5月に訪れたいデザイン・建築・工芸の展覧会&イベント情報
「聴竹居ー藤井厚二の木造モダニズム建築」「伊東豊雄展 聖地・大三島を護る=創る」「ウィリアム・モリス ー デザインの軌跡」「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」「マリメッコスピリッツ」などを詳しくご紹介します。
Houzz Japan
2018年5月1日
Houzz Japan 公式アカウント
聴竹居外観 ©古川泰造
【神戸】
聴竹居ー藤井厚二の木造モダニズム建築
会場:竹中大工道具館1Fホール
会期:5月12日〜7月16日
入館料:500円
2018年は日本を代表する木造モダニズムの傑作とよばれる《聴竹居(ちょうちくきょ)》の設計者、藤井厚二の生誕130年、没後80年、そして《聴竹居》建設90年目にあたる。その節目の年に、自邸「聴竹居」を中心に、現存する住宅作品を通じて、“其の国を代表する建築は住宅建築である” という名言を残した藤井厚二の「日本の住宅」への想いを紹介する展覧会が開催される。
【神戸】
聴竹居ー藤井厚二の木造モダニズム建築
会場:竹中大工道具館1Fホール
会期:5月12日〜7月16日
入館料:500円
2018年は日本を代表する木造モダニズムの傑作とよばれる《聴竹居(ちょうちくきょ)》の設計者、藤井厚二の生誕130年、没後80年、そして《聴竹居》建設90年目にあたる。その節目の年に、自邸「聴竹居」を中心に、現存する住宅作品を通じて、“其の国を代表する建築は住宅建築である” という名言を残した藤井厚二の「日本の住宅」への想いを紹介する展覧会が開催される。
スケッチブック
建築環境工学を学問として確立した藤井は、研究のために5つの自邸を建設した。自ら居住して実証・改善を加え、5回目に建てた自邸が《聴竹居》だ。室内環境をコントロールするための工夫が見られると同時に、伝統的な和室にモダンデザインを融合させた先進的な室内空間が広がっている。
建築環境工学を学問として確立した藤井は、研究のために5つの自邸を建設した。自ら居住して実証・改善を加え、5回目に建てた自邸が《聴竹居》だ。室内環境をコントロールするための工夫が見られると同時に、伝統的な和室にモダンデザインを融合させた先進的な室内空間が広がっている。
藤井厚二
展覧会では藤井が〈竹中工務店〉在籍時に描いた彩色図面、欧米視察時の写真、『日本の住宅』の原稿のほか、聴竹居の直筆図面、新発見の直筆スケッチ、また、藤井がデザインした家具や照明器具、自宅の窯で焼いた焼き物など約60点が展示される。会期中には、現存する《聴竹居》や藤井の成果を適用した注文住宅・《八木邸》の現地見学会(事前申し込みの上、抽選)も開催される。
◆詳しくはこちら
展覧会では藤井が〈竹中工務店〉在籍時に描いた彩色図面、欧米視察時の写真、『日本の住宅』の原稿のほか、聴竹居の直筆図面、新発見の直筆スケッチ、また、藤井がデザインした家具や照明器具、自宅の窯で焼いた焼き物など約60点が展示される。会期中には、現存する《聴竹居》や藤井の成果を適用した注文住宅・《八木邸》の現地見学会(事前申し込みの上、抽選)も開催される。
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《いちご泥棒》 1883年
photoⒸBrain Trust Inc.
【京都】
ウィリアム・モリス ー デザインの軌跡
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館
会期:7月16日まで開催中
入館料:900円
日本でも根強い人気を誇るデザイナーとしてのウィリアム・モリスに焦点をあてた展覧会。壁紙やテキスタイルのほか、椅子、出版物等主要なモリスの作品と、同時代のデザイナーたちによる作品56点を展示し、美しい暮らしを求めたモリスの生涯と、そのデザインの歩みを紹介している。
photoⒸBrain Trust Inc.
【京都】
ウィリアム・モリス ー デザインの軌跡
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館
会期:7月16日まで開催中
入館料:900円
日本でも根強い人気を誇るデザイナーとしてのウィリアム・モリスに焦点をあてた展覧会。壁紙やテキスタイルのほか、椅子、出版物等主要なモリスの作品と、同時代のデザイナーたちによる作品56点を展示し、美しい暮らしを求めたモリスの生涯と、そのデザインの歩みを紹介している。
“役立たないものや、美しいと思わないものを、家に置いてはならない。”
19世紀後半のイギリスで最も傑出した芸術家・思想家の一人とされたモリスは、自著『生活の美』でこのように述べている。産業革命で粗悪な大量生産製品があふれるなか、モリスは中世ギルド社会の再興をめざして、アーツ・アンド・クラフツ運動を先導した。
ウィリアム・モリス
1886年頃 52歳
photoⒸBrain Trust Inc.
19世紀後半のイギリスで最も傑出した芸術家・思想家の一人とされたモリスは、自著『生活の美』でこのように述べている。産業革命で粗悪な大量生産製品があふれるなか、モリスは中世ギルド社会の再興をめざして、アーツ・アンド・クラフツ運動を先導した。
ウィリアム・モリス
1886年頃 52歳
photoⒸBrain Trust Inc.
生活の芸術化を図るという構想のもと総合的な室内装飾を手がけ、美術工芸革新の波は世界へ広がり、後世に大きな影響を及ぼしている。詩人、作家、工芸家、社会運動家などさまざまな肩書きで知られるモリスがデザイナーとして求めた「美しい暮らし」を知るまたとない機会になっている。◆詳しくはこちら
《サセックス・シリーズの肘掛け椅子》
1860年頃
photoⒸBrain Trust Inc.
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ウィリアム・モリスのものづくり精神とテキスタイルデザイン
現代に生きる、ウィリアム・モリスのテキスタイルデザイン
《サセックス・シリーズの肘掛け椅子》
1860年頃
photoⒸBrain Trust Inc.
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陶板(聖体祭)1952ー53
ルート・ブリュック / アラビア製陶所 コレクション・カッコネン
Photo:Niclas Warius ⓒKUVASTO. Helsinki & JASPAR,Tokyo,2018
【茨城】
フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア
コレクション・カッコネン
会場:茨城県陶芸美術館 地階企画展示室
会期:7月1日まで開催中
入館料:820円(同時開催展「マリメッコ・スピリッツ」と共通)
日本・フィンランド外交関係樹立100周年を記念して、フィンランド陶芸の本質と魅力に迫る展覧会が開催中だ。
ルート・ブリュック / アラビア製陶所 コレクション・カッコネン
Photo:Niclas Warius ⓒKUVASTO. Helsinki & JASPAR,Tokyo,2018
【茨城】
フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア
コレクション・カッコネン
会場:茨城県陶芸美術館 地階企画展示室
会期:7月1日まで開催中
入館料:820円(同時開催展「マリメッコ・スピリッツ」と共通)
日本・フィンランド外交関係樹立100周年を記念して、フィンランド陶芸の本質と魅力に迫る展覧会が開催中だ。
花瓶 1897-1902
アルフレッド・ウィリアム・フィンチ / アイリス工房
コレクション・カッコネン
Photo:Niclas Warius
フィンランドの独立運動の中で生まれ、育まれたフィンランド陶芸。日本にも多くの愛好家がいるが、これまで紹介されてきたのはプロダクト・デザインとしての陶芸品が中心だった。この展覧会ではフィンランド陶磁器やガラス作品の世界的コレクター、キュオスティ・カッコネンのコレクションを中心に、ファイン・アートとしての作品に焦点をあてている。フィンランド・デザインのゴールデン・エイジと呼ばれる1950年代から1960年代の陶芸作品の傑作を目にする貴重な機会だ。
◆詳しくはこちら
アルフレッド・ウィリアム・フィンチ / アイリス工房
コレクション・カッコネン
Photo:Niclas Warius
フィンランドの独立運動の中で生まれ、育まれたフィンランド陶芸。日本にも多くの愛好家がいるが、これまで紹介されてきたのはプロダクト・デザインとしての陶芸品が中心だった。この展覧会ではフィンランド陶磁器やガラス作品の世界的コレクター、キュオスティ・カッコネンのコレクションを中心に、ファイン・アートとしての作品に焦点をあてている。フィンランド・デザインのゴールデン・エイジと呼ばれる1950年代から1960年代の陶芸作品の傑作を目にする貴重な機会だ。
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桜の花の雨 (2017) マイヤ・ロウエカリ Marimekko
【茨城】
マリメッコ・スピリッツ
Finland Meets Japan
会場:茨城県陶芸美術館 2階県民ギャラリー
会期:7月1日まで開催中
入館料:820円(同時開催展「フィンランド陶芸芸術家たちのユートピア」と共通)
誕生以来、日本をはじめ世界各国にファンをもつ〈マリメッコ〉。現在の〈マリメッコ〉を支える3人のデザイナー、パーヴォ・ハロネン、マイヤ・ロウエカリ、アイノ=マイヤ・メッツォラが、「JAPAN」をテーマに新作パターンを創作した。来日したことのなかった彼らのインスピレーションがどのようにして生地になるのか、アイデアラフを交えて、そのプロセスを紹介する。また、3人の代表作を紹介しながら、受け継がれるデザイン思想とその精神を俯瞰する。館内には〈マリメッコ〉監修による茶室「真理庵」が建てられ、裏千家によるお茶会も開かれる。
◆詳しくはこちら
【茨城】
マリメッコ・スピリッツ
Finland Meets Japan
会場:茨城県陶芸美術館 2階県民ギャラリー
会期:7月1日まで開催中
入館料:820円(同時開催展「フィンランド陶芸芸術家たちのユートピア」と共通)
誕生以来、日本をはじめ世界各国にファンをもつ〈マリメッコ〉。現在の〈マリメッコ〉を支える3人のデザイナー、パーヴォ・ハロネン、マイヤ・ロウエカリ、アイノ=マイヤ・メッツォラが、「JAPAN」をテーマに新作パターンを創作した。来日したことのなかった彼らのインスピレーションがどのようにして生地になるのか、アイデアラフを交えて、そのプロセスを紹介する。また、3人の代表作を紹介しながら、受け継がれるデザイン思想とその精神を俯瞰する。館内には〈マリメッコ〉監修による茶室「真理庵」が建てられ、裏千家によるお茶会も開かれる。
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©西部裕介
【東京】
クリエイションの未来展 第15回
伊東豊雄展「聖地・大三島を護る=創る」
会場:LIXILギャラリー
会期:6月17日まで開催中
入場料:無料
2011年の「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」の開館以来、伊東が瀬戸内海の大三島を舞台に取り組んでいる、これからのライフスタイルを提案する展覧会だ。今回は農業を次世代へつなげるための支援や、宿泊施設・大三島憩の家の活用、参道の活性化につながる島の交通の充実やオーベルジュの設計を、実際に大三島で暮らす7人のドキュメンタリー映像や写真、模型などで紹介する。
【東京】
クリエイションの未来展 第15回
伊東豊雄展「聖地・大三島を護る=創る」
会場:LIXILギャラリー
会期:6月17日まで開催中
入場料:無料
2011年の「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」の開館以来、伊東が瀬戸内海の大三島を舞台に取り組んでいる、これからのライフスタイルを提案する展覧会だ。今回は農業を次世代へつなげるための支援や、宿泊施設・大三島憩の家の活用、参道の活性化につながる島の交通の充実やオーベルジュの設計を、実際に大三島で暮らす7人のドキュメンタリー映像や写真、模型などで紹介する。
参道マーケットでの結婚式
©高橋マナミ
大三島は瀬戸内海の数多くある島々のなかでも、「神の島」とされてきた特別な島だ。しかし「しまなみ海道」の開通によって、大山祗神社に参拝する人のほとんどが、車やバスで訪れるようになり、船で港から本来の参道を通って参拝する人が少なくなってしまった。「しまなみ海道」は、今では年間30万人のサイクリストが通過する人気のルート。旅行の立ち寄り先として考えるのではなく、その土地の成り立ちや現在の取り組みを知り、旅をしながらその地域に貢献できればより濃密な時間が過ごせるだろう。
◆詳しくはこちら
©高橋マナミ
大三島は瀬戸内海の数多くある島々のなかでも、「神の島」とされてきた特別な島だ。しかし「しまなみ海道」の開通によって、大山祗神社に参拝する人のほとんどが、車やバスで訪れるようになり、船で港から本来の参道を通って参拝する人が少なくなってしまった。「しまなみ海道」は、今では年間30万人のサイクリストが通過する人気のルート。旅行の立ち寄り先として考えるのではなく、その土地の成り立ちや現在の取り組みを知り、旅をしながらその地域に貢献できればより濃密な時間が過ごせるだろう。
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成瀬・猪熊建築設計事務所《LT城西》 2013年 名古屋
撮影:西川公朗
【東京】
建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの
会場:森美術館
会期:9月17日まで開催中
入場料:1,800円
丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など日本人建築家が、今日、国際的に高い評価を受けているのはなぜか? その答えを探すため、9つのセクションに分けて数々の建築を振り返り、受け継がれてきた発想と表現を探る。
会場では、京都・妙喜庵に現存する日本最古の茶室、国宝《待庵》を原寸で再現したものや、丹下の《自邸》を1/3スケールで再現した巨大模型などを展示。またラウンジでは、剣持勇や長大作など戦後のモダニズム建築を彩ってきたデザイナーのオリジナルの家具に実際に座ることができる。
◆詳しくはこちら
撮影:西川公朗
【東京】
建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの
会場:森美術館
会期:9月17日まで開催中
入場料:1,800円
丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など日本人建築家が、今日、国際的に高い評価を受けているのはなぜか? その答えを探すため、9つのセクションに分けて数々の建築を振り返り、受け継がれてきた発想と表現を探る。
会場では、京都・妙喜庵に現存する日本最古の茶室、国宝《待庵》を原寸で再現したものや、丹下の《自邸》を1/3スケールで再現した巨大模型などを展示。またラウンジでは、剣持勇や長大作など戦後のモダニズム建築を彩ってきたデザイナーのオリジナルの家具に実際に座ることができる。
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ヴェアナ・パントン《 椅子「ハートコーンチェア」》 1958年
ヴィトラ/個人蔵
Photo : Michael Whiteway
【岐阜】
デンマーク・デザイン展
会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリー I
会期:6月17日まで開催中
入館料:900円
デンマーク・デザイン博物館の協力のもと、アルネ・ヤコブセン、ハンス・ウェグナー、フィン・ユールに代表されるミッドセンチュリーの傑作から、現代の製品までおよそ200点を紹介し、デンマーク・デザインの歴史とその魅力に迫る展覧会だ。
手工業の伝統が現在まで残る北欧諸国の中でも、家具生産に活路を見出したデンマーク。シンプルで機能的な名作家具の数々は、世界中のファンに愛され続けている。
5月は、関連企画としてデンマークデザインについて理解を深める講演会、映画上映会のほか、飛騨・高山に再現されたフィン・ユール邸特別鑑賞ツアーも企画されている。
◆詳しくはこちら
ヴィトラ/個人蔵
Photo : Michael Whiteway
【岐阜】
デンマーク・デザイン展
会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリー I
会期:6月17日まで開催中
入館料:900円
デンマーク・デザイン博物館の協力のもと、アルネ・ヤコブセン、ハンス・ウェグナー、フィン・ユールに代表されるミッドセンチュリーの傑作から、現代の製品までおよそ200点を紹介し、デンマーク・デザインの歴史とその魅力に迫る展覧会だ。
手工業の伝統が現在まで残る北欧諸国の中でも、家具生産に活路を見出したデンマーク。シンプルで機能的な名作家具の数々は、世界中のファンに愛され続けている。
5月は、関連企画としてデンマークデザインについて理解を深める講演会、映画上映会のほか、飛騨・高山に再現されたフィン・ユール邸特別鑑賞ツアーも企画されている。
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COEDA HOUSE 2017
Photo : Kawasumi・Kobayashi Kenji Photograph Office
【東京】
くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質
Kengo Kuma: a LAB for materials
会場:東京ステーションギャラリー
会期:5月6日まで開催中
入場料:1100円
世界的建築家、隈研吾の約30年に及ぶ膨大なプロジェクトを素材別に分類し、“もの” という観点から建築の可能性をさぐる展覧会。
会場には模型、モックアップ(実物素材による原寸大の部分模型)、映像や素材サンプルなどを通じて、多角的に隈研吾の仕事を紹介するとともに、隈が考えるこれからの物質と人間の関わり方の未来像を提示する。展示室は一部をのぞき、ほぼすべて撮影できる。
◆詳しくはこちら
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建築家の住宅論を読む(4)~隈研吾『10宅論』~
Photo : Kawasumi・Kobayashi Kenji Photograph Office
【東京】
くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質
Kengo Kuma: a LAB for materials
会場:東京ステーションギャラリー
会期:5月6日まで開催中
入場料:1100円
世界的建築家、隈研吾の約30年に及ぶ膨大なプロジェクトを素材別に分類し、“もの” という観点から建築の可能性をさぐる展覧会。
会場には模型、モックアップ(実物素材による原寸大の部分模型)、映像や素材サンプルなどを通じて、多角的に隈研吾の仕事を紹介するとともに、隈が考えるこれからの物質と人間の関わり方の未来像を提示する。展示室は一部をのぞき、ほぼすべて撮影できる。
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【東京】
47 REPAIR & CARE/47都道府県の修理と手入れ展
会場:d47 MUSEUM
会期:6月11日まで開催中
入場料:無料
ものを買わない・持たない時代へ変わりつつある今、新たな価値観として「修理や手入れをすることで長く使い続けられるもの」を選ぶ人が増えている。土地の資源、技術、風土と関連していること、暮らしに身近な修理や手入れであること、自社製品に限らず修理や手入れをし、業界に貢献していること、の3点を基準に選ばれたプロが出展。陶磁器を漆で直す「漆継ぎ」、地域特有の素材を原料にする「染め直し」。木工産地メーカーによるまな板の「削り直し」や、老舗石鹸メーカー開発の「シミ取りキット」など、各地の資源、技術、風土と関わりを持ち、私たちの暮らしに関わる修理方法と手入れの道具を紹介している。
◆詳しくはこちら
47 REPAIR & CARE/47都道府県の修理と手入れ展
会場:d47 MUSEUM
会期:6月11日まで開催中
入場料:無料
ものを買わない・持たない時代へ変わりつつある今、新たな価値観として「修理や手入れをすることで長く使い続けられるもの」を選ぶ人が増えている。土地の資源、技術、風土と関連していること、暮らしに身近な修理や手入れであること、自社製品に限らず修理や手入れをし、業界に貢献していること、の3点を基準に選ばれたプロが出展。陶磁器を漆で直す「漆継ぎ」、地域特有の素材を原料にする「染め直し」。木工産地メーカーによるまな板の「削り直し」や、老舗石鹸メーカー開発の「シミ取りキット」など、各地の資源、技術、風土と関わりを持ち、私たちの暮らしに関わる修理方法と手入れの道具を紹介している。
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色々な展示会にお邪魔する事で、新しい視点や気付きを貰う事が出来ますよね。
毎月このような情報を提供して戴き、本当にありがとうございます。
先日、通っている通信制の建築学科のスクーリングで先生から建築の日本展を是非見るようにとお勧め戴いた事もあり、今度時間を作ってお邪魔しようかと思っているところです。