中川龍吾建築設計事務所

このたびは大変お世話になりまして、ありがとうございました。
ご縁があって家づくりに関わらせて頂きました。

設計事務所による家づくりは、建て主さんのご希望に応えるのは必要最低限。
それ以上によい家とするための提案を行ったり、建て主さんと知恵を出し合ったり．．．それをプロの視点で具体化。
更にコストや現場でのさまざまなチェックを行うことで、質や満足度の高い住まいを提供することにあると考えています。
（商品としての家との違いはここにあるでしょう）

一方で、設計者が一生懸命になったとしても、建て主さんのお考えや判断の方向性と合わなければなかなか納得ができるいい住まいにすることは難しいものです。
建築の設計は、建て主の方と設計者との共同作業といえると思っています。

その点では、今回の家づくりはいい建て主さんと巡り会えたことが何より上手く進んだ要因でしょう。
設計監理は、１～２年にわたっての打合せ・お付き合いと同時に、非常に多くの検討や作業の積み重ねによるものですが、
楽しみながら手がけさせて頂きました。

建物が完成して私の手からは離れましたが、これからの長い年月を建て主さんやご家族の方々と共に、より良い時を過ごすことができる住まいになる事を期待しています。

こちらこそ、ありがとうございました。

このたびはレビューへの投稿を頂きましてありがとうございました。
また高い評価を頂きましたこと、重ねてお礼申し上げます。
住宅の設計においては、各居室への採光と通風、機能的な動線計画と共に床面積の有効利用などに対しては、日頃から非常に重要視をしていることから、今回もそれらの視点を主として原設計図のチェックや別案提案をさせて頂きました。
一方、意匠上の問題に関してはさまざまな可能性を提示することに留め、あとは建て主さんが選択をされるようにというスタンスでアドバイスやご提案をさせて頂きました。
お役に立てましたようで何よりです。
建て主さんにとって、納得のいく良い住まいになります事を期待しております。

このたびは非常に丁寧なコメントと共に高いご評価を頂きまして、ありがとうございます。

こちらでのセカンドオピニオンは、もちろん業務の一環として行っているものではありますが、私が直接設計を行う住宅以外でも、これまでの経験や知識を活かして家をつくる方々のサポートを行いたい、という意図で始めたものです。

住宅メーカーや工務店で家づくりをされている人から、設計に関わるさまざまなご相談を受ける中で、そのようなサービスを行うことは建て主の方々にとって有益であると共に、私自身も知見が広がるだろうとの考えからスタートして、早いものでいつの間にか12年が経ちました。

今回は改善案の提案だけでなく、別案提案、建物形態や立面提案等、フルコースと言えるご依頼を頂き、さまざまな提案をさせて頂きました。

設計段階における設計者の役割は、建て主さんにさまざまな可能性を提案したり、それらのメリットやデメリットを丁寧に説明すること等により有益な情報提供を行って、建て主さんに納得ができるまで考えて頂く事、建て主さんの判断をサポートさせて頂くことだと考えています。

これは直接こちらが手がける住宅であっても、今回のようなセカンドオピニオンにおいても同様のものです。

今回、こちらが関与させて頂きましたことにより、建て主さんにとって納得できる家、満足度の高い家に近づけることができていれば、私としてもそれほど嬉しいことはありません。

家は設計が完了すればひと段落ですが、完成するまでが設計だとも言えます。
いい家ができますよう、期待しております。

まずはレビューのお礼まで

中川龍吾／中川龍吾建築設計事務所

このたびの対応に関して、レビューへの記載を頂きましてありがとうございます。
ご依頼の内容から、早い対応が必要でしたので休日にお時間を頂きました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

Houzz ユーザー：204590241様
このたびは大変きびしいご評価を頂きました。
どのような形でお問い合わせを頂いた方か、またはその有無も含めて知る術がありませんが、実際お話をさせて頂き、ご評価のような印象を与えてしまっていたとしましたらご容赦願います。この場を借りて謝罪をさせて頂きます。

弊社では、ＨＰのタイトルやトップページ、その他のページにも記載させて頂いていますが、一般的な住宅よりもまた設計者よりも「質」にこだわり、ソフト面でもハード面でも長持ちする家づくりを提供していると考えております。
そのため、設計期間及び工事費につきましては、建築条件から想定される期間よりも短期間であったり、一定の額（下記）に満たないものに関しましては、早い段階で設計のご依頼はお断りをさせて頂いております。
打合せを進めてから双方が認識の違いや思惑が異なることに気づいて不快な思いをするよりも、双方の思いや条件等を早い段階で事前確認をした方が、無駄な時間を省くと同時に、前述のような不快な思いをせずに済むだろうと考えているものです。
（実際、設計を進めた後になって当初の予算とかけ離れた工事費が出てきて設計者と建て主の方の間でトラブルになったという話はよく耳にするものです。弊社ではこのような事が起こらないように心がけています。）

もちろん、日常的に無料の建築相談をお受けしていたり、セカンドオピニオンサービスといった事も行っており、設計依頼とは異なるお話であったりお問い合わせの場合には、設計期間や工事費に関してはお断りをする条件・対象とはしていません。

頂きましたレビューの「上から目線．．．」ということに関してですが、私は設計者と建て主さん、施工会社さん（主に現場担当者）とは基本的に対等な立場が最も良い関係性だと考えています。
発注者（建て主さん）は上ではなく、設計者や施工者は下ではない。
設計者（建築家）は受注者である一方で先生と呼ばれたりと、場合によってさまざまな状況、環境、立場に位置するものですが、基本的に建て主さんと設計者、施工者の３者は本来、全く対等な立場で、それぞれがそれぞれの責任と知恵によってひとつの家を造り上げるのが家づくりにあたって非常に大切なことと考えています。
そのような事もあり、お客さんだから・・様とか、設計者だから・・先生とか等という形式にはこだわらないようにしたいと考えています（皆が・・さんと呼べる関係です）。
このあたりも、誤解を生じさせてしまった要因かもしれないと思い、コメントをさせて頂きました。

最後に、記載されたレビューに「お金をいくらでもかけられる施主．．．」とありましたのでこれについて記させて頂きます。
お問い合わせを頂いていたとしましたら必ずお話をさせて頂いていたはずですが、当方では、上記の「質」という観点から、木造住宅におきましては工事費（坪単価）の最低線は８５万円／坪というお話を皆様にさせて頂いております。
この額をいくらでも．．．と言われてしまうのは、正直な所、大変心外に思っております。

以上、頂きましたレビューに関しましてコメントを記させて頂きました。
これまでのお話（？）、並びに上記コメントに関して、それでも失礼な点や不快に思われる点がありましたら、それにつきましてもご容赦願いたいと思います。
ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。

善福寺の家の建て替えにおきましては大変お世話になり、またこのたびは本レビューに投稿を頂きまして、ありがとうございました。

２世帯のそれぞれ異なるご要望をひとつの形にまとめることは、双方の世帯のご希望の共通点とそうでない事とを整理して家の形を組み立てる作業になりますが、２世帯住宅の設計の最も難しくもあり面白いことだと思っています。

ただそれも建て主さんが一緒に考え、こちらからの提案や問いかけに的確なご判断や回答を頂けていたことによるものだと思っています。

それがあったからこそ、ご満足頂ける家にすることができたのではないかと思っています。

私の方も楽しみながら、またワクワクしながら設計・監理をさせて頂きました。
この場を借りて、あらためてお礼を申し上げます。

このたびは大変ありがたいお言葉を頂きまして、ありがとうございます。
設計者の役割は、建て主さんが納得のいくもの、またそれ以上のものを提供すること、と思っています。
そのためには、充分なコミュニケーションはもちろんですが、よい結果を出すために双方が試行錯誤しながら手順を追いながらひとつづつ結論を出していくという地道な共同作業を繰り返す必要があると考えています。
そのような点では、設計段階から完成に至るまで、建て主さんも大変だったことと思います。
長期のわたり、おつき合いを頂きましてありがとうございました。
あらためてお礼申し上げます。