
Casa vintage
Houzz ユーザーのコメント:

4位 インテリアスタイリストの川合将人さんによる《Casa vintage》。Casa BRUTUSにも掲載されたビンテージスタイルのリビング。ミッドセンチュリーの家具と、エキゾチックな家具や小物といった一見合わなそうなものを組み合わせたスタイリングが4位にランクインしました。

ヴィンテージ家具とプリミティブテイストラフな素材感のある壁と床は、高度なミックス技を利かせた家具スタイリングも引き立てます。ここにあるのはハンス・J・ウェグナー、マルセル・ブロイヤーといったデザイナーのヴィンテージ家具と、プリミティブなアフリカのアートや家具、テキスタイル。「家具類にはグリーンやブラウンの色味を用い、アクセントとしてフランスのアーティスト、ナタリー・ドゥ・パスクエが80年代にデザインしたポストモダンな装いのフルーツボウルやクッションカバーを使用して遊び心を加えています」と、インテリアスタイリストのKAWAI MASATOさん。「デザイナーズとアノニマスとのミックス、またインダストリアル、ヴィンテージとカテゴリーにとらわれることなく、素材や色のチョイスで統一感を持たせることが大切です。難しそうに見える柄×柄というテキスタイルの使い方でも、幾何学的なパターンを用いたアフリカンテキスタイル同士でトライしてみるとうまく合わせられます」とのアドバイスです。

左の事例は古材のフローリング材です。時間を経たことにより木材の水分や揮発成分が抜け、かさかさとしたマットな印象。表面の自然なダメージが魅力的です。一般的なフローリング材は「実(さね)」といって、フローリング同士を組み合わせる凹凸が加工してありますが、古材ではその加工がされていないことも多くあります。割れやささくれが肌を傷つける可能性もあるので、室内履きを使うことをおすすめします。
Houzz 寄稿者のコメント:
