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イケアの大ベストセラー、IVAR(イーヴァル)収納システムを使った素敵なインテリア
洋服収納、サイドボード、キッチン戸棚など、どんな空間でも万能に使える《IVAR》収納システム。50年以上も愛されるベストセラーを使った魅力的なインテリアをご紹介します。
Catherine Hug
2017年10月29日
50年以上も売れ続け、今もこれまで以上に流行っているもの、それが〈イケア〉の《IVAR》(イーヴァル)収納システムです。扉付きキャビネット、引き出し付きチェスト、オープンシェルフなどのモジュールがあり、当初は伝統的な書棚に代わる安価な棚として開発されました。今では、あらゆるタイプの家で、非常によく使われています。それもかつてないほどおしゃれに。これは不思議なことではありません。なぜなら、このパイン無垢材でできた控えめな家具によって、豊富な収納と、自分のスタイルに合わせてアレンジできる無限の可能性が手に入るのですから。あなたなら、このIVARシステムを現代的なスペースに無理なく組み入れるにはどうしますか? ここでは、Houzzに掲載されたイケアハックの中から、特に素敵なものをご紹介します。
1. ピュアでナチュラルな北欧スタイル
3種類の高さ、2種類の奥行き、2種類の幅から選べるIVARシステムでは、数えきれないほどの組み合わせが考えられます。2つの扉が付いた幅80cmのIVARキャビネットは、現在特に人気があります。
写真の棚は、この扉付きキャビネットとオープンキャビネット1つを組み合わせ、チェストを収めたもの。ナチュラルで純粋な仕上げは、上品で、ダークブルーの壁とよいコントラストになっています。こうすると、とても実用的な収納家具には見えませんね。
3種類の高さ、2種類の奥行き、2種類の幅から選べるIVARシステムでは、数えきれないほどの組み合わせが考えられます。2つの扉が付いた幅80cmのIVARキャビネットは、現在特に人気があります。
写真の棚は、この扉付きキャビネットとオープンキャビネット1つを組み合わせ、チェストを収めたもの。ナチュラルで純粋な仕上げは、上品で、ダークブルーの壁とよいコントラストになっています。こうすると、とても実用的な収納家具には見えませんね。
2. グラマラスな異素材ミックス
これは同じ家の違う部屋。ムードも違います。このサイドボードは奥行き30cmのIVARキャビネットを2つ使って作られたもので、追加のキッチン収納にも使っています。
キャビネットの上部を黒大理石の板でカバーすることで、わずかに手が加えられています。このイケアハックは、無塗装のパイン材が、グラマラスなヒュッゲという最新のトレンドに完璧に合うこと(ただし、正しい素材と組み合わせれば)を示す絶好の例です。費用を抑えたければ、大理石のように見えるもう少し安い材料を使うか、思い切ってカッパーやブロンズの板でカバーするのもよいでしょう。
これは同じ家の違う部屋。ムードも違います。このサイドボードは奥行き30cmのIVARキャビネットを2つ使って作られたもので、追加のキッチン収納にも使っています。
キャビネットの上部を黒大理石の板でカバーすることで、わずかに手が加えられています。このイケアハックは、無塗装のパイン材が、グラマラスなヒュッゲという最新のトレンドに完璧に合うこと(ただし、正しい素材と組み合わせれば)を示す絶好の例です。費用を抑えたければ、大理石のように見えるもう少し安い材料を使うか、思い切ってカッパーやブロンズの板でカバーするのもよいでしょう。
3. 黒いペイントでコントラストをつける
無塗装のパイン材が好みではないなら、塗装用の刷毛を手に取りましょう。保護用ニス、半透明のステイン、ワックスのどれを使っても、IVARはちょっとしたペイントで好きなように変身させることができます。
〈クラフティフェア〉のブロガー、アントニア・シュミッツさんは、2つのIVARキャビネットを、マットな黒のペイントとDIYショップで買った明るい木の板、白い脚で、完璧にイメージチェンジしました。
無塗装のパイン材が好みではないなら、塗装用の刷毛を手に取りましょう。保護用ニス、半透明のステイン、ワックスのどれを使っても、IVARはちょっとしたペイントで好きなように変身させることができます。
〈クラフティフェア〉のブロガー、アントニア・シュミッツさんは、2つのIVARキャビネットを、マットな黒のペイントとDIYショップで買った明るい木の板、白い脚で、完璧にイメージチェンジしました。
4. スタイリッシュな一色使い
あるいは、うまくペイントすれば、IVARを消してしまうこともできます。このコペンハーゲンの家では、濃いペトロールブルーのペイントで、壁とキャビネットをひとつに溶け込ませています。サイドボードが壁から浮き上がっているように見せることで、さらに効果を高めています。
あるいは、うまくペイントすれば、IVARを消してしまうこともできます。このコペンハーゲンの家では、濃いペトロールブルーのペイントで、壁とキャビネットをひとつに溶け込ませています。サイドボードが壁から浮き上がっているように見せることで、さらに効果を高めています。
5. 黒いニスを塗ったラスティックスタイル
IVARはもともとフレキシブルな収納システムとして考え出されたものですが、2種類の奥行きから選べるため、キッチンキャビネットの上段と下段としても十分使えます。ただし、奥行き50cmのキャビネットに家電製品を組み込む必要がなければ、という条件付きですが。
黒の着色ニスは、このIVARキャビネット8つでできた屋根付きのアウトドアキッチンをラスティックに見せるだけでなく、スウェーデン沿岸の風雨から保護する役割も果たしています。
IVARはもともとフレキシブルな収納システムとして考え出されたものですが、2種類の奥行きから選べるため、キッチンキャビネットの上段と下段としても十分使えます。ただし、奥行き50cmのキャビネットに家電製品を組み込む必要がなければ、という条件付きですが。
黒の着色ニスは、このIVARキャビネット8つでできた屋根付きのアウトドアキッチンをラスティックに見せるだけでなく、スウェーデン沿岸の風雨から保護する役割も果たしています。
6. 脚を取り換えて個性的に
IVARキャビネットを世界にひとつしかないものにするには、どうすればよいでしょうか? 個性的な脚を使うのもひとつの方法です。例えばスウェーデンのブランド〈プリティペグズ〉でも、さまざまなスタイルの脚が手に入ります。
この無塗装のIVARを使ったテレビキャビネットに付けられたデコボコのピンクの脚は、パステルカラーの北欧風インテリアにも完璧に合うでしょう。
IVARキャビネットを世界にひとつしかないものにするには、どうすればよいでしょうか? 個性的な脚を使うのもひとつの方法です。例えばスウェーデンのブランド〈プリティペグズ〉でも、さまざまなスタイルの脚が手に入ります。
この無塗装のIVARを使ったテレビキャビネットに付けられたデコボコのピンクの脚は、パステルカラーの北欧風インテリアにも完璧に合うでしょう。
7. サイドユニットとして
楽しいアレンジが決まるのは、キャビネットだけではありません。写真のバスルームでは、IVARのサイドユニットを壁に立てかけて、カジュアルなタオル掛けにしています。
楽しいアレンジが決まるのは、キャビネットだけではありません。写真のバスルームでは、IVARのサイドユニットを壁に立てかけて、カジュアルなタオル掛けにしています。
教えてHouzz
自宅でイケアの家具を使っている方、ぜひコメント欄に写真を投稿してください!
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