P_kan庄司洋建築設計事務所

　やっとめぐりあった土地ではあるけれど、本当にこの広さで希望する住まいができるのだろうかと心配し、設計の依頼先については大いに悩みました。できあがった住まいは機能的でコンパクトにまとまっており、私たち家族に丁度よく、心地よく暮らしています。 　設計をお願いした当初、漠然とした希望のうちの１つが床でゴロンと転がって気持ちがいいことでした。そういうぼんやりとした希望から具体的な細かい要望まで、庄司さんに丁寧に拾い上げていただき、あちこちに反映されていることが私たちに丁度よく、心地よい暮らしに繋がっていると感じます。 　家づくりの過程のみならず、暮らしはじめてからも折に触れお世話になっていますが、質問や相談がしやすく、丁寧に対応してくださるのでとても信頼しており、このご縁に感謝しています。

自宅新築工事を依頼しました。当時土地をまだ探している状態でしたが、プロの目から見た素人の気づかない土地の特徴、利点・リスクと、コスト面のアドバイスをくださり、新たな提案をしていただいたことで当初予定のなかった平屋建て中庭コートハウスが完成しました。 強引な自分の作品作りとしての建築ではなく、住み手の嗜好、暮らし方も重要だと考えてくださるので、なんだかおしゃれだけど住みにくい家ができるのでは、という心配は不要です。 建築後の１０年経った今でも、家に関してなにかあれば図々しく気軽に連絡させていただいております。時代の変化、技術・製品の進化や建築制度の変更点など、プロとしての多様なアドバイスをくださいます。このように長きに渡って相談できる方がいるというのは「家」という大きな買い物をする際に重要なポイントではないかと実感します。 家づくりは竣工がゴールではなく、家族やライフスタイルの変化に合わせて手を入れていかねばならなくなるものです。長く信頼し、話せる関係を築こうとされる姿勢の方と家づくりができたことに感謝しています。