◆ プロジェクトの遅延や変更にも柔軟に対応

プロジェクトの変更にフレキシブルに対応することは重要です。顧客に見積書を送信した後、プロジェクトの遅れなどにより商品の在庫や価格に変更が生じた場合、見積書がすでに承認されていても、変更できるようになりました。

また、発行済みの請求書を取り消すことができるようになったので、常に変更を反映させて最新状態に保つことができます。

◆ レイアウトが一新され操作が簡単に

新バージョンではすべての表示が簡略化され、ノートパソコン上でも見積書を編集しやすくなりました。また、項目数が多い場合でも、スクロールが簡単にできるようになりました。

以下に、便利になったポイントをまとめます。

1. 顧客情報を変更することなく、見積書の請求先情報をワンクリックで更新できるようになりました。画面の右上にあるペン型のアイコンから、自分用の文書情報を追加したり、請求先のメールアドレスや住所の情報を変更したりできるようになりました。カスタム項目を追加することもできます。

2. 特記事項や備考欄に書式設定機能が追加されました。編集画面で、文字を太字、斜体、下線付きにしたり、箇条書きや番号付きリストを指定することができます。

また、テキストボックスの大きさを広げられるようになり、テキスト全体が編集しやすくなりました。

3. プレゼンシートのダウンロードなどの機能へすぐにアクセスできます。見積書の編集画面上部にある [その他の操作] ボタンから、見積書を PDF ファイルへエクスポートしたり、プレゼンシートをダウンロードするといった便利な機能にアクセスできます。

4. 「編集」モードと「プレビューして共有」モードの切り替えが簡単になりました。見積書のプレビュー画面では、顧客へ送付する文書で何を表示するかの設定がわかりやすくなりました。表示する価格情報を選択したり、項目ごとの承諾を設定したりするには、関連するチェックボックスをオンにします。

見積書が出来上がったら [共有] ボタンをクリックしましょう。メッセージのテンプレートを作成・保存しておくと、見積書の送信時に繰り返し使うことができ、時間を節約できます。