世界が注目する映画『ラ・ラ・ランド』には模様替えのヒントがいっぱい!
アカデミー賞で6部門を受賞した、本格ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。ロサンゼルスを舞台にした美しい映画は、インテリアやライフスタイルの面でも見どころがいっぱいです!
栗原晶子|Akiko Kurihara
2017年2月17日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
アカデミー賞史上最多タイの14部門ノミネートなど、世界中から賞賛を集めているミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。2014年に『セッション』の監督、脚本で話題を集めたデイミアン・チャゼルが手掛けたオリジナル作品だ。ワクワクする音楽とダンス、ロサンゼルスを舞台に繰り広げられる恋と夢を描くストーリーのほかに、R&Bシンガーのジョン・レジェンドや名優J・Kシモンズの共演など見どころは尽きない。
ミュージカル映画を観た後によくあるのは、劇中に流れるメロディーをつい口ずさんだり、ステップを踏みたくなったりすること。映画『ラ・ラ・ランド』も、観た後にそうなる人が続出するだろう。同時に、この世界を堪能した人は、部屋の模様替えや家づくりへのインスピレーションを受けるに違いない。夢にあふれる物語とともに、衣装や美術に注目したハウズ的『ラ・ラ・ランド』の楽しみ方をお届けしよう。
ミュージカル映画を観た後によくあるのは、劇中に流れるメロディーをつい口ずさんだり、ステップを踏みたくなったりすること。映画『ラ・ラ・ランド』も、観た後にそうなる人が続出するだろう。同時に、この世界を堪能した人は、部屋の模様替えや家づくりへのインスピレーションを受けるに違いない。夢にあふれる物語とともに、衣装や美術に注目したハウズ的『ラ・ラ・ランド』の楽しみ方をお届けしよう。
衣装から色使いの刺激をもらう
女優を夢見てロサンゼルスにやってきたミア(エマ・ストーン)は、オーディションに落ち続ける日々。ジャズを愛するピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)もまた、日常に満足出来ずにいた。そんな二人の偶然の出会いから物語は始まる。恋に落ちた二人が丘の上でロマンチックに踊るシーンは、『ラ・ラ・ランド』の世界観そのもの。ミアが着ているのは鮮やかなイエローのドレスで、シンプルなセブの服とのバランスがいい。
女優を夢見てロサンゼルスにやってきたミア(エマ・ストーン)は、オーディションに落ち続ける日々。ジャズを愛するピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)もまた、日常に満足出来ずにいた。そんな二人の偶然の出会いから物語は始まる。恋に落ちた二人が丘の上でロマンチックに踊るシーンは、『ラ・ラ・ランド』の世界観そのもの。ミアが着ているのは鮮やかなイエローのドレスで、シンプルなセブの服とのバランスがいい。
部屋に取り入れるなら、この鮮やかなイエローをアクセントウォールとして採用したい。黒とも白とも好相性なので、キッチンやダイニングにおすすめだ。
映画の中のミアは、このほかにもカラフルな衣装を数多く着こなしており、その数は実に50着を超える。恋をする前のミアは鮮やかなブルーのドレスが印象的、セブに出会って恋をした彼女はピンクのドレスに身を包む。
この色はプライベートスペースや寝室に採用したい。クッションやベッドカバーの足元にセットするフットスローなどに取り入れても良さそう。
真似したくなる壁の色や柄に注目
ミアが女友だちと暮らすシェアルームには、アメリカ西海岸の明るく、華やかなライフスタイルが詰まっている。赤白ストライプのソファー、ライトブルーの壁など、一度はチャレンジしてみたいインテリアが、軽快な音楽と共に次々と映し出されるシーンにも注目。
ミアが女友だちと暮らすシェアルームには、アメリカ西海岸の明るく、華やかなライフスタイルが詰まっている。赤白ストライプのソファー、ライトブルーの壁など、一度はチャレンジしてみたいインテリアが、軽快な音楽と共に次々と映し出されるシーンにも注目。
特に、ミアの部屋のアーティスティックな壁紙は、女優を目指す彼女のセンスがあらわれている。「夢を後押ししてくれる壁紙」そんな基準で選ぶのもいい。
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マニア心もくすぐる部屋づくりのヒントがいっぱい
いつか自分が納得できるジャズの店を持ち、好きな曲を演奏したいという夢を持つセブは、ジャズピアニストとしての才能があるのはもちろんだが、そもそもかなりのジャズマニアでもある。二人で訪れた店でもジャズの話をし始めたら止まらない。彼の家には、ピアノやレコードプレーヤーはもちろん、ジャズマンゆかりの椅子があったり、写真やポスターが飾られている。それはもうザ・男の趣味部屋だ。
いつか自分が納得できるジャズの店を持ち、好きな曲を演奏したいという夢を持つセブは、ジャズピアニストとしての才能があるのはもちろんだが、そもそもかなりのジャズマニアでもある。二人で訪れた店でもジャズの話をし始めたら止まらない。彼の家には、ピアノやレコードプレーヤーはもちろん、ジャズマンゆかりの椅子があったり、写真やポスターが飾られている。それはもうザ・男の趣味部屋だ。
好きなものに囲まれて暮らすことは、性別や年齢にかかわらず、幸せな部屋づくりに欠かせないポイント。ジャズを愛し、夢を追うセブのように、自分が好きなものに囲まれる暮らしをめざしてみるのもいいのでは?
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それは何もお金や時間をかけてコレクションすることではない。なんとなく手放せずに持っていたモノを改めて飾ってみてもいいし、捨てられずに溜め込んでいた雑誌をめくって、好きなページをスクラップし、フレームに入れるだけでもいい。そんなことをきっかけに忙しくてあきらめていたかつての趣味をまた始めてみようという、新たな思いにも気づけるかもしれない。
インテリアのプロも要チェック
映画には、ミアが女優を夢見て働く映画スタジオ内のコーヒーショップや、セブが演奏するジャズバーも登場する。レンガ造りの建物、ムーディーなスポットライトなど、部屋づくりの参考にしたくなるシーンが目白押しだ。
「『ラ・ラ・ランド』のミアが暮らしていた部屋の壁紙みたいな」とか「セブが演奏していたジャズバーの壁のように」なんていうリクエストがこれからは増えるかも知れないので、Houzzユーザーは元より、インテリアのプロも要チェックだ。
映画には、ミアが女優を夢見て働く映画スタジオ内のコーヒーショップや、セブが演奏するジャズバーも登場する。レンガ造りの建物、ムーディーなスポットライトなど、部屋づくりの参考にしたくなるシーンが目白押しだ。
「『ラ・ラ・ランド』のミアが暮らしていた部屋の壁紙みたいな」とか「セブが演奏していたジャズバーの壁のように」なんていうリクエストがこれからは増えるかも知れないので、Houzzユーザーは元より、インテリアのプロも要チェックだ。
夢を見ること、夢を叶える途中、恋をすることや、誰かを応援することも愛おしく感じられる映画『ラ・ラ・ランド』は、ミュージカル映画やファンタジックなストーリーが苦手と感じる人の視覚や聴覚も刺激するに違いない。部屋づくりや暮らしにも好影響を与えてくれるそんな刺激を求めて映画館に出かけよう。
映画公開情報
『ラ・ラ・ランド』
2017年2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー
© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.
提供:ポニーキャニオン/ギャガ
配給:ギャガ/ポニーキャニオン
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2017年2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー
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