CAD設計事務所をお探しですか？ CAD (キャド) とは “Computer Aided Design” の略で、直訳すると “コンピューター支援設計” という意味があります。つまり、CAD は設計するための支援ツールで、CADプランニングとは、このツールを用いて設計をすることを指します。CAD の役割りや種類を把握して、戸建て、マンションの新築やリフォーム・イノベーションのイメージ作りにお役立てください。

CAD設計事務所のお仕事

構造物を設計する際、まず設計士や建築デザイナーが設計図を作成します。次に、作成された設計図を元に CAD プランナー (CAD オペレーター) が CADソフトを使って図面に仕上げます。この行程が CAD プランニングです。CADソフトには、平面図を描く 2D-CAD (2次元 CAD) と立体図を描く 3D-CAD (3次元 CAD) があります。CAD ソフトには、建築のほか機械用 CAD (メカ CAD) などがあり、幅広い産業で使われています。

CAD のメリット

今まで手書きで行っていた作業を 2D-CAD を使ってコンピューターに置き換えると、素早く正確に作図することができます。さらに、3D-CAD を使って平面図を描くとパース（3D 画像）が自動作成されるため、平面図では分かりにくい建物の完成イメージを視覚的に伝え、かつ設計者とクライアントのギャップを埋めることで、より正確な完成に導くことが可能となります。作成されたパースは360度どこからでも見ることができるので、クライアントの希望を具体的に実現するのに役立ちます。

CAD ソフトの種類

３D-CAD には、機能差を基準に大きく分けて ”ハイエンド CAD” “ミッドレンジ CAD” “ローエンド CAD” の３つのタイプがあります。最も機能が充実しているのが ”ハイエンド CAD”、基本的機能のみが搭載されているのが “ローエンド CAD” となります。代表的なソフトとして、”ハイエンド CAD” では “CATIA” “Creo Parametric” “NX” (航空機・自動車・家電業界など製品の部品用)、“ミッドレンジ CAD” では ”Inventor” “TOPsolid” “Solid Edge” (機械・家電・精密機器用)、“ローエンド CAD” では “Inventor LT” “123D Design” “DesignSpark” “PTC Creo Elements/Direct Modeling Express” などが挙げられます。日本のCAD設計事務所や建築業界では大規模物件には “Auto CAD”、小規模物件には “JW Cad” が使われることが多いようです。

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