。
こちらのリビングでは、天井の木製梁をあらわしにしたことで、空間にぬくもりが生まれています。暖炉の周りでも、木をうまく見せています。
3. スタッコ壁
室内壁には暖色を複数使うこともあります。キッチンのフードや暖炉にもスタッコが使われます。
室内壁には暖色を複数使うこともあります。キッチンのフードや暖炉にもスタッコが使われます。
4. 手描きの絵付きタイルを蹴込みに
階段の蹴込みに、ツヤあり、なしのカラフルなタイルを混ぜて貼っているので、奥行きを感じる仕上げになっています。
ポイント
階段の蹴込み用に模様つきタイルを選ぶときには、異なる柄を混ぜてもOKです(というより、そのほうが素敵になるのでおすすめです)。色合わせだけはしっかり計算して。
階段の蹴込みに、ツヤあり、なしのカラフルなタイルを混ぜて貼っているので、奥行きを感じる仕上げになっています。
ポイント
階段の蹴込み用に模様つきタイルを選ぶときには、異なる柄を混ぜてもOKです(というより、そのほうが素敵になるのでおすすめです)。色合わせだけはしっかり計算して。
5. アルコーブを設ける
リビングの奥に見えるアーチのあるアルコーブが空間に居心地のよい雰囲気をつくりだしています。スタッコ仕上げの暖炉の上にも、小さなアルコーブがあり、インテリアのアクセントになっています。
リビングの奥に見えるアーチのあるアルコーブが空間に居心地のよい雰囲気をつくりだしています。スタッコ仕上げの暖炉の上にも、小さなアルコーブがあり、インテリアのアクセントになっています。
7. テラコッタタイル
エントランスやキッチンには、赤茶色のテラコッタタイルをよく使います。
エントランスやキッチンには、赤茶色のテラコッタタイルをよく使います。
9. 暗い色のウッド
玄関扉、ケーシング、幅広のフローリング、巾木、テーブルなど、この空間で使われている木材はすべて暗い色で統一しています。
玄関扉、ケーシング、幅広のフローリング、巾木、テーブルなど、この空間で使われている木材はすべて暗い色で統一しています。
10. リッチなファブリック
トラディショナルなサイドチェアに使われている赤と金のブロケードは、スパニッシュバロックらしいアイテムです。
トラディショナルなサイドチェアに使われている赤と金のブロケードは、スパニッシュバロックらしいアイテムです。
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