MONDO｜モンド

Philosophy 木には何十年、何百年かけて育った証である年輪があります。伐採後、製材したときに現れる木目はその木がどんな土地や環境で育ってきたかを物語っています。きれいで素直な木目、力強い絵画のような木目、同じ柄はありません。モンドの家具はそれらの木目や色調、手触りなどの良さをデザインに取り入れ、ディティールを決めていきます。天板や扉等の鏡板には特に気を使い、木取りを行います。また天然木の無垢材を使った家具は加工後も反り、ねじれ、伸縮などがおきるため、それらを考慮した構造にする必要があります。時にはその構造をデザインに取り入れながら、モンドらしい家具を作りたいと思っています。 天然木を使って作られた家具を使うことは、今の時代とても贅沢なことになりました。天然資源である木を大切に使うことは作り手にとっての責任です。良い材を使い、しっかりと作られた家具は長い年月の使用にも耐えながら風合いを増していきます。時代が移り変わっても価値を損なうことなく、むしろヴィンテージ家具、そしてアンティーク家具としてメンテナンスや補修をされながら使い続けられるような家具をデザインし、作り続けていきたいと思っています。 Design and Crafts モンドでは良質な天然木を使い、素材感を大切にした家具づくりを心掛けています。 「デザイン アンド クラフト」をキーワードに、現代の日本の住環境に合った、シンプルでタイムレスなデザインのオリジナル家具を展開し、小さな工房で数人の家具職人の手によって製作しています。受注製作、または小ロットでの製作とし、大量生産では苦手な手仕事を感じることができる、味のある家具づくりを目指しています。