想設計工房｜小島 建一

25坪弱の小さな角地に、工夫を凝らして実用的かつ気持ちの良い家を建てて頂きました。 基本設計から詳細設計に向けて何度も丁寧に打ち合わせを重ねながら、私たち夫婦の優先順位を整理し、見える形にまとめていただきました。 気に入っているポイントは以下 1.T字建物で一階に寝室2つと和室を作りつつ、北側の車庫と南側の坪庭も確保。 2.二階のリビングは天窓や三角窓から光が差し込み、開放的で気持ちが良い。 3.造作家具で壁と収納を兼ねてスペースを節約しつつ使い勝手が良い。家具を買うよりオトク！ 他にも沢山良い点がありますがこれぐらいで。 家を建てた後に生まれた一人娘が『私のおうち大好き～！』と言ってくれるのが何よりの褒め言葉です。

子供二人の四人家族と、私の父母の二世帯住宅を作っていただきました。居心地の良い「ののの家」での暮らしは７年になろうとしています。本の大好きな私たちが特にお願いしたのは『本のある空間』にしていただくこと。その上で小島さんからは、家族全員が並ぶ勉強机案が出された時には、もう絶対こちらにお願いしようと決めた瞬間でもありました。 こだわりの強い我が家の意見を小島さんは、プロの視線と情熱をもって素敵なものに仕上げてくださいました。 この家は、育児や介護で日々変化していく私たちと共に生きているような気がしています。費用の面を考えてみても、人生で一番大きな買い物　それに相応しい、それ以上のものを手に入れることができたと実感しています。 いずれにしても、小島さんのような専門家に出会えたことは、私たちにとって本当に幸運なことであった、と心から感謝しているのです。

我が“江古田の家”は２０１８年７月に竣工したのですが、その夏の記録的な酷暑にも負けず、秋の度重なる台風の襲来にも負けず、また冬の寒さに震えることも厄介な結露もなく今日も快適に過ごしています。 設計・監理にあたっては小島先生にお願いし、誠実・丁寧に、そして極めて正確に“江古田の家”づくりに取り組んでいただきました。 それほど大きくない土地でしかも耐震耐火の基準が厳しいエリアに、私たちの様々な要求を盛り込んでいただき、結果として期待を大きく上回る素敵な家が出来上がりました。 ・・・例えばある休日。１階の倉庫兼音楽室で楽器の練習をしていると妻は２階工房でステンドグラスの制作を行い、母は３階自室で好きなカラオケを歌う。夕方になれば爽快な屋上で庭園や景色を眺めながらビールで乾杯、夜は皆そろって気持ちの良いダイニングで食事をし、寝る前はふたたび１階でバー風に照明を落としレコードを楽しむ、という自由自在な生活が実現できています。 これは事前に小島先生とじっくり私たちの希望や思いを伝える話し合いを重ね、肝心なところではプロならではの視点での提案を出していただき、それらを的確な監理のもと腕利きの工務店さんにきちんと具体的な形にしていただけたからだと思います。ブログを拝見したりお話を伺うと小島先生はこれまでの多くのクライアントの皆さんと長きにわたり良い信頼関係を築かれていますが、なるほど、このような家づくりが出来ればさもありなん、と納得しました。 “江古田の家”とはまだ付き合って１年弱ですが、これからこの家とどのような愉しい生活を創っていけるかと想像すると思わず笑顔になります。

ピアノ室を持つ６人家族のための家を設計・監理していただきました。ピアノ室を含む１Fはコンクリート造、リビングを含む２・３Fは木造です。外観は、１Fはコンクリート打ちっ放し、２・３Fはガルバリウムで、中庭があります。そう聞くと、先鋭的なデザインを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、内部は木を多用し、無垢のフローリング、自然塗装や漆喰を用いた空間になっています。 小島氏との関係はOZONE のコンペから始まりました。３人の建築家と面接したのが2005年7月、実際のコンペは9月25日、その中で小島氏の案が非常に気に入ったため、契約となりました。その後基本設計の打ち合わせを始め、2006年2月に基本設計終了、4月に実施設計終了でその後工務店へ見積もり依頼、見積もり調整を経て6月に工務店と契約、という流れでした。竣工は 2007年1月です。 基本設計は２週に１度くらいの割合で打ち合わせをしました。午後１時ごろからはじまり、夜７時８時までおよぶこともありました。かなり大変でしたが、自分たちの意見を反映した家を建てるにはそのプロセスが大切でした。どんな建築家を選んでも、こういうプロセスが必要ですので、自分たちと気の合う建築家を選ぶことがとても重要です。そして我々にとって小島氏はそういう方でした。 我々はもともと要望をストレートに口にするタイプなのですが、小島氏はとりあえずそれを聞いてくれて、ただし、無理なところ、割に合わないところ、センスが問題なところはその度に注意してくれました。結果としてできた家は、小島氏のこれまでの流れを汲みながら、自分たちの家でもある、そういうものになったと思います。 いろいろお薦めしたいことはあるのですが、一つ選ぶとすればピアノ室かもしれません。妻がピアノを弾くので、「夜中の１２時にグランドピアノを弾いても隣から苦情がこないようにしたい」というのが条件でした。コンクリートの部屋の中に木の部屋を作り込む形でピアノ室をつくりました。中でピアノをガンガン弾いても、真夜中に窓際で耳をすませば少し聞こえるかな、という程度で、全く問題になりません。その部屋の写真をアップします。小島氏の事務所のウェブページにも「大井町の家」として掲載されているので、よろしければチェックしてください。

最初から最後まで親身になってアドバイスをいただき、大変感謝しております。 私たち家族の要望をきちんとくみ取って形にしてくださいました。 我が家は小島先生の設計事務所から離れた場所にありますが、施工中は毎週、要所要所で通ってきてくださり、プロの目でチェックしてくださいました。 マイホーム作りは楽しい反面、いらいらすることも多い、と聞いていましたが、我が家の場合はストレスフリーで幸せなものでした。これはすべて、誠実で穏やかで、センスの良い小島先生のおかげです。 もう一軒建てられるなら（建てられませんが）迷わず小島先生にお願いすると思います。