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ものを捨てずにミニマリストに近づく6つのアイデア
「ミニマリスト」の暮らしに近づくインテリアのアイデアをご紹介します。
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2016年8月30日
ものを徹底的に減らし、究極のシンプルな暮らしを追求する「ミニマリスト」。日本では数年前からブームが続いています。一方で、ものが何もない、すっきりとした空間に憧れながらも実践するのが難しいと思っている方も多いのではないでしょうか? 確かにものを捨てるとなるとハードルが高いですよね……。今日はそんな方でもミニマリストに一歩近づくことができる6つの方法をご紹介します。
1. 色をそろえてものを隠す
例えばこのダイニング。テーブルもベンチも椅子も、すべて床と同じ色になっています。このように色を統一すると、一気にシンプルに見えるんです。カメレオンは周りのものに合わせて色を変えることで身を隠しますが、それと同じように家具やものを隠すことができるのです。よく見ると家具の木目と床の木目の方向も揃えてあります。右側のベンチは一瞬見えなくなるくらいうまく隠れています。
例えばこのダイニング。テーブルもベンチも椅子も、すべて床と同じ色になっています。このように色を統一すると、一気にシンプルに見えるんです。カメレオンは周りのものに合わせて色を変えることで身を隠しますが、それと同じように家具やものを隠すことができるのです。よく見ると家具の木目と床の木目の方向も揃えてあります。右側のベンチは一瞬見えなくなるくらいうまく隠れています。
「確かに色を合わせるとものが目立たなくなるけど、さすがに家具を買え替えるのは……」と思った方。小物でこの方法を取り入れることができます。例えばこの写真の左に写っているタオルは白。壁や洗面台と同じ色に揃えてあるのでシンプルな印象を保っています。
2. 収納スペースを使いたい衝動を我慢する
収納スペースがあると、無駄なく活用したくなります。とくにフックは、すぐにものを取ったり戻したりできてとても便利です。でもミニマリストを目指す気持ちがあるのなら、すべてのフックを使ってしまってはいけません。写真のようにごちゃごちゃとしてしまいます。
収納スペースがあると、無駄なく活用したくなります。とくにフックは、すぐにものを取ったり戻したりできてとても便利です。でもミニマリストを目指す気持ちがあるのなら、すべてのフックを使ってしまってはいけません。写真のようにごちゃごちゃとしてしまいます。
「ものをかけたい」という衝動を抑えるだけで、こんなに整理された印象に。フックがたくさんあるなかで使う数を抑えると、「収納スペースが余ってしまうほどものが少ない」という印象を与えることができます。
もちろんフックだけでなく、棚にも同じことが言えます。ものをびっしり詰め込むのではなく、写真のようにスペースを空けておくだけで、極力ものをもたないミニマリストに近づけます。
3. 箱にしまう
とはいっても、現実的に棚しかものの置き場所がない、という人、多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、箱にものを入れてから棚に置くという方法。ごちゃごちゃしたものが見えなくなるので、一気に片付いたように見えます。
箱にしまう方法にも、さらにミニマリストに近づくためのポイントがあります。まず、写真のように、空間のテーマカラーのオレンジに合わせ箱も暖色系でまとめるということ。こうすれば、上記1.「色をそろえてものを隠す」と同じ方法で部屋が片付いているように見えるのです。
とはいっても、現実的に棚しかものの置き場所がない、という人、多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、箱にものを入れてから棚に置くという方法。ごちゃごちゃしたものが見えなくなるので、一気に片付いたように見えます。
箱にしまう方法にも、さらにミニマリストに近づくためのポイントがあります。まず、写真のように、空間のテーマカラーのオレンジに合わせ箱も暖色系でまとめるということ。こうすれば、上記1.「色をそろえてものを隠す」と同じ方法で部屋が片付いているように見えるのです。
4. 戸のついた棚を選ぶ
もちろん、これから家具を買う人は、このように中が完全に見えない戸のついた棚を選ぶのもひとつの手です。この場合も、写真のように棚の色と壁の色を揃えるのがベターです。取手もない方が、より棚の存在感を減らすことができます。
もちろん、これから家具を買う人は、このように中が完全に見えない戸のついた棚を選ぶのもひとつの手です。この場合も、写真のように棚の色と壁の色を揃えるのがベターです。取手もない方が、より棚の存在感を減らすことができます。
5. 壁だけは「無」にしてみる
壁にものを飾りたい人も多いのでは。写真をかけたり、ポスターを貼ったりすると、とてもおしゃれになりますし、個性を出すことできます。でもその壁の飾りを思い切って取ってみると……。
壁にものを飾りたい人も多いのでは。写真をかけたり、ポスターを貼ったりすると、とてもおしゃれになりますし、個性を出すことできます。でもその壁の飾りを思い切って取ってみると……。
こんなにミニマルな印象になるんです。壁に飾っているものを取るのは、ものを捨てるよりはハードルが低いので、簡単に実践できるのではないでしょうか。
6. 余白スペースを確保する
「壁に何もないと寂しい」と感じる方は、「余白スペース」をしっかり確保してものを飾りましょう。例えばこの部屋では、ベッドの上に飾られている写真が壁の3分の1程度の高さに収まっています。壁の上の方に余白を確保するだけで片付いて見えるのです。
「壁に何もないと寂しい」と感じる方は、「余白スペース」をしっかり確保してものを飾りましょう。例えばこの部屋では、ベッドの上に飾られている写真が壁の3分の1程度の高さに収まっています。壁の上の方に余白を確保するだけで片付いて見えるのです。
余白スペースが大きければ大きいほどミニマリストに近づきます。より大きな余白スペースを作るには、部屋全体に対して飾るものを小さくしたり、少なくしたりするといった全体のバランスをとる工夫をするといいでしょう。
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