1日をフレッシュに始める、朝のコーヒーの楽しみ
少し贅沢をして美味しい豆を手に入れたら、美味しいコーヒーを丁寧に淹れて、1日をフレッシュにスタートすることを朝の習慣にしてみてはいかがでしょうか?
Laura Gaskill
2015年10月6日
挽きたてのコーヒー豆の豊かな香り、カップから上がる湯気、濃いコーヒーの最初の一口。朝の目覚めに、完璧に入れた一杯のコーヒーに勝るものはありませんよね。
朝、自分にとって特別なコーヒータイムをもつこと。そのためには、これから紹介する手順が役に立つはずです。キッチンにコーヒーコーナーを作ることや、一日を始める1杯を楽しむための完璧な場所を見つけること、そしてもちろん完璧なコーヒーを淹れることなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
朝、自分にとって特別なコーヒータイムをもつこと。そのためには、これから紹介する手順が役に立つはずです。キッチンにコーヒーコーナーを作ることや、一日を始める1杯を楽しむための完璧な場所を見つけること、そしてもちろん完璧なコーヒーを淹れることなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 淹れ方にこだわる
もちろん、ドリップ式のコーヒーメーカーを使うこともできます。私も何年間もそうしていましたし、それが壊れて別の選択肢に変えようと決めるまで、全く不満はありませんでした。ドリップ式コーヒーメーカーは昔から(少なくともアメリカでは)使われていて、使い方も簡単ですし、前の晩からセットすることができるので、朝バタバタして用意する必要がありません。一方、コーヒーマシーンで入れるコーヒーは別の方法(以下に挙げるような)ほど豊かな風味を醸し出すことはできませんし、保温プレート付きのコーヒーメーカーは、ポットの中で「保温」状態になっている間に、コーヒーが少しずつ煮詰まってしまう点が不評です。
淹れ方なんでどうでもいいと思わず、新しい方法を試して、お口に合うか確かめてみてください。
代表的なコーヒーの淹れ方
フレンチプレス: 小さなガラス製あるいはステンレススチール製のピッチャー(私はガラスより割れにくいステンレススチールをお薦めします)に、お湯を入れて、コーヒーの出し殻を押し沈めて抽出するプランジャーが付いています。難点があるとすれば、いつも最後の一杯に少しだけ滓が含まれてしまうことです。
プアオーバー(ドリップ): 人気の高いケメックス、または一杯用の器具のどちらの場合も、カップや器具に敷いたフィルターに挽いた豆を入れて、ゆっくりとお湯を注ぎます。コーヒー通が好むプアオーバー式では、透き通った(滓のない)、濃い香り豊かな一杯になります。欠点は、その場に立ったままお湯を少しずつゆっくり注ぐ必要があることです。要するに最初から最後まで自分の手をかけて入れる方法です。
エスプレッソ:私自身はエスプレッソはカフェでしかいただかないのですが、エスプレッソの愛好家たちは、淹れ方に独自のこだわりがあります。自宅でエスプレッソを淹れるいちばん簡単でお金もかからない方法は、直火式のエスプレッソメーカーを使うことです。イタリアならどの家庭のキッチンにも置いてあるタイプです。電気製のエスプレッソメーカーでは、より「澄んだ」滓の少ない一杯ができます。
ポッド: 1杯分ずつパックになったコーヒーポッドを使うコーヒーメーカー、たとえばキューリグのようなメーカーの機械は、確かに便利です。多くのオフィスが、まさにこのような理由でその種のコーヒーメーカーを設置しています。ポッドを入れてボタンを押すだけで、自動的にコーヒーができあがります。ただし、他の方法に比べてゴミが多く出ますし、他の方法に比べるとランニングコストも高くなります。また、家の中に漂う新鮮なコーヒー豆の馥郁とした香りを楽しむという機会はなくなります。
もちろん、ドリップ式のコーヒーメーカーを使うこともできます。私も何年間もそうしていましたし、それが壊れて別の選択肢に変えようと決めるまで、全く不満はありませんでした。ドリップ式コーヒーメーカーは昔から(少なくともアメリカでは)使われていて、使い方も簡単ですし、前の晩からセットすることができるので、朝バタバタして用意する必要がありません。一方、コーヒーマシーンで入れるコーヒーは別の方法(以下に挙げるような)ほど豊かな風味を醸し出すことはできませんし、保温プレート付きのコーヒーメーカーは、ポットの中で「保温」状態になっている間に、コーヒーが少しずつ煮詰まってしまう点が不評です。
淹れ方なんでどうでもいいと思わず、新しい方法を試して、お口に合うか確かめてみてください。
代表的なコーヒーの淹れ方
フレンチプレス: 小さなガラス製あるいはステンレススチール製のピッチャー(私はガラスより割れにくいステンレススチールをお薦めします)に、お湯を入れて、コーヒーの出し殻を押し沈めて抽出するプランジャーが付いています。難点があるとすれば、いつも最後の一杯に少しだけ滓が含まれてしまうことです。
プアオーバー(ドリップ): 人気の高いケメックス、または一杯用の器具のどちらの場合も、カップや器具に敷いたフィルターに挽いた豆を入れて、ゆっくりとお湯を注ぎます。コーヒー通が好むプアオーバー式では、透き通った(滓のない)、濃い香り豊かな一杯になります。欠点は、その場に立ったままお湯を少しずつゆっくり注ぐ必要があることです。要するに最初から最後まで自分の手をかけて入れる方法です。
エスプレッソ:私自身はエスプレッソはカフェでしかいただかないのですが、エスプレッソの愛好家たちは、淹れ方に独自のこだわりがあります。自宅でエスプレッソを淹れるいちばん簡単でお金もかからない方法は、直火式のエスプレッソメーカーを使うことです。イタリアならどの家庭のキッチンにも置いてあるタイプです。電気製のエスプレッソメーカーでは、より「澄んだ」滓の少ない一杯ができます。
ポッド: 1杯分ずつパックになったコーヒーポッドを使うコーヒーメーカー、たとえばキューリグのようなメーカーの機械は、確かに便利です。多くのオフィスが、まさにこのような理由でその種のコーヒーメーカーを設置しています。ポッドを入れてボタンを押すだけで、自動的にコーヒーができあがります。ただし、他の方法に比べてゴミが多く出ますし、他の方法に比べるとランニングコストも高くなります。また、家の中に漂う新鮮なコーヒー豆の馥郁とした香りを楽しむという機会はなくなります。
2. キッチンをすっきり片づける。お好みなら音楽もかけて
朝のコーヒータイムを素晴らしいひとときにする秘訣は準備にあります。キッチンは前の晩のうちに片付けて完璧な状態にしておきましょう。シンクに皿は残さず、カウンターにこぼれたパン屑はふき取ります。洗ったばかりのマグカップを食器棚に並べ、コーヒーメーカーもきれいにそうじして準備万端に。強くおすすめしたいのが、もしキッチンにまだなければ小さなラジオかiPodドックを一台置いておくことです。コーヒーの焙煎中に素敵な音楽を流すと、待ち時間も楽しくなります。
朝のコーヒータイムを素晴らしいひとときにする秘訣は準備にあります。キッチンは前の晩のうちに片付けて完璧な状態にしておきましょう。シンクに皿は残さず、カウンターにこぼれたパン屑はふき取ります。洗ったばかりのマグカップを食器棚に並べ、コーヒーメーカーもきれいにそうじして準備万端に。強くおすすめしたいのが、もしキッチンにまだなければ小さなラジオかiPodドックを一台置いておくことです。コーヒーの焙煎中に素敵な音楽を流すと、待ち時間も楽しくなります。
3. やかんを選ぶ
フレンチプレスかプアオーバーの場合、まずお湯をわかさなくてはなりません。必然的にやかんも必要になりますね。個人的にはハリオのケトルがおすすめです(私のは電気でわかすタイプです)。注ぎ口が細いので、少しずつお湯が注げるため、コーヒーの「蒸らし」に最適です。
4. 豆を買って自分で挽く
地元の専門店で豆を買ってその場で挽いてもらうのが最も理想的です。ただしこれは、一週間以内に一度で使い切る場合に限ります。自分で豆を挽くか、それともお店で挽いてもらうか決めてください。私は以前、自宅でよくある家庭用グラインダーを使って豆を挽いていました。しかし、地元のコーヒー豆専門店が優れたプロ仕様のバーグラインダーを持っていると知り、そのお店で挽いてもらうようになりました。家で挽くより、香りが明らかに豊かです。挽いた豆は、新鮮さを保つため、必ず密閉容器で保存してください。家で挽く場合、どんな入れ方をするか決めてください。フレンチプレス、ドリップなど入れ方によって挽き方も違ってきます。
フレンチプレスかプアオーバーの場合、まずお湯をわかさなくてはなりません。必然的にやかんも必要になりますね。個人的にはハリオのケトルがおすすめです(私のは電気でわかすタイプです)。注ぎ口が細いので、少しずつお湯が注げるため、コーヒーの「蒸らし」に最適です。
4. 豆を買って自分で挽く
地元の専門店で豆を買ってその場で挽いてもらうのが最も理想的です。ただしこれは、一週間以内に一度で使い切る場合に限ります。自分で豆を挽くか、それともお店で挽いてもらうか決めてください。私は以前、自宅でよくある家庭用グラインダーを使って豆を挽いていました。しかし、地元のコーヒー豆専門店が優れたプロ仕様のバーグラインダーを持っていると知り、そのお店で挽いてもらうようになりました。家で挽くより、香りが明らかに豊かです。挽いた豆は、新鮮さを保つため、必ず密閉容器で保存してください。家で挽く場合、どんな入れ方をするか決めてください。フレンチプレス、ドリップなど入れ方によって挽き方も違ってきます。
5. 必要なものを用意しておく
キッチンにコーヒーコーナーを作って必要なものがすぐ手に取れるようにしておくと、コーヒーを飲む前のまだ頭がぼんやりしている時間にとても助かります。レンジやシンク周りを片付けてすっきりさせてください。必要な物はコーヒーの入れ方によって違ってきます。コーヒーメーカー、やかん、コーヒー豆、グラインダー、フィルター、カップ等々。お好みで他に必要な物があれば加えます。私はコーヒーに砂糖は入れないことにしていますが、ときどきメープルシュガーか手作りのバニラシロップを1さじ分入れて楽しんでいます。
キッチンにコーヒーコーナーを作って必要なものがすぐ手に取れるようにしておくと、コーヒーを飲む前のまだ頭がぼんやりしている時間にとても助かります。レンジやシンク周りを片付けてすっきりさせてください。必要な物はコーヒーの入れ方によって違ってきます。コーヒーメーカー、やかん、コーヒー豆、グラインダー、フィルター、カップ等々。お好みで他に必要な物があれば加えます。私はコーヒーに砂糖は入れないことにしていますが、ときどきメープルシュガーか手作りのバニラシロップを1さじ分入れて楽しんでいます。
6. 完璧な一杯を淹れる
カウンターはぴかぴかに光っています。音楽が流れ、必要な物は全て手元に整いました。さあ、完璧な一杯を淹れる時間です。フレンチプレスを使っているなら、コーヒーを注ぐ前に、カップに熱いお湯を回し入れて温めます(その後捨てます)。経験から言うと、淹れ方を問わず、カップ一杯当たりコーヒーの粉一さじが、濃い目のおいしいコーヒーを入れるための最適な分量の目安です。フレンチプレスやプアオーバーで入れる場合、ゆっくりと注いで、香りが広がるのを楽しみます。
カウンターはぴかぴかに光っています。音楽が流れ、必要な物は全て手元に整いました。さあ、完璧な一杯を淹れる時間です。フレンチプレスを使っているなら、コーヒーを注ぐ前に、カップに熱いお湯を回し入れて温めます(その後捨てます)。経験から言うと、淹れ方を問わず、カップ一杯当たりコーヒーの粉一さじが、濃い目のおいしいコーヒーを入れるための最適な分量の目安です。フレンチプレスやプアオーバーで入れる場合、ゆっくりと注いで、香りが広がるのを楽しみます。
7. 朝を過ごすお気に入りの場所を見つけておく
朝の素晴らしい太陽の光が当たる窓際のスペースが理想です。モーニングカップに何か一口食べ物を添えたいときや、紙を敷く場所が必要なときは、朝食用のテーブルがぴったりでしょう。前の晩に片付けておくのを忘れないように。花瓶を置いて花を飾るのも素敵です。朝肌寒く感じるようでしたら、柔らかい掛け布を椅子に広げ、椅子の固さによってはクッションを加えましょう。
朝の素晴らしい太陽の光が当たる窓際のスペースが理想です。モーニングカップに何か一口食べ物を添えたいときや、紙を敷く場所が必要なときは、朝食用のテーブルがぴったりでしょう。前の晩に片付けておくのを忘れないように。花瓶を置いて花を飾るのも素敵です。朝肌寒く感じるようでしたら、柔らかい掛け布を椅子に広げ、椅子の固さによってはクッションを加えましょう。
コーヒー片手に瞑想しながら、静かに一日を始めたいですか? それなら、寝室にコーヒーを持って行ってふっくらした枕に寄りかかってみてください。あるいは、家の中の静かで日差しが当たる一角を見つけて、心地よい肘掛け椅子にゆったりと身を委ねても。
8. 自分なりの工夫で小さなコーヒー用コーナーを作る
朝一番に自然に笑顔になれるようなアイテムを取り入れて。たとえばこの写真の、キッチンの赤い黒板風のドアに書かれたメッセージのように。想像をかきたてる絵を描いたり、好きな絵を飾ったり、新しいお気に入りのマグを使うのもいいですね。ちょっとしたことで、きっと朝が楽しくなります。
朝一番に自然に笑顔になれるようなアイテムを取り入れて。たとえばこの写真の、キッチンの赤い黒板風のドアに書かれたメッセージのように。想像をかきたてる絵を描いたり、好きな絵を飾ったり、新しいお気に入りのマグを使うのもいいですね。ちょっとしたことで、きっと朝が楽しくなります。
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今までは毎朝バタバタ準備していたので、朝食もとらず出勤!という事がほとんどだったのですが、ここ数カ月早起きを意識して実践しています。
やはり、時間に余裕が出来ると、朝の時間を有効に使えますね。
朝起きて一通り準備をしたら、カーテンをあけて明るい窓側の席でコーヒーをゆっくり飲みながら今日の予定を確認したりしています。
コーヒー通ではないので、特に淹れ方や豆にこだわっているわけではないですが、『時間に余裕をもってゆっくり飲む』というのもおいしく飲む秘訣かなと思っています。
最近は、休日の朝であればフレンチプレスを使います。フレンチプレスを使うと、コーヒーに含まれている油脂も抽出することになるので、粉っぽさも含め独特な味わいがあります。本当は平日もフレンチプレスでコーヒーを楽しみたいところなのですが、出勤前の忙しい時間帯には後片付けに時間をかけるのがもったいないので、平日はペーパードリップを使います。
粉っぽさや油脂っぽさという意味では、コンデンスミルクを入れて楽しむベトナムコーヒーも好きです。
なお、少し前にコーヒー・紅茶関連の投票をディスカッションで行いましたので、よろしければこちらもご覧ください。
好き好きですが、フレンチプレスで淹れたコーヒーは磁器よりも小振りの陶器のカップの方が合うなと思いました。(某珈琲店での経験より)